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モテモテ呪いを解け! キャッキャウフフな悪夢の一日
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【修羅場のようで、そうでないような】
その日……
矢萩 咲
はモール買い物をしていた。
(極夜君がこの前誕生日だったらしいな…知らなかったとはいえ折角の知り合いだ、誕生日プレゼント位用意しなければ)
極夜君というのは、
哀坂 極夜
のことである。
咲は彼に何が似合うだろうと考えながら、モールで極夜への誕生日プレゼントの品定めをしている。
ついでにそのままプレゼントを渡すつもりで、極夜にメールを送っていた。
おそらく、もうまもなく彼は来るだろう。
(あと少しで決まりそうなのだが……さて)
悩みつつも、アクセサリーショップでペリドットのネックレスを購入し女性の店員に包装をしてもらう。
この時点でまだ事件は発生していないし、咲は買い物に集中していたので外の騒ぎを知るよしもなかった。
(ん、これは?)
包装の待ち時間、珍しいアクセサリーコーナーで『三鈷剣』のシルバーネックレスを発見した咲は、それも追加で購入する。
(この剣は邪心や煩悩を断つらしいな。これは宿敵である七峯君に渡さないといけないな。なぜかそんな気がする)
七峯君とは、
七峯 亨
のことである。
ついでに、コレも色を変えて包装をしてもらって店を出る。
メールで、自分のいる場所を伝えつつ、メールの返信を待った。
ちょうどその頃、モールを歩く二人の男性がいた。
先ほど話に出ていた
哀坂 極夜
と
七峯 亨
の二人である。
「……おや? 貴方も咲先輩に呼び出されたのですか?」
「いや、ちょっと買い物に来ただけだ」
幸運なことに、この二人はまだ女性とエンカウントしていない。
なので、島が少し騒がしい程度の認識で異変が起きていることは知らない。
「奇遇ですね、宜しければ咲先輩がいらっしゃるまで少し、如何です? 」
「……ま、退屈しのぎにはなるか」
丁寧な極夜に亨は了承の意を示す。
こういう経緯があって二人が歩いていたのだが……。
「おや、メールですね。……目と鼻の先にあるあのアクセサリーショップですか」
「気づいたみたいだな」
メールを打ったところで、咲が二人に気づいたのか二人の方へと歩み寄ってきていた。
「「……」」
そのとき、見えない火花が二人の間で散った……ような気がした。
「む、ちょうど良いタイミングだな」
そう言って、咲はアクセサリーショップから出てすぐの所にいた二人の方へと歩み寄る。
「こんにちは」
「こんにちは、咲先輩」
「姐さんお疲れ様です」
そう言って挨拶した咲に極夜と亨がそれぞれ挨拶を返す。
「二人とも、これを受け取ると良い。特に、極夜君は誕生日だったからな」
そしていくつか言葉を交わした後、咲は誕生日プレゼントを極夜に渡す。
「……咲先輩、覚えていてくれたのですか?」
感動したような声を極夜は出す。とてもうれしそうだ。
「それと、こいつだな」
次の包みを亨に渡す。
「ぷれぜんとふぉーみー? Why?」
戸惑いながらも、プレゼントを受け取る亨。
それぞれ、出てきたプレゼントを見て感想を述べつつ身につける二人。
が、なぜか二人の様子がややおかしくなっていく。
「とても嬉しいです、ありが……っ!?」
(なんだろう、おさえきれないこの感情……もしかして)
極夜が。
「煩悩退散って、それで退散してたらとっくに真人間ですぜ俺ぁ。ま、まあ、兎に角サンキューっす!大切に使います!」
(なんだ、これ、この感情は……!)
そして亨が。
「咲先輩……」
「姐さん……」
じっと、咲を見つめる二人。
男性付近に至近で見つめられた咲は、少し戸惑っていた。
(少し、様子がおかしいぞ)
少し警戒する咲に、極夜と亨が迫る!
「……ありがとうございます……。ですが! ……私……いや俺は、貴女を心の底から所望します。愛して、います」
ずいっと、極夜が前に出ればそう発言し。
「姐さんの事、大好きです。怒られるのも仕置かれんのも、全部含めて、好きなんです」
ずいっと、負けじと亨が前に出て言う。
「な!? 何を…ふざけるのも大概にしなさい!」
「「真剣なんです」」
咲は、顔を赤くし動揺して叫ぶが、極夜と亨は互いを牽制しつつ同じ言葉を咲に投げかける。
((こちらの方が、好きだ!))
双方とも引くつもりはない。
「俺は……本気なんだ……! ふざけていないの、分かりますよね? 先輩……この気持ちを受け取ってください。どんなに時間がたっても俺から先輩への愛は変わりません。今この最高の気持ちを、先輩に受け取ってほしい」
極夜は、いつもの彼とは打って違ったように迫り。
「姐さんの事、大好きです。怒られるのも仕置かれんのも、全部含めて、好きなんです。それに、何よりも、目を見てしまいました。目で惚れて身で惚れて、厳しさにも強さにも……惚れちまいました」
亨も負けじと、咲へと迫る。
咲は、顔から湯気が吹き出そうなくらい真っ赤な顔をして、冷静さを取り戻したいと願うように息を整えようとするが、怒濤のごとき赤き血潮がそれの邪魔をする。
「……ッ!は、破廉恥です! 好きだとか愛だとか……せ、責任もとれない学生の時分に言うのはやめなさい! 」
かろうじて、高鳴る胸を押さえつつ出た言葉。
咲は、いっぱいいっぱいになりつつもなんとか言葉を叫ぶ。
「すんません姐さん、体がほぼ勝手に……でもまんざらでもないっつーか、正直に口にも手にも滑ってもらいます」
「俺は、あなたを幸せにしたい……あなたと過ごしたい、あなたと笑いあって行きたい。そう思っては駄目ですか?」
亨が、極夜がゆっくりと、追い詰める。
「……!?!?」
しかし、咲は身を翻すと逃走を始める。
そんな咲を全力で極夜と亨は追いかけるのであった。
お互いに、咲を一番好きなのは自分たちだと言わんばかりに……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月29日
参加申し込みの期限
2014年09月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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