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宿題終わってない子、集まれー!
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●はじめましてと、よろしくね
「おはようございます。今日はよろしくおねがいします」
丁寧に頭を下げて、小学校3年生の
夢月 姫
は、大きな瞳を細めた。
「これ、良かったら勉強しながら摘んでください」
姫はトートバッグから たっぷりと出したお菓子を、どこからでも手を伸ばしやすいよう、小分けにして それぞれのテーブルにセッティングした。
ポップでカラフルな包みのお菓子は、チョコレート、クッキー、キャンディなど。
どれを食べようか、考えるだけで楽しそうだ。
「おおー、うまそー!!」
「ありがとうだよ~」
姫と同じ学年の
花月 勝治郎
と
曖浜 瑠樹
は、素直にお礼を言うと、早速お菓子を頬張っている。
「疲れた時は甘いものがいいって、お父さんが言ってたから」
「ぬおーっ! なんか急にやれそうな気がしてきたぜ!!」
ニカッと笑う勝治郎の口元についたチョコレートを、ティッシュで拭ってあげる姫。
「これで綺麗になりました」
瑠樹は照れる勝治郎と、満足そうに頷く姫を交互に見比べて、朗らかに笑った。
「なんだか、お姉さんみたいだねぇ」
「あ、帝(みかど)……小さい弟が居るから、ついクセでやっちゃいました」
恥ずかしいですと、頬を押さえる姫。
「うち共働きだから、夏休みの間はずっと弟と遊だり、家のお手伝いをしてるんですよ」
「へー、チョーえらいじゃん」
畑夫人の手伝いで、麦茶が入った金色のやかんを運び込むのは、姫達より学年1つ上で、4年生の
結緑 一色
である。
スカートとニーハイソックスの間から覗く絶対領域が眩しい、美少女……かと思いきや、母の趣味でお手製のスカートを穿かされているだけの、スカート男子である。
一色は汗をかいた大きな やかんから、グラスに麦茶をついで回る。これが結構重労働。
丈の短いスカートも際どい事になっていたが、神の力かギリギリで見えない。
「ありがとうございます」
「いいってことよ。それよりなんでえ、宿題終わってねえやつ、こんなにいんのかよ?
まあ、オレさまちゃんが手伝ってやるけどよ」
「やりぃ! おれは算数のドリルが終わってないんだよなー」
空欄だらけのドリルをぱらぱらと捲って、勝治郎は大仰に肩を竦めた。
「オレは宿題はちまちま進めてて、残りは自由研究と読書感想文かなぁ」
瑠樹の言葉に、姫は同じですねと反応した。
「私も読書感想文がまだです。興味を持った本を選ぶって聞いてたから、お母さんの本棚にあった本から選びました」
そう言って、姫が取り出したのはハードカバーの書籍。
「ノルウェーの林? 聞いた事あるな……ってか、それ」
覗きこんだ
三上 塁
が、ごくりと喉を鳴らす。
恋愛モノじゃなかったっけ……?
そーっと姫の顔色を伺えば
「大丈夫、難しい漢字が書いてあっても、これがあるから」
と、無邪気に微笑んで、漢字辞書を取り出した。
「ああ、そうか……ハハ、エライな……」
全然、大丈夫じゃないぜ!
苦悶の表情を浮かべて、塁は麦茶を飲み干し、瑠樹に水を向ける。
「ボクは何を読むのかな~?」
「オレは……じゃーん、『ぬいぐるみたちの夜』!」
「そ……それは……!」
ミステリーじゃなかったっけ……?
再び苦悩する塁の胸の内など、露知らず。瑠樹は、ほのぼのと笑っている。
「色んな縫いぐるみ達が、冬の小屋に集まって色々する話らしいねぇ」
「ソ、ソウダネ……ガンバッテネ……」
「うん!」
「そうだ。初めての人も居るし、自己紹介しませんか?
私は
夢月 姫
です、家は旧市街で両親と弟の帝、それと……」
そして姫が見せてくれたのは、子供携帯の待ち受け画像。
寄り添った黒毛と白毛の猫が、こちらを見上げている、愛らしいツーショットだ。
「うちで飼ってる、『くろ』と『しろ』です。お手とお座りと、待てをするんです」
「えー、ホントに? チョー犬みたいだな」
「とっても賢いんですよ」
「なるほど~、次は?」
一色が集まった面々を見回す。
誰も手を上げなかったので、こういうのは年上からだよなと適当に決め付けた。
「あ、じゃあ俺達からだな……寝子中3年の
三上 塁
だ。気さくに、るいるいって呼んでくれ!」
精一杯の笑顔を見せる、塁だったが。
……るいるい? なんか、外見とのギャップが……。
鎮まり返る室内が如実に伝える、子供達の戸惑い。
――は、外したか……!?
冷や汗が、塁のこめかみを伝った。
「だ、だいたい分かると思うから、何でも聞いてねー」
気を取り直して、笑顔を貼り付ける塁だったが、しばらく子供達が手の届く範囲内に来てくれなくて、どよーんと部屋の隅っこで落ち込む羽目に陥るのであった。
「次は俺か。あー……
新江 天懸
。寝子中。よろしく」
塁の後だったお陰もあって、天懸の軽い挨拶は、コワモテにも関わらず普通に聞いてもらえた。
「自己紹介か。俺はあの猫娘(
鍋島 奈々美
)のお目付け役の、
赤羽 勇樹
だ。
一応、高1までの予習はしてるから、分らないことがあったら、俺に頼ってくれて構わない」
誰がお目付け役か、と冷ややかな視線を投げる奈々美に気付く事無く、勇樹は胸を張る。
「何、『正義』は困っている人を見捨てない。俺が教える」
「暑苦しいやっちゃなぁ……」
奈々美は溜息。どうやらこの二人、ノリツッコミの関係が確立しているようである。
「あ、そうや。小中学生合同の勉強会とか、ちょっとした微笑ましい記事になると思うんやけど。
……取材させてもろうてもええか?」
寝子中新聞部
の部長としての、使命に燃える奈々美が提案した。
「もちろん、プライバシーには配慮させてもらうで!
写真撮ったりはするんやけど、あくまで皆の思い出の一枚の為のさかい。新聞には使わん」
好奇心旺盛で新しい話題には目が無い奈々美だが、プライバシーへの配慮は忘れない。
マスゴミと揶揄される、心無いマスメディアは憎悪の対象だ。
安心してや、とウィンクする奈々美に、そういう事ならと皆も頷いた。
「おおきに!」
「今日はお世話になります! つまらないものですが、これ皆さんで食べて下さいね♪」
キュートな笑顔で、高価そうな菓子折りを差し出した少女は、お洒落に興味がある女の子なら、どこで買った服なのだろうと興味を持たずには居られない、可愛いらしくもパンチのある服を身に纏い、にわかには三次元の存在とは信じられない程。
羨望の眼差しを向ける皆に満足そうに頷くと、少女――いや、実は少年だった――は自己紹介を始めた。
「Привет! 中1の
霧生 里桜
だよ♪
夏休みから寝子島に来たんだー、里桜 転校生だし、この機会にお友達欲しいな! よろしくね♪」
軽く膝を曲げて挨拶する里桜。
「ひょっとして、混血なん?」
「うん、日露のクォーターなんだー。今日は親戚の穂月に誘われて来たんだよ、仲良くして欲しいな♪」
どこか儚げで蠱惑的な印象を持ちながら、元気を振りまく彼は、さながらバーチャルアイドルのようだ。
もっとも。
(……まあ、こんなもんでいいでしょ)
好意的な反応を見ながら、冷めた事を考えている腹黒でもあったのだが。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月01日
参加申し込みの期限
2014年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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