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赤銅 スフィア
はガチガチに緊張していた。
相変わらず帽子は被ったまんま。隅っこで、ぷるぷる震えていた彼女だが、出来たばかりのお友達が小さな手を、ぎゅっと重ねてくれたから。
「赤銅ス、スフィア……です……」
震える声で それだけを言うと、スフィアはまた座り込んだ。
皆には良く聞こえなかったみたいだけど、もう一度言う勇気はない。
「スフィア、頑張った」
それでも友達は、笑ってスフィアを称えてくれた。
「ああ、俺も一応自己紹介しておくかな。5年3組の
樹弥・エヴァンズ
だよ」
吸い込まれそうなスカイブルーの瞳と、くせの無いプラチナブロンドの髪をした樹弥は、日英のハーフである。
品良くベーシックな服を着こなした、小さな紳士だ。
もっとも彼が紳士を発揮するのは、女性限定なのだが。
「こう見えて生まれも育ちも日本だから、日本語は平気。英語も必要なら、一応は出来るよ」
一部の中学生が、口を開けて見ているのに、少し苦笑い。
「あと算数は得意だから、宿題も少しは手伝えるんじゃない? ま、必要な人がいたらだけどさ。
……むしろ俺が、絵心がある人が居たら、助けて欲しいくらいなんだけどね」
かくりと首を傾け、肩を竦める。樹弥は話の締めくくりに、ちょっぴり笑いを誘った。
顔見知りの そふとに誘われてやって来た樹弥は、実は宿題の絵日記が片付いていないのだ。
「次はボクかな?」
立ち上がったのは、樹弥と同じく金髪碧眼の少年。
吹き渡る風を連想させる、爽やかな印象の持ち主だった。
「ボクは
エルカディア・シュルツ
。長いからエルクと呼んでくれ。
ドイツからネコジマに来て、3か月くらいになるかな。日本の文化が大好きだ。ヨロシク」
物事は全力で楽しむ主義の、エルカディア。勉強会の噂を聞きつけて、乗り気でやって来た。
彼の現在の住まいであるシーサイドタウンも、現在の日本の姿をよく表していたけれど、昔ながらの生活スタイルが残る農家に来れるなんて、素晴らしい。
「使ってないしボロいけど……日本のものに興味あるなら、あとで納屋に千歯こきとか昔の農具が保管してあるから、見る?」
そふとに言われ、エルカディアは「是非!」と目を輝かせた。
「でも、センバコキ、それは何かな……あ、チガウ、何ですか?」
顎に指を絡ませて考え込むエルカディアに、樹弥が補足する。
「麦や米を脱穀する、櫛のたくさんついた農具だな……ちなみにセンバは数字の千と、英語で言えばトゥース、歯って字を当てるんだ」
「なるほど!」
「ま、俺も教科書で見た事があるだけで、現物は見たことないんだけどな」
「そんなキチョウなものが、見れるなんて、ボクは幸せだな……ソフトさん、アリガトウ!」
「いやいや、そんなたいそうな物じゃ……」
感動のあまり、小さくガッツポーズをするエルカディアに、恐縮する そふとであった。
「寝子小3年2組、
曖浜 瑠樹
だよー。
着ぐるみや、縫いぐるみとかが好きだねぇ……皆、よろしくなぁ」
瑠樹も短いながら、的を得た自己紹介をした。
ウサギの縫いぐるみを抱きしめたスフィアに、にこりと微笑めば、瑠樹の笑顔は不思議と皆の緊張を解きほぐす。
「オレも3月に家族で引っ越してきたんだよぉ。あと、うちにも白い猫がいるんだぁ。
家はシーサイドタウンだから、良かったら遊びにおいでよぉ」
「よっし、次、おれの番!」
勢い良く立ち上がるのは、学生帽+肩にマントの如く学ランを引っ掛けた、腕白ボーイ。
「ねこしょー3年の、
花月 勝治郎
! かっつんって呼ばれてるぜ!
困っている人を助ける、強い番長になるのが目標」
愛嬌ある、くりくりした目を輝かせて、勝治郎は宣言した。
勇樹が含み笑いをした奈々美に、こっそり肘でつつかれたのはご愛嬌か。
「幼稚園の頃、おれを助けてくれた、どこかのにーちゃんみたいに、かっこよくなるんだ!」
分かりやすいヒーローよりも、斜めに構えた、ちょっとワルっぽい正義の味方になりたいらしい。
もっとも、ひたむきに恩人の背中を追いかける勝治郎の場合は、まだまだ形程度の微笑ましいワルではあるけれど。
「えっと、じゃあ次は、あさひいくね」
夏の女児服らしい、ふわりとしたチェックのワンピースを揺らして立ち上がるのは、さらさらのロングヘアーを頭頂部で大きなお団子に整えた少女。
「えっと、3年3組の
椎名 あさひ
だよ。
あさひは、おかあさんがくくってくれる、この大きなお団子頭がお気に入りなんだー。
それと写真が好きで、このドイツ製の二眼レフで、見つけた かわいいものとか、ステキなものとかを撮ってるんだよ。
この夏も、島のあっちこっちで、いっぱい撮ってるんだー。
後はぁ……最近おとうさんの買ってくる、ボードゲームにハマってるよっ、てことくらいかなぁ?」
近頃、カメラを通じ世代を超えた友人も出来て、あさひの毎日は結構充実しているらしい。
自己紹介の最後を飾るのは、最年少のチャイナっ娘である。
表情こそほとんど変わらないものの、ほんのり頬を染めて彼女は口を開いた。
「るいりは、
劉 瑞麗
。小学2年生。生まれも育ちも上海、故あって家出してきた」
家出という不穏なワードに皆は瞬きしたが、瑞麗はそれには物怖じせずに、話を続けた。
「寝子島には叔叔がいる。るいり、友達少ない……人見知り直して、友達沢山作りたい」
友達について言及する瑞麗は、どこか不安定ないじらしさで、皆を和ませた。
「ハマってるのは、インスタント拉麺。島にきて初めて食べた、好吃びっくり!
上海のおうちは、こってり満漢全席ばかり。とても新鮮」
「あ、わかるぜその気持ち。おれも一度、カップ麺色々買ってきて、好きなだけ食ってみてえー」
「味、種類多い、ちっとも飽きこない」
「そうだよなっ!」
勝治郎が同調し、会場は一時ラーメン談義に花が咲いた。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月01日
参加申し込みの期限
2014年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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