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みんなで「闇鍋」!―食とは何か?―
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「
毒島 林檎
くん、だね」
「ああ」
ドキドキだねっ、と彼女には心の声を無意識に小さな声で吐露してしまう癖があるのだが、本人は気づいているのかいないのか。
「闇鍋など……俺にとってはお楽しみお鍋一つでしかない……それが食材なら、俺は何でも美味しくいただける!」
シュールストレミング以外はねー、とこれまた小さく漏らしつつ、箸を伸ばし、引き当てたのは――。
「……魚……か?」
「多分、私が持ってきたアンチョビですぅ」
答えたのはみゆきだった。
この場合、アンチョビは系統学的な意味ではなく、一般的なイワシの塩漬けのことである。
林檎はアンチョビを一度自分の椀に移すと、食べる前に手を合わせて「いただきます」と呟いてから、再び箸を伸ばした。
姿勢も箸使いも礼儀正しく洗練されたものである。
彼女が感じたのはカレーと強い塩の味。
少し生臭いが、耐えられないほどではない。
「辛いのでも……甘いのでも、大好物だからどんとこいだ!」
臭いのは苦手だけど……食べられるから大丈夫! シュールストレミング以外は、とこれまた小声。
「そういえば、シュールストレミングもアンチョビと同じく魚の塩漬けだな」
それを聞きつけて修が呟いた。
「ああ、うちの学生にやったな。持ってこさせようか?」
博士が何気なく尋ねると、
「やめろ! それは化学兵器だ!! 必要以上に腐らせたものなど……食への冒涜だ!」
と、普段静かな彼女にしては珍しい、激しい反応を示した。
シュールストレミングとは、塩漬けニシンの缶詰なのだが、世界一臭い食べ物と言われている。
林檎はそれをめぐるあれこれで、幼いころ生命と家庭崩壊の危機に瀕したこともあり、つい先日もニアミスを果たしたところだった。
取り乱してしまったことを自覚したのか、こほん、と小さく咳をして、
「食とは命と命の連鎖だ」
静かに続けた。
「生きとし生けるもの全て、エネルギー摂取の為に『食事』と称して何かを犠牲にしないと生きていけない。食物連鎖という奴だな」
広義の意味で、であろう。
「だからこそ、食材に対して、そして料理として提供する過程でたくさんの人達、事象への感謝の念を忘れてはいけない。故の『いただきます』だ」
それが上辺の理屈だけでないことは、先ほど林檎自身が所作で実際に示した通りである。
「βも他人事ではないぞ? 電気だってそれを生み出すためには色々と犠牲にしているものがあるからな」
急に水を向けられて、βはきょとんとした顔をした。
「電気も食?」
「そういう考え方もある。覚えておいて損はない」
言い終えた林檎は、ごちそうさま、と呟いた。
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担当ゲームマスター
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シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月22日
参加申し込みの期限
2014年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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