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遠い夏の日が
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修と護、ジェレミアはなかなか大所帯となったメンバーと一緒にお好み焼き屋を目指していた。巧に綾花、絢子、露草と楽しく話しながら向かえば、それだけで共に学びあっている仲間のような気がしていた。
途中で文貴と皐月や演劇部の練習を終えたマキナと柳霞に出くわし、互いに挨拶を交わす。それだけでもなんとなく明日も続くような気がしてしまう。
(結局のところ誰が原因かはわからなかったが……)
(これはこれでいいような気がしますね)
修と綾花は顔を見合わせ苦笑しあうも、楽しく過ごす護たちの姿を見てそう思った。
お好み焼き屋に到着すれば、早速メニューをみて注文する事に。
「お兄ちゃんは何にする? この餅チーズって美味しそう」
「そうだな、それにしてみようか」
と仲良くシェアする事にした護と修。傍らでは綾花と綾子が少し迷っている。
「うーん、豚玉と海鮮お好み焼き、どっちも美味しそうですね……」
「それなら、どっちも頼んで半分ずつ食べるのはどう?」
悩んだ挙句結論を出すと、乙女2人は頷きあう。一方の巧は慣れた様子で海老入りを注文し、露草とジェレミアもまたそれぞれ気になったものを選んだ。
ジェレミアが「帰りに寄り道するのも楽しいね」と笑いながら言えば、露草と護が相づちを打つ。注文した物が届けばみんなでチャレンジ。元々料理を得意とする露草や、関西出身である巧は手際よく焼いて見せ、絢子もまた美味しそうに仕上げる。
「うーん、いい匂いデスネー♪ たまりません!」
「うわぁ、3人とも凄いな……」
ちらり、と見れば修もくるっ、と上手くひっくり返している。それを見て自分も、と思った護もチャレンジしてみることに。
「うん、今ならいける」
「はいっ!」
巧にアドバイスを貰い、手際よくひっくり返した……筈だったが、手元が狂ってちょっとぐっしゃりとなってしまった。しょんぼりする護の頭を巧は優しく撫でる。
「大丈夫、練習したら上手くなるで。教えたるさかい」
がんばる、とやる気を見せる護の様子に、ジェレミアは自然と優しい眼差しになっていた。そうしつつ、そっと呟く。
「こういうのも、楽しいね。日本の高校生ってこんな日常なのかな? 初めてだから新鮮で面白いよ」
その呟きに護は不思議そうに首をかしげる。が、他のメンバーは全員が「これが『夢』である」という意識があった(因みに絢子は席をはずしていた)。
「まぁ、ワイも久々に思いっきり楽しめた気ぃするで。ワイもよぅ弟や友達とお好み焼きを作ったり、近所の店に食べに行ったりしたもんや」
「部活の帰りに何か買って食べるのは楽しかったですネ」
巧と露草がうんうんと頷けば、綾花も
「夢から覚めても、憶えていたら素敵ですよね」
とやんわり言う。ジェレミアは「そうだよね」と相づちを打つとメモ紙に何かを書き始めた。
「本当は、星が丘で動物のお医者さんをしていてね。病院を開いているんだよ。もし、ペットを飼っていたら来てね」
そう言って経営している『オレンジ病院』の住所と電話番号を書くとそれぞれに渡してくれた。それをきっかけに互いに情報交換をする。
「あ、焦げそう」
思わずそう言った護の言葉で我に返りつつも、修たちはほかほかのお好み焼きにトッピングなどをして楽しむのだった。
わいわい言いながら、勉強の事や学校での事を話していくうちに、護にもこれが夢である実感がわいてくる。それが寂しくて、でも楽しくて。不思議な気持ちのまま食事をしつつも、新しい出会いや知っている先生の意外な面をみれて、楽しく思う護なのだった。
日が沈み、割り勘で支払うと店を後にする。
「ほな、また明日な?」
巧がそう言って手を振れば、綾花たちも自然と「また明日!」と声をかけて散っていく。影が伸びる中、護も少し涙ぐみながらも「またね!」と手を振る。そうしながらも、この一瞬を忘れないよう、眼に焼き付けておこうと誓う。
そして思い出したのは、学校での修との会話。お好み焼きを食べに行こう、と誘おうとしたところ、修からそう誘われて「以心伝心かな?」と笑いあったその記憶は、確かなものだ。
(忘れない。絶対に)
そう改めて誓えば、修が傍らにいた。
「また明日」
「うん、また明日!」
2人はハイタッチで別れ、それぞれの家へと歩いて行った。
――完全に日が沈んだ瞬間、夢を見ていた人々は、それが『夢である』事を
知らされる。けれどもその記憶は、心の奥深くに刻まれた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月10日
参加申し込みの期限
2014年07月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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