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寝子ヶ浜ビーチ☆スターズコンテスト!
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【砂浜にキラリ、輝く原石】
「んー? 何かやってんのかな?」
海岸へ、いつものようにトレーニングへやってきた
鏡箕 萌
。海水浴シーズンですし、浜辺に人が集まっていても、そう驚きはしないのですが……今日はどうも、何か催し物が行われている様子。
打ち建てられた特設ステージに掲げられた垂れ幕には、『ビーチ☆スターズコンテスト!』とありました。
「ふーん、水着コンテストねぇ……ま、あたしには関係ないかな。……?」
なんてつぶやいた、萌の元へ。まさにその、水着コンテストの実行委員だという女性がやってくると、なんと。
萌に、出場を勧めるのです。
「あたしが? いや、別にいいけど……あたしより、もっと向いてる人がいるんじゃないの? ほら、そこの女の子とか、あっちのお姉さんとかさ」
いえいえ。そんなことはありません。あなたにこそ、出場していただきたいのです。何よりこれ、拒否はできないのです。
そんな風に言う実行委員さんに……もともと、ポジティブ思考の萌のこと。誘われれば、さして拒む理由も見当たらず、
「ま、折角だし。出るだけ出てやるか!」
なんて、思い切りが良いのでした。
●エントリーNo.08
鏡箕 萌
「続きましてはー、エントリーナンバー8番のこの方っ!」
足を踏み出し、ステージへ登ってみれば。萌の眼前には、人、人、人の群れ!
「おー、すげー人だなぁ!」
「
鏡箕 萌
さん15歳! 実は、先ほど登場してくれた佐々さんとは、寝子高水泳部のお仲間なんだそう。いいねいいねー、アスリートの日焼け跡って、ほんとまぶしいよね! スポーティな水着もバッチリ似合ってるわよ、これぞ健康美ってカンジー!」
すたすたすたと、恥ずかしがるようなそぶりも全く見せない萌。
特に、人から見られることには慣れている……ということでもなくて。男らしくさばさばした彼女は、自身の魅力に、未だ気づいてはいないようなのです。
うおー! なんて応援してくれている人たちにも、笑顔を振り撒きつつ、自分なんか見たって楽しくないだろうに、なんて考えていたりするのです。
でも、それは違います!
「えーっと、ここで回ればいいのかな。ほいっと、こんなもんでいい? で、次はパフォーマンス? んー、自己紹介でもすればいいってことかな?」
さして悩む様子も無く、萌は口を開きます。
「えっと、
鏡箕 萌
って言います。寝子高1年生、水泳部やってます! 今日も、トレーニングがてらに海に来たんだけどさ、何か、出てくれーって言われちゃって。出る感じになりました」
堂々とした態度は、特に自信があってのことではなく、あくまで自然体な彼女の姿。
「でも、ぶっちゃけ、水着コンテストって言われてもさー。コレだって、別にフツーの水着だし、こんなんでいいのかなーって。いいの?」
なんて。あっけらかんと言いながら、ちょっぴり首を捻る萌へ。
会場の人々は、ちゃあんと分かってくれているようです。彼女の魅力、
鏡箕 萌
という一人の女の子の、その魅力を。その証拠に、あちこちから、こんな声が響きました。
いいよ、いいよー! 可愛いよー!
「……っへへ♪」
湧き上がる場内に、何だかんだで、彼女も悪い気はしないわけで。にっと白い歯を見せながら、びしっとVサインをキメました。
「最後に、『アツい主張』? そりゃもう、決まってるっしょ!」
なし崩しに出場することになったコンテスト。でも、萌にとっては案外、楽しい一時になったようです。
「海、サイコーッ!! 皆もこれ終わったら、泳ごうぜっ!!」
そして彼女の快活な明るさは、会場の人々にもまた広く伝わり……まるで火をつけたように、盛り上がりを見せるのでした。
「鏡箕ちゃん、お疲れさまー!」
「あ、佐々先パイ! そっちもお疲れーっ」
水泳部の先輩、
佐々 寿美礼
が萌を出迎え、笑いかけます。次の出番が後輩と知って、舞台袖で応援していたのです。
お互いの健闘を称え合う二人……と。
「……大丈夫だよ、頑張って!」
控え室の端っこで、何やらうずくまる女の子。そして、彼女を鼓舞している様子の、どうやら実行委員らしき男の子。
「どーしたんだ、あれ?」
「うーん。恥ずかしがり屋……なのかな?」
物怖じしない水泳部員二人ですが、世の中には、なかなかそうもいかない人もいるようでして。
「はーい、参加者の皆は、こっちに集まってねー! 更衣室はあっち、出番待ちの人はこのあたりに並んでてね。暑いから、そこのパラソルの陰に入ってたり、飲み物も用意してあるからね~!」
実行委員の一人として、アルバイトに精を出す
千鳥 雅人
。参加者の皆さんのためにと、ぱたぱたぱた、忙しく立ち回っておりました。
ステージ裏の控え室……室と言っても、申し訳程度に仕切りがしてあるだけで、天井はありませんし、直射日光はぎらぎらと素通し。これじゃあ辛いよね? と、他の実行委員とも協力しながらここへパラソルを設置したのは、雅人のお手柄と言えました。
水分補給のためにスポーツドリンクも用意して、参加者たちは、随分と救われていたはず。
と。
(あれ~……? どうしたんだろ、あの子?)
ぴこん、と雅人のアホ毛が、ハテナマークを形作ります。
彼の設置したパラソルが作る陰の下にうずくまり……しょんぼり。肩を落とす、一人の女の子の姿。
ああ、そうか、と雅人は思います。アルバイトとして携わることになった彼ですが、このコンテストにはちょっぴり、疑問なところもありました。
そう。実行委員に声をかけられたら、強制参加。拒否は認められない、という過酷な決まり。
これはちょっと、やりすぎじゃない? と、雅人は思うのです。だって、誰もが思い切り良くステージへ上がれるわけではないのです。死ぬほど苦手! なんていう人だって、少なくは無いのですから。
だからこそ雅人は、よーし! 力強くうなずくと、女の子へ声をかけました。
「ねえっ、大丈夫ー?」
「……っ! あ、す、すみません、もう出番ですか!?」
びくりとして見上げた女の子……
白浜 渚
の顔には、分厚いメガネ。ぱさりと落ちた長い前髪に覆われて、その表情は見えませんけれど。
「えーっと、うん、もうちょっとで出番みたいだねー。大丈夫? 出れる?」
「あぅ……私、人前に出るのは苦手で……」
やっぱり、彼女もまた、無理やりにここへ連れてこられた一人のようです。
雅人がしばし、渚の話を聞いてあげることにすると……いつもは、遠くからこのコンテストを眺めていたこと。自分が出場するなんて思っても見なかったけれど、こうして指名されてしまい、極度の人見知りである渚にとっては、ひどくきつい局面に立たされていること。彼女はぽつりぽつりと、そんなことを語ってくれました。
「あ、あの。この指名……取り消していただくことは……できません、よね?」
「うーん、ちょっと分かんないなー。俺のほうから、サンマさんに頼んでみてもいいけど……」
けれど。雅人は目の前の彼女を見て、ちょっぴり、考えるところがありました。
「折角の機会なんだし。頑張って、出てみない?」
もったいない、という気がするのです。だって、水着に着替えた渚の姿は、決して他の参加者たちに見劣りするものではありませんでしたから。もっと、自信を持ってみても良いんじゃないかと、そう思うのです。
だから雅人は、彼女の背を押してあげることにしました。
「ちょっとだけ、勇気、出してみよう!」
にこり、雅人の柔らかい笑顔に後押しされて。渚はやがて、おっかなびっくりながら、ステージへ上がることを決めました。
●エントリーNo.09
白浜 渚
「お次の方、どうぞっ! ……あら? あっははー、恥ずかしいのかな? 大丈夫大丈夫、ささ、ずずいとステージへ。ねっ!」
ハルさんに促され、渚はびくびくとしながらも、歩を進めます。
途端。会場の観客たちは、おおおお……と、深く息をつきました。なぜなら……。
「おおっ、これは……っ! セクシィーダイナマイトッ!! シンプルな白のビキニに包まれた、魅惑の双球! いやー会場の男性諸氏! たまらんですなーこれは! それにこの、お顔がなかなか見えないのが、何とももどかしく……でもそこが気になる、惹かれちゃう! ナイスバディとのギャップがまた、そそるーって感じかな! いいよいいよー、渚ちゃんっ!」
「はぅ……あぅ……」
渚にとっては、何の飾り気も無い、ただの白い水着。これが、バッチリ! 余計なものが無いだけに、渚のスタイルをひたすらに映えさせるのです。
人見知りな彼女、衆人環視に自らの肢体をさらすことには当然慣れず、自然、姿勢は前かがみ。それでも、完全に背を丸めてしまってはコンテストの出場者としては成り立たないし……という、一応の義務感のようなものもあって。渚は中途半端な前傾姿勢のまま、びくびくと歩みを進めます。
が、そんな彼女の思いに反して、観衆の反応はなかなかに好意的でありました。
何せ、両手は自分自身を抱きしめるように、胸の下。結果、絞り上げるような渚の胸は、これでもかと強調されているのです。
そう。観客の目を釘付けにしているのは、ばるんばるんと遠慮なしに揺れる、その爆乳!
もちろん彼女にしてみれば、そんな意識は無いのですが……無意識の内にその豊かな胸を存分にアピールすることとなり、幸か不幸か、会場のテンションはうなぎ上りでありました。
(は……恥ずかしいです……恥ずかしすぎますぅ……)
とはいえ、司会者さんのプロフィール紹介の声も、観客たちの熱の篭もった視線や声援なども、渚の目や耳には入りません。彼女、実に、いっぱいいっぱいです。
やがてたどりついた、ステージ中央部。
しばし、渚はぱくぱくと口を開けたり閉めたりしておりましたが……意を決して、声を発します。
「ね……寝子高、2年のっ、
白浜 渚
ですっ」
が、その後が続かず。
メガネと前髪が無ければ、ユデダコのように真っ赤に染まった、その可愛らしいお顔が見られたかも知れませんけれど。残念ながら表情は、ちらとも垣間見えず!
唐突に、ばっ、と勢い良く頭を下げると、
「あ、あららら、渚ちゃん? 渚ちゃーん!?」
脱兎のごとくに駆け出して、彼女は舞台袖へ飛んで帰ってしまいました。
それでも。戻ってきた渚を、雅人は、満面の笑みで出迎えるのです。
「お帰り、お疲れ様ー! 頑張ったねー!」
「はぅ……で、でも私、途中で逃げ出してしまって……」
申し訳無さそうに言う渚に、雅人は首を振ります。
人によって、あれだけの観衆の前へ出て行くことへの、そのハードルの高さは違うのです。渚があの場へと足を踏み出すにあたって、どれほどの高さの障害を乗り越えたか。雅人には、それが良く分かっていたのです。
「ううん、本当に頑張ったよー。はいっこれ!」
スポーツドリンクのボトルを差し出せば、それを受け取る渚にも、少しだけ。眼鏡と前髪に阻まれて、雅人には、良く見えませんでしたけれど……彼女の顔には、微笑みが浮かんでおりました。
「あはは、きっと恥ずかしがり屋さんなのかな? けど頑張ったよねーっ。鏡箕さんに白浜さん、どちらも違った魅力がありましたけれども。どーお、サンマさん?」
「
鏡箕 萌
ちゃんには、なかなかアツいものを感じたな! イルカのお嬢ちゃんだけじゃねぇ、彼女とも勝負したいもんだ。きっと燃える戦いになること、間違いなしだぜ!
白浜 渚
ちゃんは、もっと自信を持ってもらいたいところだなー。大丈夫だ、ステージ上のお前さん、輝いてたぜ!
二人ともそうだが、浜辺にゃああして、埋もれさすにはもったいない逸材が眠ってるもんだ。それを掘り出してやりたい、輝かせてやりてぇ! って思っちまうのは……俺のおせっかいってやつかねぇ?」
「何とまあ、このサンマさんの深い思いやり! 大丈夫、鏡箕さんも白浜さんも、きっと良い思い出になったはず。クラスの皆にだって自慢できちゃうわよ、水着コンテストに出たんだよーってね!」
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墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月16日
参加申し込みの期限
2014年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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