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【跳ねるうさぎさん】
旧市街にある、お好み焼きの名店『うさぎ屋』。その店を
宇佐見 満月
が継いでから、早数年。
まだまだ若い彼女ですが、ことお好み焼きにかけては、その腕前は既に天下一品! 味、大きさ、安さにこだわった『うさぎ屋』のお好み焼きは、もはや先代のそれと全く遜色無いものとして、日頃から育ち盛りの学生さん、長く通う常連客たちにも大好評なのです。
そんな『うさぎ屋』の出張屋台。時刻はお昼、まさに稼ぎ時! じゅうじゅうと浜辺に漂うお好み焼きの良い匂いには、すっかりお腹を減らした人々にはちょっとたまらないものがありまして。
「さぁてっ、ガンガン稼ぐよ!」
お店は大繁盛! 息つく暇も無い忙しさは、しかし満月にとっては望むところ。嬉々としてじゅうじゅう、焼いて焼いて焼きまくるわけなのです。
「ほらっいいな! あんたも手伝う!」
「そうは言うがの、叔母……満月ちゃん。儂はこういう賑やかな場は、できれば避けて通りたく……うひぃ!?」
じろりっ。満月の姪である
大田原 いいな
、叔母上どのに一瞥されて、思わず飛び上がらんばかり。怒ると怖いのです、彼女。
「わっ解った、解ったのじゃ! 手伝う手伝うっ」
「そうかい? 助かるねぇ。しっかしあんた、相変わらずだねぇ、まーだこういうのは慣れないのかい?」
満月の問いに、いいなは深いため息。
未だ治らない男性恐怖症ゆえに、彼女、人前で肌をさらすなどというのは、大の苦手です。
「だから儂は、水着は……満月ちゃん?」
がっし!
瞳をキラーンと光らせて、満月はいいなの肩をがっしりとホールド。
「いつまでもそれじゃあ困るだろう? どれ、あたしが手伝ってあげようじゃないか!」
「ちょ、満月ちゃ、叔母上、叔母上ーーー!?」
何につけても豪快な満月ちゃん、嫌がる姪っ子を強制連行! いいなの悲鳴はドップラー効果のようにほわんほわんしながら、更衣室へと消えて行きました。
……かくして、数分の後。
「い、いらっしゃいませー、こちらは『うさぎ屋出張所』ですー!」
水着に着替えた、ハタチくらいの綺麗なお姉さん……に大変身した、いいな。心拍数の上昇によって発動する彼女のろっこんですが、肌もあらわなこんな格好で人前へ出されるとあって、胸はどきどき、ばくばく!
「あっはっは、いいねぇ! その調子で頑張って客引きしとくれよ、デネボラちゃん♪」
「うぐ、こ、こんな……あ、足が丸見えではないか……!」
もじもじもじとしながらも。
着替えさせられながらに、ろっこんのことも含めて、満月に語ったことですが。実はいいな、変身した姿のままに、メイド喫茶で接客のアルバイトなどもしていたりするのです、『デネボラ』の偽名で。
ですので、
「こちら、うさぎ屋出張所でーす! 名店うさぎ屋の味がそのまま、こちらでも味わえますよー♪」
ノってくれば、接客だってお手の物。美人店主に美人店員がいる店で、美味しいお好み焼きが味わえるとあっては、お客が入らないわけがありません。
「なんだい、やればできるじゃないか。あれだねえ、そんな風に育ったあんたと並んでたら、美人双子に見えないかね?」
「それを言うなら、姉妹じゃろうが!」
なんて。途切れることの無い人の群れを、二人はなんだかんだ、息の合った手並みで捌いていきました。
(げっ……ボケ彦!?)
店先で満月と話し込む、
八十八旗 信彦
の姿を見つけたいいな。彼女にとってはあまり、この後に良い展開を連想できない取り合わせです。
「ふふん。チャラ彦君、あんた、なかなか面白いことを言うねぇ……」
「俺としては、あなたのようなレディにも出てもらいたいところだけどね」
「あたしがかい? 残念、あたしが抜けたら、店が動かなくなっちまうからね! というわけで、いい……じゃなかった、デネボラちゃん? ちょーっとおいでな?」
きらり、と剣呑な満月ちゃんの瞳、振り返った信彦の爽やか笑顔に、デネボラこといいなは、悪い予感しかしないわけでして。
「聞いたよ。あんた、実行委員に指名されてんだって? もうすぐ出番だってのに、ここでそんな変装までしちゃって、やり過ごそうって魂胆かい?」
ぎくりっ。
確かに今朝方、サンマさんにそんなことを言われていたのは確かです。
「やあせにょりーた、サンマさんにせっつかれちゃってね、迎えに来たよ。それじゃ、会場へ行こうか? 俺がきっちりエスコートするよ♪」
「あ、あのーお客様? 私、一体何のことだか……ひっ!?」
がっし!
抵抗するいい……デネボラちゃんを、握り締めた包丁片手に、ぐわっと持ち上げる満月さん。確かに、彼女を怒らせてはいけない……そんな教訓を感じさせる、いささか恐ろしげな絵面です。
「あそこで店の宣伝でもすりゃあ、売り上げもアップ! ってなもんさね。さ、チャラ彦君、連れていきなっ!」
「ちょ、ま、満月ちゃん、何を……っきゃーーー!?」
ぶおんっと豪快なアンダースロー! 宙を舞ういいな……それを信彦君がばっちりキャッチ、お見事!
いいなはそのまま、コンテスト会場へと連行されていきましたとさ。
「あたしも応援してやるからね、ちゃあんと『うさぎ屋』を宣伝してくるんだよ!」
●エントリーNo.36 デネボラ
(本名:
大田原 いいな
&エスコート役の
八十八旗 信彦
)
「さあさあさあ! ここからは後半戦、午後の部の開始よんーっ。お腹いっぱいパワー全開で、まずは一発目! こちらの方からスタート……って、んん?」
舞台袖から、ざわざわざわ。午後の始まりから、何やらトラブルな予感が漂ってきます。
「さあ、到着だよー!」
「はっ、離してくださいっ! 私には、私には店番が……離してくださいーっ!」
思わず手が出て、
ぼきゃっ!
頬っぺたに拳が炸裂しようとも、そのまばゆい笑顔はビタイチ崩れない信彦くん。いいなをお姫様抱っこで、ステージ中央へ向かってエスコート? していきます。
「……来てくれるたび、何かしら話題を提供してくれるわよね、八十八旗さん。それ、大丈夫?」
「ははは、レディのワガママと拳は、微笑みと共に受け止めてみせる! それが紳士の包容力、ってものさ」
きらり輝く白い歯!
さすがの信彦くんですが、今回のメインは、あくまで彼では無いわけでして。
「まあいーや、エントリーナンバー36番はこの方、デネボラさんっ! 本名はヒミツなんだって、でもそれも納得! だってこんな美人さんがいたら、声かけられまくりのファンレターだって届きまくりだもんね!」
(わ、儂はこんなところは、イヤじゃというに……あ、あ、あんなに男の視線が……っ!)
デネボラさんこといいなは、テンパり度マックス! 半ば拉致られるようにしての参加に加え、男性は苦手な彼女、目の前で自分をアツく見つめる男たちの、無遠慮な眼差し!
まぁ、無理も無いわけでありまして。
「は、はなっ……離してください、本当に、もう……!」
じたばたじたばた! やたらに順応性の高い観客たち、やっぱりそんないいなの必死の抵抗だって、パフォーマンスか何かと受け止められてしまい、どっと笑いを誘うのです。
「魅惑の胸元、大胆ビキニはシャツの中。デニムのミニスカの下には、美しーこのおみ足! ちらり、隠れているからこそ引き立つ水着の存在、抜群のスタイルっ! 恥ずかしがらなくていいのよーデネボラちゃん、こんなに綺麗なんだからさーっ。浜辺の男たちの視線が今、あなたに釘付けなのよんっ」
(そ、それが嫌じゃというのにっ!)
そんな彼女に追い討ちをかけるように、客席の中から届く、一際大きな応援の声。
「がんばれ~! いい……じゃなかった、尾方さんちのデネちゃん!」
(お、叔母上まで……っ)
宇佐見 満月
の、まさしくお月様のような満面の笑顔を見るに、ぐるぐるぐる。沸騰しそうな頭の中は、もはやオーバーヒート寸前!
「……い、い……」
「ん? どうしたんだい、いい……じゃなかった、デネボラちゃん?」
やがて、中央へ到達……といった頃合に。
ぶるぶるぶる、震えだしたいい、じゃなかったデネボラさん。
ついに、臨界点を突破!
「い……い…………いい加減に放さンかっボケェーーー!!」
どぎゃんっ!!
実にイイのが決まりまして。
「飛んだーーーっ!?」
エグイ殴打音と共に炸裂した鉄拳の衝撃に、ハルさんの叫びが響き渡る中、キレイな放物線を描きつつ吹っ飛んでいく信彦くん、それでも紳士の微笑みは絶やさない!
やがてひゅーんっと、彼は客席の中へとイン。その姿はすっぽりと見えなくなってしまいました。
うおおお! これまた、すごいパフォーマンスだ! なんて盛り上がる人々です。何でも良いんでしょうかこの方たちは。
壇上に取り残されたいいなは、呆気に取られた司会者さんの戸惑いの眼差しに、はっと我に返りますと。
「……え、ええと。『うさぎ屋出張所』、浜辺で営業中です。美味しいお好み焼きを、皆さん食べに来てくださいねっ♪」
きらりん♪
なるたけ可愛く言ってから、ぱたぱたと急ぎ、大盛況のステージからの撤退を決め込みました。
(これ以上は、無理! いちおー宣伝もしたことじゃし、これでもう許してくれぬかや、叔母上ーっ……!)
まぁ、いろいろありましたけれど。大丈夫!
こんな美人店員さんが出迎えてくれるとなれば、『うさぎ屋』の売り上げだってきっと倍増、繁盛してしまうに決まっていますからね!
「何を隠そうお姉さんも、お昼に『うさぎ屋』さんの名物豚玉を堪能したのでしたー、いやーっうンまかった♪ 白沢先生、デネボラちゃんはいかがでしたー?」
「うふふ、とっても美人さんなのに、何だか可愛らしいところもあって。あえて見せないコーディネートも良かったわね! お名前を隠したくなっちゃうのも無理ないわね、きっと大変なことになってしまうもの。私も昔そうだったから、わかるわぁ」
「さっすがは初代ビーチ☆スターのお言葉、この説得力! 恥ずかしがりのアナタ、偽名での出場ってのも、本コンテストではアリアリよん? 今こそ思い切って、Try it out!」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月16日
参加申し込みの期限
2014年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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