【ネコミケ】萌えろ！２日目の幻想バトルロイヤル！｜リアクション

【ネコミケ】萌えろ！２日目の幻想バトルロイヤル！

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【テレビをみるときは「へや」をあかるくしてできるだけ「がめん」からはなれてからみてな!!】

カルトヴォーグ N×N

（１分30秒のOPソング。オリジナルスマイルで全キャラクターが集結して提供CMへ）

―――この番組は

カルトヴォーグの事なら寝子島イチ。
夢見る子供と一部大きなお友達の憩いの場、ホビーショップZePetの提供でお送りします。

＜前回まであらすじ＞

　21世紀初頭。
　世界は、いや、寝子島は絶滅の危機に晒されていた！
　突如、暗黒の天空から姿を現した古代中国の伝説カルトヴォーグが降臨。
　力なきプレイヤーたちは、その暴虐に平伏すしかなかった。
　あのヴォーグを制御できる、英雄ヴォーガーが現れないものか……？
　民は皆、英雄の登場を渇望していた……！

　そして、今日。
　寝子島の不死身の上級ヴォーガー、二階堂旭が、寝子電スタジアムに巣食う伝説カルトヴォーグ『麒麟』をゲットすべく、NKD48手（ネコデンしじゅうはって）との死闘を見事くぐり抜け、最後の試練に挑もうとしていた！
　負けるな、二階堂旭！　進め、シャイニング・ドラゴン・エンペラー！

＜本編スタート＞

　二階堂は麒麟の押し寄せる神の波動に足を震わせる。
「なんや、この圧倒的なヴォーグエネルギーは……！　今までの闇ヴォーガーのそれとは桁違いや！」
　麒麟は無言だ。
　目の前の存在などいつでも潰せるんだぞ、という余裕すら感じる。
　そんな傲慢すら感じる麒麟を前に、二階堂は歩を進める。
（麒麟を倒して俺が最強のカルトヴォーガーになる!!!!　俺は負けられない理由があるんや!!!!）
　あれを倒せば、自分が最強のヴォーガーだと証明できる。
　そう思った瞬間、彼の心の恐怖心は消失していった。
「俺の親しい者たちは、謎の光線で次々に倒れていった……。だがな、ヴォーガーにはそんなもの効かん!!!」
　ビシッと麒麟を指差し、確信を持った口調で言い放った。
「なぜならばヴォーガーは１人１人が主人公なんやあああ!!

『己は己自身を映す鏡だ』

　誰の言葉か、やて？　教えたる、神のヴォーガー、シトラス・ガムダンの言葉や!!!」
　ああ、またしても立ち塞がるのか、シトラス・ガムダン！
　二階堂はヴォーグバッグから、真紅の機体のヴォーグを取り出した。
「俺の相棒ヴォーグ『シャイニング・ドラゴン・エンペラー』は攻撃的なカルトヴォーグや!!!!!　その破壊力は数々の最新カルトヴォーグに負けんでええ!!!」
　初期型と言える『シャイニング・ドラゴン・エンペラー』に、二階堂オリジナルチューンナップを施した特別仕様版ヴォーグだ。
　これまで、このヴォーグで彼は、闇カルトヴォーガーを３人引退まで追いやったのだ。
　彼は相棒ヴォーグを掲げて力の限り叫んだ。
「いくで『シャイニング・ドラゴン・エンペラー』!!!　ヴォーグプレイ＆チャージゴー!!!!」
　この瞬間、二階堂の生命力を代償に、第６特殊宇宙『ヴォーグ空間』が発生した。
　すると、機体の上に巨大なドラゴンが飛び降りたかと思えば、機体の眼光が煌き、全身に炎を纏いだした！
　※ただのろっこんによる視覚効果（幻覚）です※
「まずはこの技や！　カオティック・ファイアー・ブレス!!!」
　ヴォーグが大きな口を開け、紅蓮の炎を麒麟へ向けて吐き出した……ような気がした！
　※実際は口からBB弾が出るだけです※
　麒麟は暑苦しそうに炎（の幻影）を前足で払っている。
「よし、効いてるでぇ!!　お次はこれや!!!　ハイパー・バーニング・グングニル!!!」
　ドラゴンの尻尾を燃え盛る槍のように操る（ように見える）強烈な技だ！
　※実際は駒のように回転してるだけです※
「まだまだ行くでぇ!!　お次は、ぐはっ!!??」
　なんてことだろうか、二階堂は先程までのNKD48手の死闘の後遺症が癒えていなかったのだ！
　膝を付き、大量の喀血（をしているように見えるだけ）。
「そんな……まだ倒れることは出来へん……!!」
　しかし、霞む視界、乱れ切った呼吸、失われていく体温（勘違い）。
　二階堂は覚悟した。
「なんや、俺……死ぬんか……？」
　身も心も崩れそうになった二階堂!!!
　その時、後ろから誰かの足音が聞こえてきた……！

＜CMのあと、Bパートへつづく！　チャンネルはそのまま！＞

（ちゃららちゃっちゃちゃ～♪）
＼カルトヴォオオオォォーグッ／（アイキャッチ）