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- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【ネコミケ】萌えろ！２日目の幻想バトルロイヤル！
<７>
一方、玄武の胴体を見守る面々のもとに、憲兵をまいた触手がやってきた。
「魔法少女と触手！ 萌えるよね、ね！」
今や戌貝の傀儡とかしたタマちゃん。
母親である鷹峰の首が取れ、自暴自棄になっているようにも見える。
「く、こいつ強すぎる！ 勝てないかも！？」
フジカは触手に捕らわれ、全身にモザイクが掛かっていた。
教育上の配慮だ！
「はっ流石にやるじゃないか、そこら辺の三下共とは役者が違う！」
桜は影を駆使して触手を切り刻んでいく！
「私はベルロットになりきった栖来 衣夢。原作にない知識も経験もあるんだよ♪」
彼女は同人格ゲーのコンボからお決まりのフィニッシュアーツ、『ステップで突っ込んで弱パンチ弱パンチ中キックからキャンセルで一撃必殺の首狩りギロチン』を現実世界で忠実に再現してみせたのだ！
その完璧なコピーに周囲のギャラリーから拍手喝采が巻き起こった。
「ありがとう！ ゲームの勝敗を決めるのは……プレイヤースキルだよ♪」
ベルロットスマイルが炸裂する頃には、タマちゃんの身体は弱りきっていた。
「みんなが頑張ってる！ そうだ、ここで諦めてどうするの、フジカ！ まだ戦える、戦わなきゃ！ 諦めない心があれば魔法少女に奇跡が起こるってどこかで聞いたような？」
その時、フジカの体が光輝き、未知のパワーがみなぎってきた！
「そうか、これこそ真のフジカ！ ネクストステージ、ウィスタリアフジカ、爆誕！」
ちなみにフリルは120％増（当社比）だ！
「これでとどめよ！ いでよ、フジカステッキ！」
フジカは釘バットを召喚した！
そして釘バットを魔法で巨大化させると、そのまま戌貝もろともタマちゃんへ振り下ろした！
「巨大ステッキに魔法の力で殺傷力アップ、ウィスタリア・フジカ・インパクトをくらえーっ！」
タマちゃんは爆発炎上！
「触手は永遠ですからー！」
戌貝は触手と一緒に星座になった。
俗に言う『ダイナミック帰宅』である。
サヨナラ！
この爆圧で鷹峰の首が宙を舞う！
「マリちゃん！ 新しい顔よ！」
そこへタイミングよく、ミストちゃんが玄武の頭部をスローイン！
そして鷹峰の頭部と激突した。
なんというドジっ子！
そのまま２つの頭部は胴体へ着地。
「……何が起きたのかしら？ ハッ、タマちゃん……！」
鷹峰は炸裂したタマちゃんの残骸に駆け寄るべく立ち上がった。
「……おかしいわ、やけに視線が低いわ」
一方、玄武は……。
「すごい！ ナイスバディ！ これならナゼカよりも人気出そう！」
鷹峰の身体にくっついた玄武は、大人の体に大感激！
「それうちの身体……！ 返して！」
鷹峰が子供の体でポカポカ玄武を叩いてダダをこねる。
しかし、玄武はこれを断固拒否！
「これで鬼畜路線から解放されるね！ やったあ！ マリってばやっぱり最強！」
「いやー！ 返してー返してー！」
「ダメヨーダメダメ！」
２人の押し問答に耐え切れなくなった北原（ノーラ）の堪忍袋の緒が切れた！
「いい加減にしてくださーい！」
スターブレードで２人の首を刎ねると、瞬時にそれを挿げ替え、氷魔法で接着！
これで元通り！
「神魂事件で良かったですね。でないと２人とも死んでますぅ」
北原は笑っていた。
怒鳴ることを通り過ぎて、眩しすぎる笑顔だった。
その後、周辺のナリキリスト全員が正座させられ、北原の説教を受けていた。
「自分が一番だって思っていてどうして争う必要があるの？ 自分の中でそう思っていればそれでいいじゃない」
笑いながら怒る北原の魔法はエグかった。
床を凍らせ、滑らせて立てないようにしていた。
解放されるまで、足のしびれと冷たさに耐えながら説教を聞く他なかった。
「誰が１番強いとか誰が１番可愛いとか、どうして互いに認めあえないの？ 何が嫌いかより、何が好きかでお話してよ！」
稲葉も玄武に優しく語り掛ける。
「私、ナゼカ☆ナニカのことはよく知りませんが、ネタキャラ扱いだなんて酷いです！ あなただって真面目にがんばってるのに！」
玄武の戦いぶりを通して、彼女のひたむきな想いを稲葉は感じ取っていた。
「私は応援してますよ、マリさん！」
玄武は……マリは泣いていた。
確かに同人誌で一番酷い目に遭っているかもしれない。
人気があるとは言え、主人公には及ばない。
最強設定が息していない。
色々と不憫だけど。
「もう、マリは怖くない！」
劇中の死亡フラグを再び言い放つので、周囲は「おいやめろ」と一斉にツッコミを入れた。
こうして、マリはファンのみんなに見送られ、名残惜しそうに同人誌の中へ戻ろうと背を向けた。
温かい拍手に見送られ、マリの目には涙が浮かんでいた。
「今です、白虎さん！」
「応ッ！」
突如、筋肉ダルマの中年男が、マリを攫っていった！
そして一緒に逃げる白髪の少女……鬼崎 あやめの姿！
「玄武さん……、帰るのはもう少し待ってくれませんか？」
あやめはマリの手を優しく握り、その目を見詰めた。
「私のお姉ちゃんを、助けてくれませんか？」
マリは知ったことか、と思ったが、何故だか断る気が起きなかった。
そしてほぼ無意識のまま彼女は首を縦に振っていたのだ。
「ありがとうございます……。お姉ちゃん、今会いにいくよ……」
鬼崎 あやめの暴走が始まる！
＜北の玄武：誘拐→鬼崎 あやめの駒となる＞
一方、玄武の胴体を見守る面々のもとに、憲兵をまいた触手がやってきた。
「魔法少女と触手！ 萌えるよね、ね！」
今や戌貝の傀儡とかしたタマちゃん。
母親である鷹峰の首が取れ、自暴自棄になっているようにも見える。
「く、こいつ強すぎる！ 勝てないかも！？」
フジカは触手に捕らわれ、全身にモザイクが掛かっていた。
教育上の配慮だ！
「はっ流石にやるじゃないか、そこら辺の三下共とは役者が違う！」
桜は影を駆使して触手を切り刻んでいく！
「私はベルロットになりきった栖来 衣夢。原作にない知識も経験もあるんだよ♪」
彼女は同人格ゲーのコンボからお決まりのフィニッシュアーツ、『ステップで突っ込んで弱パンチ弱パンチ中キックからキャンセルで一撃必殺の首狩りギロチン』を現実世界で忠実に再現してみせたのだ！
その完璧なコピーに周囲のギャラリーから拍手喝采が巻き起こった。
「ありがとう！ ゲームの勝敗を決めるのは……プレイヤースキルだよ♪」
ベルロットスマイルが炸裂する頃には、タマちゃんの身体は弱りきっていた。
「みんなが頑張ってる！ そうだ、ここで諦めてどうするの、フジカ！ まだ戦える、戦わなきゃ！ 諦めない心があれば魔法少女に奇跡が起こるってどこかで聞いたような？」
その時、フジカの体が光輝き、未知のパワーがみなぎってきた！
「そうか、これこそ真のフジカ！ ネクストステージ、ウィスタリアフジカ、爆誕！」
ちなみにフリルは120％増（当社比）だ！
「これでとどめよ！ いでよ、フジカステッキ！」
フジカは釘バットを召喚した！
そして釘バットを魔法で巨大化させると、そのまま戌貝もろともタマちゃんへ振り下ろした！
「巨大ステッキに魔法の力で殺傷力アップ、ウィスタリア・フジカ・インパクトをくらえーっ！」
タマちゃんは爆発炎上！
「触手は永遠ですからー！」
戌貝は触手と一緒に星座になった。
俗に言う『ダイナミック帰宅』である。
サヨナラ！
この爆圧で鷹峰の首が宙を舞う！
「マリちゃん！ 新しい顔よ！」
そこへタイミングよく、ミストちゃんが玄武の頭部をスローイン！
そして鷹峰の頭部と激突した。
なんというドジっ子！
そのまま２つの頭部は胴体へ着地。
「……何が起きたのかしら？ ハッ、タマちゃん……！」
鷹峰は炸裂したタマちゃんの残骸に駆け寄るべく立ち上がった。
「……おかしいわ、やけに視線が低いわ」
一方、玄武は……。
「すごい！ ナイスバディ！ これならナゼカよりも人気出そう！」
鷹峰の身体にくっついた玄武は、大人の体に大感激！
「それうちの身体……！ 返して！」
鷹峰が子供の体でポカポカ玄武を叩いてダダをこねる。
しかし、玄武はこれを断固拒否！
「これで鬼畜路線から解放されるね！ やったあ！ マリってばやっぱり最強！」
「いやー！ 返してー返してー！」
「ダメヨーダメダメ！」
２人の押し問答に耐え切れなくなった北原（ノーラ）の堪忍袋の緒が切れた！
「いい加減にしてくださーい！」
スターブレードで２人の首を刎ねると、瞬時にそれを挿げ替え、氷魔法で接着！
これで元通り！
「神魂事件で良かったですね。でないと２人とも死んでますぅ」
北原は笑っていた。
怒鳴ることを通り過ぎて、眩しすぎる笑顔だった。
その後、周辺のナリキリスト全員が正座させられ、北原の説教を受けていた。
「自分が一番だって思っていてどうして争う必要があるの？ 自分の中でそう思っていればそれでいいじゃない」
笑いながら怒る北原の魔法はエグかった。
床を凍らせ、滑らせて立てないようにしていた。
解放されるまで、足のしびれと冷たさに耐えながら説教を聞く他なかった。
「誰が１番強いとか誰が１番可愛いとか、どうして互いに認めあえないの？ 何が嫌いかより、何が好きかでお話してよ！」
稲葉も玄武に優しく語り掛ける。
「私、ナゼカ☆ナニカのことはよく知りませんが、ネタキャラ扱いだなんて酷いです！ あなただって真面目にがんばってるのに！」
玄武の戦いぶりを通して、彼女のひたむきな想いを稲葉は感じ取っていた。
「私は応援してますよ、マリさん！」
玄武は……マリは泣いていた。
確かに同人誌で一番酷い目に遭っているかもしれない。
人気があるとは言え、主人公には及ばない。
最強設定が息していない。
色々と不憫だけど。
「もう、マリは怖くない！」
劇中の死亡フラグを再び言い放つので、周囲は「おいやめろ」と一斉にツッコミを入れた。
こうして、マリはファンのみんなに見送られ、名残惜しそうに同人誌の中へ戻ろうと背を向けた。
温かい拍手に見送られ、マリの目には涙が浮かんでいた。
「今です、白虎さん！」
「応ッ！」
突如、筋肉ダルマの中年男が、マリを攫っていった！
そして一緒に逃げる白髪の少女……鬼崎 あやめの姿！
「玄武さん……、帰るのはもう少し待ってくれませんか？」
あやめはマリの手を優しく握り、その目を見詰めた。
「私のお姉ちゃんを、助けてくれませんか？」
マリは知ったことか、と思ったが、何故だか断る気が起きなかった。
そしてほぼ無意識のまま彼女は首を縦に振っていたのだ。
「ありがとうございます……。お姉ちゃん、今会いにいくよ……」
鬼崎 あやめの暴走が始まる！
＜北の玄武：誘拐→鬼崎 あやめの駒となる＞
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2014年08月02日
- 参加申し込みの期限
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- 2014年08月09日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年08月09日 11時00分
