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\ オーバータイム!/
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ワイナリーで休日を
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●
白樺の林を抜ける小径を、
伊予 祐
と
雪代 伊織
は散策していた。
「初めてくる場所って、思わずうきうきしてしまいますわね」
「ああ」
伊織さんが一緒なら、どこだって最高だけどな!
そんな言葉を胸に、祐は上機嫌で。
「ここはヤマネが住んでるんだぜ」
「そうなのですか? 少しでも、顔を見せてくれないものでしょうか」
茂みに目を凝らした伊織の目の前を、何かが横切った。
「はうっ!?」
「大丈夫?」
よくよく見れば跳ねたのは大きなバッタで、伊織は取り乱した自分を恥じ入った。
「はい、ただのバッタでございました……」
「そっか、ヤマネに嫉妬しちゃったのかもな!」
祐の冗談につられて、伊織も悪戯っぽく微笑む。
祐はゆっくりと歩いていた。
今日こそは迷惑を掛けない様、彼の歩調に合わせて歩こうと、気負っていた伊織は拍子抜け。
ただ肩越しに、祐を仰ぎ見る。
――これって私のため、ですわよね?
まだまだ私は、彼の優しさに及ばないですね。
反省は尽きない。
一方、祐は舞い上がっていた。
木漏れ日が笑うトレイルで、君も笑顔で。
芸術作品の中にいるみたいだ、とても綺麗。
まるで、森に舞い降りた天使……!
じ~ん。
…………。
(ハッ、見惚れてた! いかんいかん)
不思議そうな伊織と目が合い、祐は己に課した完璧なエスコート役を思い出した。
「行こうか、躓かないように気をつけて」
祐が表情を引き締める。
「はい……」
精一杯の笑顔で返した伊織だが、心の中は。
祐さん、退屈じゃないかな?
そんな思いに支配されていた。
●
日はすでに傾いている。
皆が夕食のためにレストランに向かった隙を狙い、
雪代 伊織
は露天風呂へ赴いた。
この頃には気温はすっかり下がり、熱い湯が刺激的だ。
雪のような肌に、胸の手術痕が轍のように赤く浮いてくる。伊織は細く息を吐いた。
隠しているわけではない。
だが見て気持ちの良いものではないだろう、そう思った。
光に集まってくる虫をボンヤリと眺めながら、思い出すのは
伊予 祐
の事。
誘われるまま、彼に着いていってしまったけれど。
「……ご迷惑だと思われてなければ、良いのですけれど」
一呼吸おいて、返ってきたのは祐の声。
「伊織さん、居るの?」
「た、祐さん?」
「あはは……会えたらいいなーなんて思ってたら、ホントにいるんだ参ったな!」
声はあくまでも、陽気に響く。
嬉しそうな、祐の笑顔が伊織にもありありと想像出来た。
二つの湯を隔てた岩壁に、伊織は手を置いた。
不安をいともたやすく拭い去って響く声に、心までがジンジンと温かくて。
「祐さん、私」
――あなたは不思議な方でございますね
伊織の唇が、そっと弧を描いた。
「……今日は、とっても楽しかったです」
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担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月17日
参加申し込みの期限
2014年08月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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