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乱入上等ッ! 覆面レスラー軍団VS寝子高生
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【VSロロ・魁 ~スペインからの暴れ牛~】
「サァ、次ハドイツダ?」
大地を揺らすように、ロロがリングへと上がった。
先程の演出のせいか、ざわざわと周りは騒いでいる。
「俺が相手だ!」
リングに現れたのは
握 利平
。
「俺がプロレスの魂ってヤツを教えてやるぜ!」
「良イダロウ! 教エテモラオウカ?」
カンッ! とゴングが鳴り響く。
「うぉぉぉぉぉりゃあああッ!」
利平は一気に巨体に肉薄し、チョップを放つ!
「……フム?」
ロロはどうやら蚊に刺された程度でしか効いてないようだ。
「ハッ! セヤッ! トウッ!」
そのまま、ロー、ハイ、ドロップとキックを入れるも、有効打にすらならない。硬い筋肉の壁に阻まれて、打撃が通らない。
「クソッ、全然効いてねえ!」
「……チョップトハ、コウスルノダ」
ブンッ! と利平はそんな音を聞いた気がした。ゴチンッ! と脳天にチョップが突き刺さる。
「……ッ!」
なんとか、踏みとどまってファイティングポーズを取る利平。
「根性ハアルヨウダ」
「プロレスは体格差じゃ決まらねえ。それなりのやり方ってのがあるんだよ!」
そう言いつつ、ロープを使って、攪乱しようと試みる。
狙いは一つ! ロロの右ひざを集中攻撃することだ。
「フム」
と、ロロは見切った瞬間だった。
「バブルガム☆ブラストなのですよぅ」
バァーンッ! と大きな破裂音が現れた。
ろっこん『特大ガム風船』を使った
不破 ふわり
によって、爆発させられたものだ。
「ムゥ?」
「貰ったッ!」
その乱入のスキを付いて、膝裏へ低空のフライングエルボーがヒット!
「……作戦ハ褒メテヤロウ、少シ効イタゾ」
「……勘弁してくれよ」
そしてそのまま、乱入したふわりをひっつかんで、利平の方へ投げた。
「空を飛んでいるのですぅ?」
「う、うわっ?」
ドカッっと利平を巻き込んで、倒れるふわり。
「足ガオ留守ダ」
と、思いっきり足を攻撃される利平。
「――ッ!」
あまりの痛さに口から空気のみが漏れる。一応、言っておくが利平は決して弱いわけではない。
「……格が違いすぎる」
ゴクリ、と周りも恵一とシンクロしたように息をのんだ。
「えいっ! なのですよぅ」
パンッ! パンッ! と立て続けにふわりが音を立てて攻撃しようとするも、全て有効的とは言えない。
「二度ハ無イゾ?」
「こ、こうなったら」
最後の賭けだった。両拳を握り気体圧縮、低い姿勢で飛びこみ、相手の膝を挟み込むように解放。
そうすることによって、ロロの膝に少しでもダメージを与えるという作戦だった。
今なら、ロロはふわりに気を取られている。
「今だッ!」
「ヌゥ!」
利平のろっこんでもあり、必殺技でもある『フィナル・ファート』が、ロロの右膝を捉えて爆発した。
「……今ノハ、痛カッタゾ」
ゆらりと、立ち上がるロロ。そのまま利平の両足を持ち、ぐるぐると回転を始める。
「じゃ、ジャイアントスイング!」
「ど、どうすればいいのですよーぅ?」
驚いたように沸き上がる声、おろおろするふわり。塾生たちがイーチ! ニー! と回転数を数え始める。
その声が20になったとき、ブンッと利平がふわりの方へ飛ばされた。ワンバウンドしてから、ふわりに激突する。
幸い、威力はふわりに対しては弱まったようだが。
「きゃうっ?」
「がっ!」
ふわりはその衝撃でよろよろと場外へ落ちた。慌ててなんとか起き上がった団十郎が救出する。
「うっ……くっ……」
「マダ、立テルカナ?」
首を振りながらなおも立ち上がろうとする利平。
しかし、そのまままっすぐ前に倒れ付した。
「最後マデ根性ノアル奴ダ、イイ漢ニナレル」
カンッ! と一度目のリングが鳴る。そして、
尾鎌 蛇那伊
がゆっくりとリングへ上がり、ロロと対峙した。
「あら、休まなくてもいいの?」
そう聞く蛇那伊へロロはにやりと返した。
「準備運動ハ終ワッタ、行クゾ」
ゆらり、と前へ進み出るロロ。
「……いけるかしらね?」
「来ナイナラ、コチラカラ行コウ」
ブンッ! と先ほどのチョップを放つ。
「……フッ!」
化剄により、攻撃の軌道を蛇那伊はそらした。そして、大ぶりのロロに懐に一撃を入れる。
パワーとパワーの勝負におぉ! という声が上がる。
ズンッ! と中国拳法で培った一撃がロロの肉体へと吸い込まれる。
「ムゥ、ヤルナ」
そのまま、ロロは左回し蹴りを放つも、これも攻撃を逸らされる。
「あら、今度は右膝がお留守よ?」
と言って、思いっきり右ひざに打撃を叩き込む。
「グ……」
さすがのロロも、崩れ落ちる。これは効いている! 効いているが、そうはいかぬがプロレスの宿命。
「モラッタ……ッ!」
「ッ!?」
崩れ落ちた体制で両腕を地面につけて、そのまま上へと両足を突き上げるようにキックを放つ。
思いっきり胸の部分を打ち付けられて、蛇那伊もさすがに効いたのか、ガクリと膝を付く。
一撃をもらったら危険だ! 化剄での受け流しからの攻撃は間違ってはない。
しかし、食らった時のダメージもでかいとも言える。
蛇那伊はゆっくりと立ち上がった。
「立った、立ち上がったぜ!」
気がついたカナエも驚きの声を上げ、ロロも感心したようにファティングポーズを取る。
「……ムゥンツ!」
「あら、おっきな一撃ね。いいわぁ!」
再び、大振りの一撃! しかし、今度も化剄で受け流す。
「フンッ! クッ」
「……行くわよ? 天国まで連れていってあ・げ・る!」
その瞬間、蛇那伊の必殺技『模倣・二の打ち要らず』が解き放たれる。その一撃はスっとロロに吸い込まれていった。
「……グッオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
地味だが、確かにその一撃はロロが後ろにのけぞるほどのダメージを与えた。
しかし、ロロはそのまま蛇那伊の腕をつかみ、思いっきりロープへと打ち込んだ!
「あぐっ!」
めまいのような感覚を覚える蛇那伊、しかしロロの攻撃はそれで終わらなかったのだ。
目の前には既に、大きな2本の足が迫っていた。
「オーーーーーーーーーーーレーーーーーーーーーーーーィ!!!」
「出た! 72センチ砲だッ!」
闘牛士の掛け声とともに、その一撃は蛇那伊に当たった。
その瞬間、強靭な肉体を持つ蛇那伊の体が場外まで吹っ飛んだ、まさに暴れ牛を力づくでねじ伏せる一撃である。
慌てて恵一が蛇那伊の容態を見る。
「……続行不可だ! だが、深刻じゃない」
「チャント、加減ハシテイル。安心シロ、ソレハ適切ニ治療スレバスグ消エル」
恵一の言葉にほっと胸をなでおろす一同。ヴェスレーナやひびきが協力して手当てをしている。
その威力を示すように、蛇那伊の腹筋あたりに大きなアザが出来ていた。
「……残りは俺だけか」
そう言って、恵一がリングに上がろうとした瞬間だった。
ジャージ姿で俺が行こうとでも言うように、ヨハンが現れた。
「…………」
「わかった」
そう言って、リングに登らない恵一。ヨハンに任せるようだ。
空気を察したのかカンッ! とゴングが鳴った。
「軍隊式カ、ドコデ覚エタ」
「……」
「マァイイ」
答えないヨハンに、ロロは己の右足を気にしながら挑む。
その瞬間、ロロのラッシュが始まった。その大きな拳が幾度もヨハンに襲いかかる。
「……」
ヨハン受け流せない分は諦めて、顔ひとつ変えずに攻撃を受けつつ、一つ一つカウンターを決めていく。
その際、まるで機械のように精密に相手の痛めている右足を強打していく。
「グゥ……」
うめき声を上げるロロ。
しかし一見、小柄なヨハンがロロに圧倒されているように見えるため、一同は固唾を飲んで成り行きを見守っている。
「……」
淡々と、攻撃を受け流し、首をつかむ、そしてそのまま引き寄せて一撃。しかし、ロロも打ち返す。
そして、おもむろにロロがヨハンの腕をつかみ、ロープへと叩きつけた。反動でロロの側へ吸い寄せられるヨハン。
「オーーーーーーーーーーーレーーーーーーーーーーーーィ!!!」
その瞬間、ラリアットがヨハンに叩き込まれようとしたものの、腕をそのまま回避する。
「……なんだ、受けないのかよ」
こちらも回復した利平が残念そうにつぶやく。
「でも、避けるというのは間違っていないよー。ぼくあれは喰らいたくない」
円がヨハンに肯定的な意見を返す。
「なんというか、プロレスというより、異種格闘技戦だぜ」
カナエは、試合をそう評した。まぁ、そのとおりなのだが。
「……謎ですよーぅ」
ふわりが一応は締めてみるものの、ヨハンに対する謎は深まるばかりだった。
そして、集中攻撃を受け続けたロロもついに崩れ落ちた。飛ぶような肘鉄の一撃が淡々とロロに入る。
「ぐにゃぁぁぁぁんッ! もういい! これ以上見たくない! ロロ降参だ。俺様が許す!」
さすがに我慢ができなかったのか、ロロに降参を促すニャットマスク。
「ワカッタ、他ナラナイオ前ガ言ウナラ仕方ナイ……降参ダ。コウイウ後輩モイルノダナ、覚エテオコウ」
そう言って、さっさとリング外へと出るロロ。カンッ! と寝子校生の勝利のゴングが鳴らされた。
ヨハンは来た時と同じようにさっさと退場していったという。
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じんの
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月24日
参加申し込みの期限
2013年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月31日 11時00分
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