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空想サバイバル・バトル 拠点防衛
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【騎兵突撃……!】
最初にそれに気づいたのは、北方の警戒に当たっていた真央であった。
伝令でこちらへと来た美咲紀とこちらにいた修が相談していた最中である。
「西から騎兵なのだ!」
どどどどどと、一気に森から騎兵が北門へと進軍する。
その声を合図に修と美咲紀も戦闘態勢へと移行する。
「撃て撃て! 撃つのだ!」
「無茶な! 誰か南門へ行って誰か呼んでくれ!」
真央と修が叫ぶ。
あっという間に、北門へと回りこまれる。
「さっき、来たばっかりだから今は無理ですぅ!」
美咲紀がそう言って、無理と示す。
そう、北も南も誰もが手いっぱいで動けない状況である。
しかし、放水の成果か、若干ぬかるんだ空堀に戸惑う騎兵。
「射撃部の練習成果なのだサクラ肉とともに潰れちゃえなのだ」
すかさず、マスケットを放つ真央。
運よく、一体にあたる。
「どんどん、撃つのだ!」
しかし、命中精度が悪く当たらない。
ズギューンッ!
「ッ! 痛いのだ」
偶然敵の一発が真央の肩に命中する。
「つぅ……やられた」
続いて、迎撃をしていた修が銃を構えたときに、手に銃弾を受けてしまう。
「回復……きゃぅ?!」
そう言って、美咲紀が近づこうとするが。
敵の騎兵がすかさず馬上から撃つ。
「くそっ!」
修が焦る。
「こういうときは、さっき作ったパチンコだ!」
そう言って、あらかじめ作って置いたパチンコで攻撃する。
「石でもくらえっ!」
そう言って、騎兵に向けて石を放つが、騎兵は体制を崩す程度で、あまり劇的な効果はない。
「効きがわるいのだ」
真央が、唖然としてつぶやく。
「えいっ!」
美咲紀がそのスキにそれぞれに近づいて、ろっこん【舞花の祈り】を使用する。
修と、真央の傷が回復する。
「ありがとう」
「ありがとうなのだ~!」
二人の感謝を受けて、美咲紀はうれしそうだ。
しかし、依然としてピンチなのは変わらない。
「こういうとき、強力な味方がほしいのだ!」
そんな風に真央が言った時だった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
大声をあげながら、ねむるが騎兵の一人に組みつく。
「よしっ!」
ジェームズが、落ちた騎兵からすかさずピストルを奪い、放つ。
「た、助かったのだ」
真央がほっと、ひと心地をつく。
この後、騎兵をせん滅しつつ、ようやく西から来た敵を全滅させることに成功した。
「伝令、伝令だよ~」
そんな時、ひびきが伝令としてやってくる。
「あ、はい。クッキー」
「あ、ありがとう?」
ねむるたちにクッキーを渡しつつ、ひびきは、南門の戦いがひと段落ついたことを告げたのであった。
【その目たちが見たもの、奇跡】
円は、海を担いで拠点に戻っていた。
蛇那伊がすかさず治療をするが、難しい顔をする。
「二人が戻ったことはよかったわ」
けれど、と海を見つつ。
「……無理に回復させても、ね。素直に退場したほうが苦しみは少ないわ」
「私なら、なんとかできますです!」
蛇那伊の言葉をさえぎるように、美咲紀が言う。
ろっこん【舞花の祈り】の説明を受け、蛇那伊は納得する。
「しかたないわね……じゃ、マッサージでもする?」
そう言って、疲労で疲れていた修やねむるを見る。
「し、しかたない」
そう、修が応える。
蛇那伊のろっこん【快感ヒーリングマッサージ】にて、必要な回復を施していく。
その回復がひと段落した時であった。
「おい、何か聞こえないか?」
豪が、耳を澄ませて言う。
「来たべ! 来たべ!」
南門で、様子を見ていた海斗が叫ぶ。
とん、とん、たん。と軽快なリズムが聞こえ、それに合わせて彼らが何かを大声で声をあげているのが聞こえる。
それらの声が、一斉に放たれるような威圧を醸し出す……。
やがて、砦のはるか向こうに三つの列を組んだ影の歩兵たちが表れる。
その後ろに、馬に乗った実理の姿を海斗は見つけた。
「全員南門で迎撃に当たる! 回り込まれることもないだろう」
「まぁ、戦力を集中させるべきだな」
修の言葉に、ジェームズは頷く。
南門で、あらん限りの弾薬を持ってくる。
やがて、射撃の範囲内に収まろうかというときに、はっきりと声が聞こえてきた。
「「「Vive l'Empereur! Vive l'Empereur! Vive l'Empereur!」」」
「Damm it! 実物をみたことはないし、虚構だとわかっているが……」
ジェームズも近づくにつれ、手に力が入る。
「……敵将前方! 撤退は不可能! なれど状況は最高! 突撃準備完了!――これより反撃するっちゃよ!」
修や、真央たちの援護を受けて、海斗が飛び出す。
「これが最後の戦いです! もっと食らってやりましょう」
杖子がそれに続き、その後ろからジェームズが狙撃をする。
「落とし穴……掘っただけだったなぁ。負けたときの保険だな。ありゃ」
そう言いつつ、豪が石を飛ばし、実理の周囲へとそれが届く。
「いくよー!」
円が、サーベルを装備し、さらに突撃を開始する。
「……!」
海が、ラインを描き、石を射出する。
石が切れたら、マスケットを撃てばいい。
が、相手も思った以上に強力であった。
ズドンッ!
一斉射撃が拠点を襲う。
「……」
(ごめん、円ちゃん)
海が、その射撃に巻き込まれて倒れて消える。
あっけない最後に、美咲紀が息をのんだ。
「きゃぁぁぁ!」
そして、ひびきが思わず身を伏せる。
ズドンっ! ズドンっ!
後列と前列がいれかわり、立ち替わり連続で射撃を与える。
「ぐっ……F××k off French!!」
「あ……あの」
美咲紀をかばうようにジェイムズが被弾し、倒れる。
「こっちはいい! 伏せろ!」
そう言って、ジェイムズも伏せようとするが、偶然額に一撃が入り、消失する。
「……痛みには慣れていたつもりだが純鉛製の弾丸は痛烈だな」
ジェイムズの最後の言葉はそれだった。
「……あ、あぁぁぁぁっ!」
その光景をみたねむるが飛び出す。
命中精度が高いところへ行って、ぎりぎりで射撃をするつもりだ。
「あ、待つのだ!」
しかし、一斉射撃によってそれは阻まれる。
「……わわわわっ」
すぐに、真央は伏せてやりすごす。
一方、突撃組は、前方の部隊との肉薄に成功していたが……。
「それっ!」
円がサーベルで斬りかかるが、銃で受け止められる。
「あ、あれ?」
すぐさま、蹴り飛ばされる。
「つ、強い」
一列目が戦闘に入ると、二列目が一列目より前に出て一斉に拠点に向けて前進する。
三列目が、実理の周囲を固める。
「まずいぞ!」
ねむるがおさえこまれる。
「……ちょっと」
杖子が、器用に立ち回るも、距離を離され射撃されそうになる。
しかし、すぐさま距離を詰めてろっこん【非実在性少女(アンタッチャブル・ガール)】でかわすが、すぐに転がり引き離される。
「しまっ……」
そこをすかさず射撃されるも、運良く外れる。
「生き延びろよ……」
前方を見ながら、豪がつぶやく。
その瞬間、走ってきた相手に石を投げる。
「どうだ……ッ!」
敵は、身軽に石をかわすと、石を投げた直後の豪を狙撃する。
ダァンっ!
と、銃声が響いた直後、豪はよろめいて土塁の前へ落下する。
「……じゃあな」
そう言って、消えていった。
「……押されている」
修が銃を撃とうとするも、敵の射撃ですぐに頭を引っ込める。
「……ふんっ」
入ってきた敵と蛇那伊が組合いになる。
「なんて、すさまじいパワーなのかしら! 興奮してきたわよぉ!」
ぎんっと、筋肉を震わせて、組み合う。
入れ替わり立ち替わりで、周囲は手を出せない。
「ヒッ!」
美咲紀もまた、入ってきた影と相対し、恐怖に身をすくませる。
だが、奇跡は起こった。
一列目を壊滅させた円たちが、三列目であった実理へと近づく。
海斗は、敵を突破し、
「狙うは敵将の心の臓・・・・・・一人でもやり遂げるために、痛みを無視し、我が銃剣を前へ!」
そう言って、一発の弾丸を海斗は放つ。
バァン!
と持っていたマスケットが火を噴き、偶然にもそれは実理の額へと命中した。
ぐらり、と目を見開いて倒れる実理・・・・・・。
瞬間的に、海斗と目が合う。
「・・・・・・なんて、表情をするんだべ」
恨み・・・・・・憎しみ・・・・・・悲しみ・・・・・・表現しにくい負の感情がこもったその視線を一身に浴びる。
・・・・・・かくして、戦いはあっけなく終了した。
・・・・・・そのとき、ある場所で何かが終わりを告げる。
それは、一つの事件の収束を意味していた。
もう、尾棹 実理は何もすることができないだろう。
かくして、この事件は終了を告げたのであった。
おわり
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月21日
参加申し込みの期限
2014年06月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月28日 11時00分
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