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空想サバイバル・バトル 拠点防衛
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【今さらなんのためらいがあろうか!】
朝、尾棹 実理(おたく みり)の目に映ったのは天幕だ。
いつか、ゲームで夢を見ていた世界……その風景。
ぼんやりと、立体化した人影がフランス帝政時代の服を着て、私に敬礼をした。
(……起きる)
不思議と、夢の中のような心地だ。
こんなにも、現実的な風景であるのに夢のように感じる。
私はゆっくりと起き上がると、近くにあった服をまとう。
なぜか、この服を着なければいけない気がしたからだ。
(なぽ……れ……おん?)
足元がふらつく、視界がぼやける。
耳鳴り、頭痛、そして吐き気。
そして、全身を循環するかのような高熱……。
その高熱にうなされながら、地図を見る……。
(拠点……農場……攻撃……? 攻撃!)
刹那、急速に意識がはっきりとしてくる。
無意識に、笑いがこみ上げてくる――喉はとうに枯れたというのに。
「あはっ……あはははは……くふっ……ふふふ……あははははははははははっ! ぎゃははははははっ!! ごほっげほっ……うっ! はぁ……はっ……あはははははははっ!」
そう、これは遊びなのだ。
あそこにいる奴らを、今いる駒を使って、全力で嬲ればいいのだ。
(そう、こうして遊んで、こうして死んで! 今さらなんのためらいがあろうか!)
「……攻撃」
その言葉を聞いた影たちは、一斉に動き始める。
ゆっくりと、攻勢が始まる。
【我らの命運、この一戦にあり】
ちょうど、10時を回った時であろうか。
鳴神 楓
は、がちゃがちゃと食料と弾丸をもって、礼拝堂の上へと昇っていた。
赤を基調とした軍服を身にまとい、ベイカー・ライフルを引っ提げ、さっそうと屋根の上へと取り付く。
「折角だからナポレオン時代の戦争の空気を楽しみたいね。目標は狙撃で百人撃墜だぜ、ひゃはは!」
そう言って、ベイカー・ライフルを構える。
屋根の上から見た感じだと、ちらほらと敵の姿はあるものの威力偵察なのか、そうでないのははっきりしないが、時折、流れ弾が飛んでくる。
南門のあたりで、ちょうど10人ほどの歩兵がばらばらに銃を撃っているのが見える。
ちょうど、そのうちの一人が走り寄って、土塀を渡ろうとした……。
「……雷禍ぁっ!」
楓はろっこん【雷禍】を発動し、銃の照準をその敵に向け合わせ、そのまま引き絞る。
ズダァンッ!
初弾は、どうやら敵の横を通り抜けたようだ。
すぐさま、弾込めをし、二発目を放つ。
ズダァンっ!
空に突き抜けるような音が響き、その弾丸は二発目で相手の肩をとらえる。
「この距離で、あたればもうけもんか、それにしても……」
あたりにくい、装填に時間がかかる……だが、マスケットよりまし。内心そう思いつつ、すぐさま装填を開始する。
いくらろっこんで自身を強化し、銃の扱いにある程度の習熟があったとしても、安定した狙撃につながるかどうかは怪しいところだが、何らかの補正があったのか命中率は上がっているようだ。
「英国風衣装だしマザーグースでもいっとくか? 国訛りで申し訳ないがね、ひゃはは!」
楓は、嗜虐的な笑みを浮かべると、再び散発的にやってくる歩兵に対し、弾を浴びせにかかった。
「ふぅ、まだなんとかなりそうだね」
一方、同じ英国風の格好をした
日暮 ねむる
は、兵舎で弾薬を補充しつつつぶやく。
「今は散発的だからいいべ。持ちこたえて実理さんを引っ張り出さねと」
そう言ってから、どこかにあった乾パンと水を食し始めたのは
鈴野 海斗
である。
ロシア帝国風の装備に身を固めた海斗は、どこか考えるような表情である。
「……どうしたんだ? 何か違和感があるのか?」
その表情が気になってねむるは聞く。
「オラも軍オタだからあん人が心配だべ……どうなるかわかんねっけど、絶対あの人の前まで突撃して言葉を尽くしてみるべ」
そういう海斗に対し、ねむるは短く結んだ。
「……できるといいね」
短く言ったねむるは、ぼんやりとしながらも胸中は疑問にあふれていた。
しかし、そんな感情は置き去りにされ、時間は進んでいく……。
「殺したくはないが、死にたくはないよな……話し合い……も通じそうにないな」
南門の付近では
龍目 豪
が門の内側に落とし穴を仕掛けようとしていた。
ロシア帝国風の軍服が、土にどんどん汚れていく。
土を掘り返せば、石が交じっており、大きめのものはあとで武器として仕えるので選別しておく。
「今は役に立たなくてもってな」
そう呟きつつ、交戦中の拠点を見まわす。
礼拝堂の上からの狙撃、兵舎のなかにも人が見える……。
そのほかにも、散発的な敵の攻勢に対応しつつ少人数で走り回っている。
「よくやっているじゃんか……」
そう呟くと穴掘りを再開するのであった。
散発的であるが……。
敵兵が取り付きつつある……そんな、南門の上に躍り上がる影があった。
ロシア風の軍服を着た
尾鎌 蛇那伊
である。
「呼ばれてっ! 出てきてっ! いいわ、いいっ! 又衛生兵としてがんばってあげちゃうんだから!」
敵があわてたようにその影に向けて銃弾を放つが、それはさらに奥からの……楓の狙撃によってあっさり消え去る。
そんな光景を見ているかどうか……さらに、歩兵が数体ずつやってくるのがわかるが、蛇那伊にとってはオンステージの観客が増えただけである。
「さぁ、準備をするわよ……衛生兵モードに……」
そう言って、ぐっと自らの軍服に手をかける。
「ぁ突ぅっ!」
ばさぁっ! 上半分の衣装が上空に舞い。
「入ぅっ!」
ばさぁっ! 下半分のビキニっぽいパンツを残して他はすべて空堀の中へ。
ちなみに、その状況を見ていた楓は……
「なんだか、よくわからんが、あれはすごかった」
と評したという……そう、衛生兵モードである蛇那伊が南門の上でこれ見よがしにポーズを決める。
そう、すでに激しい上昇運動(暑い中門の上に登っただけの行動)によってテカテカと大胸筋をはじめとする上半身は美しい汗が滴っており、ぶるんっと揺れる上腕二頭筋と上腕三頭筋がきらりと汗を飛び散らせる。
そして、きらきらと流星を描きながら大臀筋へと、到達し、そこから大腿四頭筋のある部分へと落ちていく。
「細いけど、長いこれをあげるわっ!」
そして、おもむろに昇ってきた相手へとマスケットを突き刺さるように放り投げる。
バコっ! という謎の音がして影の歩兵は消滅する。
「さ、着替えも済んだし、本番開始よぉ?」
そう言って、ぼきばきと両手を鳴らしながら、兵舎へと戻って行った。
治療道具を確保するためだ……。
しばらくして、蛇那伊の去った後、その行動を見て唖然としていた豪はあわてて土を掘り返す作業へと戻るのであった。
去った門へは、あわてて残った人がカバーに駆け付けたのであった。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月21日
参加申し込みの期限
2014年06月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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