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仁義なきアウトレット・ウォーズ
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「夢宮さん、シーサイドアウトレットのバーゲンに行きませんか?」
「行く行くー! 明日からだよねっ」
「はい!」
そんな会話が電話越しに、
御鏡 聖
と
夢宮 瑠奈
の間で交わされたのは、昨日のこと。バーゲンの広告を見た聖は、とってもとっても欲しいけれど高くて我慢していたものをあれもこれもと頭に描き、限られたお小遣いをどう使うか電卓と広告をにらめっこしながら幸せ満載の計画を立てる。そのなかで『夢宮さんと一緒に回ったら楽しいだろうな……』そんな思いがふとよぎり、気づけば携帯電話で瑠奈の番号をタップしていた。
聖から誘われた瑠奈も気持ちは同じ、行きたいなと思ったそのときに聖から電話がかかってくるなんて、素敵な偶然だ。
「聖ちゃん、神社はいいの?」
「はいっ、今日だけはお休みをいただきました!」
広告を広げながら開店を待つふたり、並ぶ時間も一緒なら退屈なんて知らない。聖はいつもなら参道の掃き掃除をしたり、おみくじを補充しているような時間だが、今日は特別。
「よぉし、それじゃ作戦の最終確認だよ!」
「はいっ」
開店の15分前、数量限定品や先着順の福袋を狙う人の列にざわめきが広がる。何を買うか、どんな順番で回るか、ふたりで呼吸を合わせなければいけないこともたくさんある。
「聖ちゃんは買いたいものをリストアップしてるんだよね?」
「そうですね、夢宮さんは……?」
「あたしはそうだなぁ、可愛いめだけどいつもよりちょっとおとなっぽいのがいいなぁ」
「じゃあこのフロアを先に見ませんか? 優先順位は大事です」
「うんうん、いいね!」
そして列は動き出す、いざショッピングという名の戦場へ!
まずはハイティーン向けのブランドが並ぶエリアにふたりは急ぐ。うかうかしていると人混みに流されそうだし、欲しいものが売れてしまうことだって大いにありうる。はぐれないように自然と握り合った手があたたかいのは、ショッピングへの期待からだろうか、それとも夏の暑さのせいだろうか。
さて、目指すフロアには目移りするだけでめまいがしそうな服、服、服。欲しいものはしっかりチェックしていても、広告に掲載されていないお買い得かつ可愛いものがこんなにあると、念入りに立てた計画もあっさり崩れてしまいそうになる。
「わぁ、このスカーフ可愛い! ステージ衣装にもいいかも~」
「あ、このリボンカチューシャまだあった……! すみません、これの白を買います」
明るいビリジアングリーンに入った赤いラインが目を引くタータンチェックのプリーツスカートを広げて、瑠奈は鏡の前でくるりとターン。スクールガール風のしゃきっとしたシルエットは適度に揺れる裾が可愛らしい。聖もリボン細工がついたカチューシャを見つけてごきげんだ。
「このブラウス……広告とちょっと色が違うんですね?」
「あ~、印刷されると実物とは違うことってあるよ、大事なのにね!」
聖がお目当てのひとつだった七分袖のブラウスを手に取る。広告を見る限りでは淡い浅葱色だと思っていたそれは濃い目のターコイズブルーで、広告写真の色を期待していた聖はちょっとだけ残念そう。だが隣に並ぶ色違いのブラウスに目が行き、両方を手にとってしばし悩み顔。
「夢宮さん、色違いがあるんですけど……夢宮さんはどちらがいいと思いますか?」
「う~~~~ん……こっち! 聖ちゃんには断然白のほうが似合うよー!」
「ほんとですか? 嬉しいです」
お目当てではなかったけれど、似合うものが見つかれば大した問題ではないのだ。瑠奈の太鼓判ももらって自信をつけた聖はいそいそとレジカウンターに向かう。
「あれ、カチューシャも白だよね? 何か色柄ものも買わない?」
「そういえばそうですね、でも……」
和服の柄なら見る目はあるが、洋服となると何だか難しい。そんな聖の思いを汲み取ったのか、瑠奈はぐいぐいと聖を引っ張ってスカートの売り場へ。
「せっかく色々買うんだから、挑戦しなきゃね。お互いのイメージで選んで着てみるってどうかな?」
「イメージの交換ですか? 楽しそうですね……!」
案外、自分に似合うものは自分ではなかなか分からなかったりするもの。だから買い物は一人より二人が楽しいのだ。色とりどりのスカートが並ぶコーナーで、瑠奈と聖は次々とお互いのセンスで選んでは試着をしてみる。
「ほら、聖ちゃんはちょっと背が高めだからマキシ丈も似合うよ?」
「夢宮さんはミニも素敵ですが、こういうおとなっぽいラップスカートもいいと思います」
ふたりともすっかり、計画にない衝動買いにどっぷりはまってしまっていた。だがそれも楽しい、だってバーゲンなのだから。気づけば買い物袋をいくつも両手に抱え、移動も大変。雑貨屋で肩にかけられる大きなエコバッグをおそろいで買って、洋服たちと空いた紙袋を畳んで詰めなおして。
「こんなに買っちゃってたんだね、ちょっと休憩しよっか?」
「はい、喉も渇きましたし」
四人がけのテーブルに座るのは瑠奈と、聖と、それぞれの荷物たち。はちみつ漬けのレモンがたっぷり入った甘いアイスティーを一口すすれば、買い物の疲れも一瞬でどこかに吹き飛んでしまう。
「やっぱりこのスカート可愛いね! 買ってよかった~」
「普段の自分だと選ばない組み合わせで買えたので、とっても新鮮ですね」
テーブルの空いたスペースにそれぞれの戦利品を広げ、ふたりのおしゃべりは止まらない。深まる友情のあいだに、可愛い服がある。女の子にとってこれ以上のわくわくがあるだろうか?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬島
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月31日
参加申し込みの期限
2014年06月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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