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72時間耐久! フジコと行く酪農体験アルバイト!
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【3日目:午前中(牛舎清掃と放牧)】
八神はこの3日間、作業にどうにか付いてこれた事を喜んでいた。
(4月から比べて、だいぶ体力が付いたようだ)
八神は高校入学から日々、体力作りに励んでいる。
典型的なもやしっ子だった彼も、今では炎天下の中、牛舎で力強く作業をこなすまで成長した。
それでも、まだまだ地力はないので、ネコ車を駆使して清掃に励む。
「そういや、ここに来たときは驚いたな……」
何気なく口から漏れる独白。
八神はフジコとばったり寝子島の道中で遭遇した。
経緯を聞いた八神は、2つ返事で同行を承諾したのだ。
「体力増強も出来て、社会経験も積める。林間学校でも牛の世話をしましたし、俺も志願します」
そしてフジコのワンちゃんという言葉に、八神は飼い犬のカーキー(柴犬の子犬)を連れてきた。
だが、バスに乗りこもうとした彼に、フジコは困惑。
「本物のワンちゃん連れてきちゃうなんて……。八神ちゃん、ワンちゃんというのはね……?」
フジコの説明に八神、絶句。
「え、俺達のことなのか!」
この時、彼はようやくこのツアーの危険性を悟るが、フジコブレスで主従共々腰砕けになり、那須高原まで連行されてしまったのだ!
「八神ぶちょー、無理したら駄目ですよ?」
同じ新聞部所属の椿が八神の様子を見に来た。
「私、八神ぶちょーと一緒に作業しますね。だってぶちょー、体力無いから私が付いていないと1人で倒れて牛に踏まれたら大変だもん」
「大丈夫だ、カーキーもいるからな」
八神の言葉に、カーキーがひと吠えして答えた。
「カーキー偉いねー。よしよし」
椿はカーキーを抱き上げると、正面を向いてぺこりとお辞儀した。
「カーキー副ぶちょー、八神ぶちょーの面倒見てあげて下さいね」
椿曰く、ぶちょーの飼い犬だから副ぶちょー、らしい。
こうして、カーキーは副ぶちょーに昇格した!
「とりま、こいつ等おっ放しちまうか! 行ってこい、牧草喰いに!」
バーンッと牛舎の戸を開ける宇佐見。
……しかし、ほんの十数匹しか率先して外に出てこない。
「なんだよー! お前たち、牛舎から出て自由になろーぜー!」
「まぁ、想定内の事態ね」
尾鎌はコキコキと関節を鳴らすと、近くに居いた仔牛を抱き上げたではないか。
そのまま外へ連れ出し、仔牛を地面に下ろした。
「ほら、お外へいってらっしゃい」
従業員は「おおごとになっからやめっぺよ!」と尾鎌を注意した。
仔牛でも暴れれば大人でも怪我をするパワーを持っているそうだ。
「仕方がないわ、牛たちにストレスを与えないように慎重に後ろから押して行きましょう?」
「やっぱりそういう展開かよー」
こうして、尾鎌と宇佐見の音頭により、牛たちは外へ押し出されていく。
空っぽになった牛舎を、椿と八神が中心となって清掃に当たる。
「さぁて! しっかりブラシでゴシゴシ擦らなきゃ!」
椿は汚れた藁がなくなったところから水を撒き、デッキブラシで懸命に汚れを落としていく。
「星ヶ丘で馬の世話をしてるから、似たような作業は任せてっ」
動物好きの彼女にとって、お世話ができることが嬉しくて仕方がない様子。
「今日は暑いから、お水もたくさん汲んでおかないとね」
彼女は率先して水飲み場の水を交換。
戻ってきた際、キレイな水が飲めるように苦心する。
そこへネコ車で新しい藁を運んできた八神が到着。
……作業開始2時間弱で既にフラフラだ。
「八神ぶちょー? 大丈夫ですか?」
椿は心配そうに声を掛けてきた。
だが、八神の顔色に生気がなくなっている。
「まだ……俺は……」
八神は疲労困憊だった。
慣れない環境で知らず知らずに疲れが蓄積されていたのだ。
次の瞬間、八神は意識を手放してしまった……。
――八神は目を開けると、
七夜 あおい
の膝の上にいることに気が付いた。
「!? あおいっ?」
八神は起き上がろうとするが、全身が金縛りに遭って指1つ動かせない。
七夜はニコリと微笑むと、一言だけ彼に告げた。
「がんばって」
八神の心に光が差すような感覚が芽生える。
彼は目を見開き、思わず叫んだ!
「俺は、働き続ける!」
そして彼の視界が急にクリアになっていった。
「八神ぶちょー、気が付いた!」
椿は八神によく冷えた野菜ジュースを手渡そうと待機していた。
「急に倒れちゃうから驚いたのです。でも介抱してくれた方がいてよかったの」
八神は落胆したように息を漏らす。
「そうか、俺、倒れてたのか……。情けないな、あおいにまで介抱してもらって……」
「八神ぶちょー、何言ってるんですか?」
椿は冷えたグラスを八神の頬に押し当てる。
それでようやく、暑さにやられた彼の思考回路は正常に戻った。
筋肉質なフトモモの感触が八神の後頭部から伝わってくる。
見上げてみれば、精悍な顔付きのオネエが菩薩のように微笑んでいた。
「あおいちゃんだと思った? 残念! フジコちゃんでした♪」
八神、再び白目を向いて意識が遠くなっていく。
「あら、これ以上お昼寝はダメよ? フジコブレス・ハリケーン!」
八神の右耳に小宇宙的なロングトーンブレスが直撃!
ア ッ ―― !!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月02日
参加申し込みの期限
2014年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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