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変態の軍隊
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【12】
「御剣が桜庭にやられた」
逆巻が現地の調査に向かった生徒から連絡を受け、そう発した。
「
桜庭 円
、パターンピンク(変態)として粛清対象に加えるよ。異論は無いね?」
頷く一同。
「桜庭をここまで誘き寄せてくれ。勿論、容赦はしないよ。罠に掛けて徹底的に反省させよう」
だが、八神だけはこれに否定的だった。
(……大穴で一網打尽にしたほうが早いだろう?)
新たな討伐対象が増え、浮き足立っている防衛軍本部。
この隙に、八神はこっそりと小穴へ手を伸ばし、ろっこんで床と張りを“削って”いく。
(こんなものか? 分解しすぎて、バレたらまずいからな)
防衛軍も、どうやら一枚岩ではないようだ。
「誰も助けてくれなかった……。ハハッ、そりゃそうか。俺、学校じゃ嫌われ者だもんな……。平助や甚八爺さん……。父さんも母さんも今は居ないし……」
――俺は、独りだ。
吉祥寺 黒子
は肌蹴た服を直しもせず、その場で横たわっていた。
変態どもにもみくちゃにされ、飽きられてそのまま打ち捨てられていたのだ。
吉祥寺は舌を出し、無理やりに笑ってみせる。
「でも……、大丈夫、まだ『俺は幸運だ』から。……寂しくなんか、ねぇよ……」
再び発動する彼女の無意識のろっこん。
すると、すぐに幸運が舞い込む。
「そこのレディ! 涙は似合わないよ!」
キラキラと輝く粒子を纏いながら、颯爽と笑顔を振りまく金髪のチャラ男がそこにいた。
「1年2組の頼れる学級委員、
八十八旗 信彦
さんとは、この俺のことさ!」
うおっ、笑顔が眩しいっ!!
「……チッ」
「舌打ちされちゃった!?」
吉祥寺のリアクションに白目剥いて固まる八十八旗。
「金髪じゃなくて、俺の同じクラスの銀髪で青い瞳の女子だったらよかったのにな……」
「お望みの相手じゃなくてごめん、レディ! でも、ダイジョーーーブ!! 俺たちと一緒に行動すれば、一番安全だよ!」
八十八旗の後ろには、
哀坂 零葉
、
志波 武道
、
高梨 彩葉
、
添木 牡丹
、
姫神 絵梨菜
と、随分大所帯である。
「デラっち先輩はおまけとして、女性に優しいこの信彦さんが、君のようなレディを放っておくなんてできないのさ!」
おまけと言われた志波の顔が一瞬歪んだ。
八十八旗はブラックカードをチラつかせながら、吉祥寺に語り掛ける。
さりげなく彼のろっこん『Money In The Bank』を発動させ、安心させようと試みる算段だ。
(な、なんだ? 凄く胡散臭い奴なのに、不思議と言う事に信憑性を感じやがる!)
もれいびやろっこんをとある理由で嫌悪する吉祥寺、ろっこんの効果だとすぐに悟るも、復讐心と羞恥心を天秤に掛けた結果……。
「あんたについて行くぜ」
(まぁ、取り敢えず、今は利用してやろうじゃん?)
こうして吉祥寺は八十八旗と共に行動することを選んだ。
満足そうに八十八旗は頷くと、胸を張って主張を始める。
「ムリヤリだなんて俺の美学に反するよ。やるなら合意の上で、正々堂々やれば良いのさっ。合意まで持って行くのも一つの楽しみじゃないか!」
そういう問題かよ、と無言で全員が突っ込んだ。
「だいたい顔を隠してるあたり、自分達の行いが碌な事じゃないって自覚してるんだろうね? そんな連中にレディを任せるなんて俺にはできないなぁ。全力で俺が守ってみせるよッ!」
もちろん、ブラックカードをチラつかせる事を忘れてはいない。
「おや? 早速ピンクの軍団を発見! どうやらレディも混じっているみたいだね?」
ふむ、と一拍思案すると、次の瞬間、猛ダッシュで変態(♀)の前に跪く八十八旗!
「素顔を隠しちゃうなんて、なんていじらしいんだ! でも隠されると、ついつい知りたくなっちゃうのが人間の性だよね?」
「ちょ、え? え?」
突然のナンパに、奥手な変態少女は混乱している!
そこを八十八旗は見逃さなかった!
「好きなことに打ち込む一途なキミは、なんて素敵なんだろう! さっ、キミの可愛い素顔を俺に見せてくれないかい?」
「だ、駄目よ! 私なんて、不細工の腐女子よ!?」
拒む変態少女に全く臆せず、伝家の宝刀、ブラックカードを見せて超爽やかスマイル!
「容姿がなんだって言うんだい? 趣味が腐ってる? それこそ君の個性! 俺は君を全て! ありのままを愛おしいと思う!」
「……!!」
なんと、変態少女は自ら仮面を取ったではないか!!
確かに地味な印象だが、目鼻立ちは整っているフツウの女の子だ。
彼女は顔を赤らめ、モジモジしながら呟いた。
「ファンクラブ会員1号になっていいですか?」
八十八旗、これに無言で爽やかスマイルで頷いてみせた。
「さぁ、他の変態ちゃんたちも! 俺と一緒に来ないかい!?」
「「キャー!!!」」
まさにブラックカード無双。みるみるうちに女子の群れが八十八旗の後ろを付いていくではないか。
「よーし、ねこったーの情報によれば、体育館が安全らしいから、みんなで避難しようっ!」
「「ひこにゃん素敵ー!!」」
モブたちの狂乱ぶりに、ドン引きの哀坂、志波、高梨、添木、姫神、そして吉祥寺。
しかし、これ以上安全な場所もないだろう。
かくして、第四勢力『八十八旗ハーレム隊』が爆誕したのだった!
「……葛城くん?」
夢宮 瑠奈
がコスプレ部へ到着すると、そこは魔界だった。
綺麗に着飾った男の娘達が、
魔王
の手解きを受けていたのだ。
「あ、瑠奈ちゃん、どうしたのですか?」
ちょっと正気を失っている目付きの葛城に怖気付くも、気圧されずに口を開く。
「“あの衣装”、あるよね?」
葛城、一瞬キョトンとしたあと、急に顔から火が出るように赤くなる。
「アレをどうするのですか!? まさか、着るのですかっ?」
狼狽する葛城を他所に、アレを探し出す夢宮。
「私、この騒動を終わらせるためにここにきたの!」
クローゼットの中からアレを見付けると、大事そうに抱きしめる夢宮。
「身体測定の時は支離滅裂な行動したけれど、今回はそんなパニックを起こしはしない。起こさない」
私が、この学校を守る――!
アレを抱きしめたまま、体育館へ向けて飛び出していく夢宮を、葛城は呆気にとられたまま見送る他なかった……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月28日
参加申し込みの期限
2013年03月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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