this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ミエコ、再び
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
▼
「皆、大丈夫か!?」
調達に行っていた、
奈良橋 博美
と
八神 修
が戻って来た、その時。
バシィ!!
ミエコが
綾辻 綾花
のマタタビ粉の入った袋を、はたいた。
「あっ!!」
袋が宙に舞う。
手を伸ばした綾花は、あまり運動神経に自信のある方ではない。
気がついた時には、まんべんなく頭からマタタビを被るハメに陥ったのである。
「恐れていた事が、起こっちまったぜ!」
博美は愕然とした。だがすぐに頭を切り替えて、倒れていた飼い主の勉の確保に乗り出す。
「うわあ……」
勉はケチョンケチョンの、わやくちゃだ。
悪いけど、ちょっとドン引きした。
「大丈夫か? いくら生き返るとはいえ、こんな所で死ぬなよな……」
自力では動けそうも無いので、足をつかんで安全な隅っこに引っ張る。
「ヒョロ……こほん、スマートでも、流石に成人男性は重いな」
とは言え、博美も古武術家元の一人娘。小柄だが、鍛え方が違う。一人でも、確りどうにかしてしまう。
「ハッ!! ミエコ、ミエコはどこへ……」
「気がついたかい? 勉さんに、折り入って聞きたいんだけど……どうしてミエコは巨大化したんだ?」
問われ、勉は気まずそうに視線を彷徨わせたが、博美の真剣な眼差しについに白状した。
「ごめんよ、やっぱり疲れているのかな? 自分でも、ワケが分からないよ」
泣き濡れる勉。そっと溜息を落とした博美だが、水で濡らしたハンカチで勉の泥塗れの傷を拭う。
「事情は分かった、でもミエコの為にも無理しないで欲しいよ。
経済的な事は何とも出来ないけど、やりようはあると思うんだ」
真っ直ぐ伝える博美に、勉は申し訳なさそうに頷いた。
「ん、ありがとう。話はまた、改めて。ちょっと待ってな」
ニコリと笑うと、博美はミエコの方へ向かった。
「きゃっ、くすぐったいです……!」
ミエコは綾花の全身を、夢中で舐めていた。
マタタビのせいかとも博美は思ったが、それだけにしては執拗な気もする。
すべすべで、気持ちがいいのだろうか?
それはミエコに聞いてみないと分からないが、思ったよりザラザラしていない舌の感触に、綾花は新鮮な驚きを感じた。
カプカプされても いい感じにツボに入って、大きなバストのせいか肩凝りに悩まされる綾花には、むしろ丁度いいようだ。
「気持ちいいし……はぁ、何だか肩が軽くなった気がします……」
ミエコの牙だけでなく、周囲の女子の視線も突き刺さっている事には、気付いていない綾花さんなのだった。
「私も、いっしょに遊びたいです!」
幼い
夢月 姫
も、とてとて走って行って、大きな前足の大きな肉球を、掌でぷにぷに。
お次は、頬でぷにぷに。
室内外のお嬢様のミエコの肉球は、柔らかくも弾力があり、人の心を掴んで離さない魔性の力がある。
今日はおんもを歩いたので、ちょっぴり土がついているものの、この魅力には抗えない。
「大っきい! でもやわらかくて、気持ちいいです」
ぷにぷにぷにぷに……ずっとぷにぷにしていたら、ミエコに払われて、姫はころころ転がった。
「大丈夫ですか!?」
綾花は驚き悲鳴をあげ、博美は緊張で身を乗り出したが、まとわりつくペットの『しろ』『くろ』と共に、姫は元気一杯立ち上がる。
「すごーいです。楽しいです!」
「……ったく、吃驚させんなよ……」
肩を下げる博美に、綾花はミエコのウィスカーパッド(口元の『ω』の事)を撫でながら、ふふりと笑った。
味を占めた姫は、ミエコの尻尾の根元にジャンプして飛びついた。
「もっふもふ~♪」
急に重くなった尻尾に驚いたミエコは、綾花を開放して暴れ牛状態へ。
しろとくろも、飼い主の少女の服に取りすがって、彼女等はメリーゴーランドのように回り始めた。
「わあ、スリルまんてんです!」
いや、どちらかというと、空中ブランコかもしれない。
「ひゃ!」
非力な幼女の腕力では、遠心力に勝てず、姫は捕まっていた尻尾から手が離れてしまった。
あわや、硬い地面で尻餅をついてしまうのか、と思いきや。
「むぎゅう……」
咄嗟に周りこんだ しろとくろが、クッションになって姫を受け止めていた。
「くろ、しろ、ありがとう……!」
優しい猫達を、姫はまとめて抱きしめた。
「やれやれ、肝が冷えたよ。レディ、君が大切に運んで来てくれた、袋を借りるよ?」
「あ、ああ」
「見ていたまえ、レディの気を引くことぐらい、百戦錬磨の紳士にとっては朝飯前なのさ!」
八十八旗 信彦
は
奈良橋 博美
が持って来たレジ袋を、ミエコの前に翳して見せた。
ガサガサ。わざと大きく音を立てる。
ミエコの三角耳が、ぴくぴく動いた。ついで金色の瞳が、袋を捉える。
音を気にしているようだ。
あれは常日頃から、帰宅した勉が真っ先にさせる音。
白いコンビニ袋の中には、決まって猫用の缶詰が入っていた。
「ふふ、思ったとおり。
レディは美味しいものに、目がない。それに猫は、袋やダンボールに入るのが大好きだからね!」
信彦の狙い通り、ミエコは猛然と袋に突っ込んできた。
だが誤算もあった。勢いが凄すぎて、簡単に袋を奪われてしまった。
袋に頭を突っ込んだまま、ミエコは皆を蹴散らしながら走る。
「ニャ、ニャゴラ……こっち来んなー!」
その先に居たのは、
野坂 庵
。
慌てて背中を向けて逃げ出すが、以下略。
「ふみゃあああああ!!」
タックルを食らって、庵は敢え無くお空の星になった。
きらーん★
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ミエコ、再び
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月25日
参加申し込みの期限
2014年12月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!