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サマー! 部活動のお時間です! ~文化部編~
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○新聞部NMR(寝子島ミステリーレポート)
護はパソコンで特大号の秘密記事の編集作業を手伝っていたが。
「あっ、記事が消えちゃった……」
「えっ、消しちゃったの? あら、本当だ……」
美咲紀が覗き込む。
「ど、どうしよう……ごめんなさい」
涙目になる護。
「えーと、打ち直します! 下書きは……」
「それはメモを参考に直接入力したので下書きはないが」
「え? 下書きはない??」
青ざめる護。
「大丈夫だ、バックアップならあるぞ」
修が助け舟を出す。
「え? ありますか? ……はーっ、良かったー」
安堵した護に、ミルクがすり寄ってくる。
「ミャー」
「慰めてくれるのかい? ありがとう。できあがったらちゃんとプリントしておこうかな」
護は優しくミルクを撫でた。
「あ、ミルク、プリンターに手を出しちゃだめだよ」
プリントされたばかりの紙のインクがミルクの足につく。
「こら、その足でそのへんを歩くなよ」
修が慌てて雑巾を持ち出し、ミルクを抱き上げた。
顧問の
黒崎 俊介
教頭が顔を出した。
「やあ、みんな、頑張っているかい?」
「俊介ちゃんセンセー! 俊介ちゃんセンセーの特技を真央ちゃんたちは必要としてるのだ疲れた体にハイティーぷりーずなのだ~」
顔を見るなり真央がおねだりする。
ハイティーとは、アフタヌーンティーよりもさらに遅い時間に行うお茶会である。
「わかった、ちょっと待っていてくれよ」
紅茶をいれようとする黒崎に、護が声をかける。
「手伝います!」
「ありがとう、それじゃお願いしようかな」
「先生は紅茶がお好きなんですね。僕はよく知らなくて……おいしいいれ方を教えていただけると嬉しいです」
頷いた黒崎は、紅茶の淹れ方のコツを伝授する。
「まずはポットやカップを温める……」
「あっ、お茶にするならトマトときゅうりサラダも食べてほしいのです」
美咲紀が、家庭菜園で採れた自慢の野菜で作ったサラダを冷蔵庫から取りだす。
「美味しそうだね」
黒崎先生からの差し入れも交えて、楽しくお茶をしながらの作業となった。
「うーん、美味しいのだ! さすが俊介ちゃんセンセーとまもちゃんの淹れたお茶なのだ」
満足そうな真央。
「サラダも美味しいです」
護もお茶と共にサラダを楽しんでいる。
「はかどっているかな? ちょっと見てもいいかい?」
黒崎先生が近くにあったプリントされたばかりの紙を手に取る。
「『とある顧問の華麗なる1日』? これは……」
黒崎先生の目が点になる。
「見つかってしまいましたか。すみません、内緒で1日追跡させていただきました」
修が爽やかに言う。
今ひとつ影が薄いと言われる教頭先生を知って貰いたいという動機から生まれた秘密記事だ。
「いつの間に……」
戸惑う黒崎先生だが。
「顧問の先生から始めるのはGJなのだコレ見て他の先生も取材に応じてくれるかもなのだ」
真央がにっこりと言う。
「書類作成、校長や理事長との打ち合わせ、甲子園の取材について電話応対、甲子園の応援のため桐島先生との打ち合わせ……黒崎先生忙しいですよね。でも働く男の姿はカッコイイのです!」
美咲紀も黒崎先生の苦労を労う。
「わかってくれるかい? 大変なんだよ……カッコよく見えるかな?」
頭をかく黒崎先生。
「あとでコメントお願いしますね」
修に畳みかけられる。
「かなわないなあ」
文句が言えなくなってしまう黒崎先生であった。
「NMRで記事を書くのです」
美咲紀は、
『海猫様』の祠を取材
したときのことを書くことにした。
『22時過ぎ、エノコロ岬で突然にそれは起こりました。取材班は、海鳴りと共に海が割れていく中、危険も顧みず体当たり取材を敢行したのです。
そこには海猫様の小さな祠がずらりと並んでいました。猫と言えば航海の安全を護ってくれる、転じて大漁ももたらしてくれるという、ありがたーいご利益をもたらしてくれる神聖な動物なのです』
「お参りもしたの。その時海猫様へ約束したのです。新聞で紹介したらお供え物が増えますよと!
その時にサンマ豊漁をお願いしたらホントに
お魚大漁が来た
のです。ちゃんとお礼にお供えしたから、秋にも豊漁かも。ご利益はある! これは記事にするっきゃないでしょー」
民俗学的にイイ感じに記事は書き綴られていく。
『でも単に不思議なだけじゃなく、小さな神様でもちゃんとお祭りするのが日本人の心だと思うのです。ご利益の有無はさておきお祭りして大切にした方が嬉しいじゃないですか。海猫神様って名前からして可愛いのです。可愛いは正義なのです』
「……ふーっ、こんなもんでしょうか。あれ?」
可愛いで締めて少し残念なことになっているが、気にしない!
修も、島内心霊スポットのレポートにかかる。
「鈴島、神社、池、岬、岬の下の祠、九夜山中腹の謎の建造物……この中で深夜に実証検分にいくとしたらどこがいいだろう?」
「し、深夜の実証検分ですか。ちょっと怖そう」
「鈴島キャンプとかしてみるか。確か、探検部がキャンプしていたような気がするな」
「そうなのだ。真央ちゃんも行きたかったのだ」
「真央、何かネタはなかったかあとで確認しておいてくれ」
「合点なのだ。でも真央ちゃん、実は鈴島に負けないくらいのネタがあるのだ」
真央は写真を取りだす。
「これは……?」
霧の海の奥に、何か黒っぽい影が映っている。そして、草むらと水辺の写真……?
「こないだ寝子島書房研究会のフィールドワークに同行させてもらったのだ、残念ながら肝心なところは撮れなかったけど、すごいモノを見たのだ!」
真央はその時の顛末を話し始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
37人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月25日
参加申し込みの期限
2014年06月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月01日 11時00分
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