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闇曜日の旧市街
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闇曜日の旧市街、取引は港の倉庫で行われる。
だが、どの倉庫かは分からない。取引が行われている間に、素早く見つける必要がある。
「こんな仕事、久々だぜェ」
鹿黒は相変わらずの黒ずくめな出で立ちで神無組の子分たちを従え、港に現れた。
左手を胸に当て静かに念じ、ろっこんを発動。感覚を研ぎ澄ましていく。
「……」
火薬の臭い、アタッシュケースの音、不自然な革靴の音、不審な声を探していく。
鹿黒の感じるまま、静かに歩いていく。
「おやァ?」
そこには、地面に座り込んで眠っている者がいた。
「随分寝不足の見張りだなァ」
先に進むと、また一人、また一人と眠っている者がいる。
「なんとなく読めてきたぜェ……」
と、目の前に現れたのは、白のフェイスマスクに黒のパーカーフード、ゴム長靴を履いた謎の男だった。
「鹿黒さん?」
「何だ、フードの坊ちゃんか。無茶しやがって」
フードをかぶっていたのは、
日暮 ねむる
。どうやら二人は知り合いのようだ。
「アンタが死んでしまったら冴来さんが悲しむからね」
「俺が死んだら? 問題無ェ。負けなきゃ死なねェ、死ななきゃ負けねェ、それだけのことだぜ」
「強気だね」
「坊ちゃんは下がってた方がいいぜェ。生きて、冴来と仲良くしてやってくんな」
鹿黒が日暮をよけて前へ進もうとすると、日暮はその手を止めた。
「坊ちゃん、やる気かい?」
「ボクも、奴等に因縁がないわけじゃない。共闘といこうじゃないか」
「その根性、気に入ったぜェ」
日暮の胸をトンと突いた、そのとき、鹿黒は耳を澄ました。
何者かが、近づいてきている音がする。それは倉庫の中の取引ではない、外の音だ。鹿黒と日暮が来たのと反対側から、誰かが来ている。
「ふごっ」
闇鴉会の見張りの男が声を漏らした。
倉庫の反対側では、四角が凶悪な顔で見張りの背後に迫っていた。
「タマはとらんが、玉はとらせてもらおう」
「う……うう……」
そう、凄まじい握力で股間を握られていた。
「目が覚めたら、てめえんところの上のもんに言っておけ。この島にはルールってもんがある。いいか、金輪際カタギにゃ手出すな」
「う……うん……うん」
「右か、左か。どっちにする?」
必死に首を横に振る見張り。
「そうか、両方かい」
「ふごぉーーー!」
四角は、うっかり手を口から離してしまったようだ。
「おいおい、丸ちゃん……たのむぞう」
背後から声をかけるのは、のらりくらりと酒を片手に歩いてくる金堂だ。
「すいやせん。バレましたかね?」
慌てて金堂会の他の子分に合図を送ると、倉庫の入り口へと急いだ。
そこに待つのは、鹿黒たちだ。
いよいよ倉庫の中に入って、一暴れだ。
大きな声を出してしまったことで、中にはもうバレている。
男達は堂々と扉をあけ、入っていった。
「邪魔するぜェ」
取引中の闇鴉会とマフィアが一斉にこちらを見る。
「ここは神無組と金堂会のシマだ。出て行ってもらおうか」
若頭の愛川はため息をつくと、鹿黒たちを無視して相談役の武内にぶつぶつと説教を始めた。
鹿黒は苦笑い。
「舐められたもんだなァ」
と愛川の前まで歩いていき、声をかける。
「こん中で一番偉いのは、お前さんか?」
そう言うと、愛川の目の前に封書を掲げる。
愛川はにやにやしてるだけで、武内が代わりに受け取った。文面を読み、愛川に伝える。
それは、神無組の組長から託された果たし状だ。
どちらが寝子島を制するのか、一対一の勝負でケリを付けようというのだ。
「行くか逃げるかはお前さん次第だぜ?」
「そんなことより、てめえが生きて帰れるかどうか心配した方がいいんじゃねえのか?」
「お前さんこそ、折角の組長の申し出、無駄にするとはなァ……」
ぞろぞろと集まってくるのは、闇鴉会の面々。
しかし、闇の取引現場では、飛び道具は御法度だ。どちらがいつ裏切るか分かったものではない現場では、銃は持ち込まないのがこの業界のルールだ。
せいぜい持っていて刃物である。
つまり、ここからは肉弾戦だ。
闇鴉会とマフィア、そして神無組と金堂会の入り乱れた。
「さァ俺の組に手ェ出したこと、一生後悔するといいぜェ。こう見えて昔はちょいと有名だったんだぜ?」
感覚を研ぎ澄まし、ハサミを巧みに使う鹿黒。
「近頃の極道かぶれは甘ぇツラばかりだ。残ったタマで親孝行しろオラ!」
刃物を使わず、タマをつぶしまくる四角。
「今のわしは全身刃物だと思うがよい」
金堂はぶふーっと服の袖に酒をふきかけ、ろっこん発動。殴るように敵を斬る!
四角はろっこんには触れずに、
「社長、相変わらずお美事でごぜぇやす」
「カッカッカ! 叩き潰すぞい」
怒号、そして血が飛び交った。
彼らが中に入っていくその様子を、倉庫の外から見つめる、場違いの者がいた。
思い詰めた様子の、
花風 冴来
だ。
「闇鴉会……私の……大切な人たちを……大切なこの島を……傷つけ、汚す人たち」
その手には、 円道リキヤにお願いして譲ってもらった拳銃を握りしめていた。
「私は、許せない……そんな人たち、大嫌い………死んじゃえばいいの!」
冴来は拳銃をしっかり両手で握りしめ、男達の世界へと入っていった。
「死んじゃえばいいの! 死んじゃえばいいのー!」
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月12日
参加申し込みの期限
2014年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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