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人生模擬演習遊戯『一生ゲーム』
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●1年目
1月
【冬期講習】
年明けそれは冬期講習開始でもあった。
いくら成績優秀とはいえ、東京大学医学部を受験する以上
八神 修
も朝から晩まで勉強漬けだ。
「修君、お疲れ様」
同級生の
七夜 あおい
が差し入れの手作りサンドイッチとホットコーヒーを手渡した(昔は料理の苦手だった彼女も、高校3年生になっていくらかできるようになった)。
「ありがとう」
修はすっと目を細め差し入れを受け取ると、つかの間の休憩を楽しむのだった。
【寝子島高校受験日】
『試験監督の先生』
宮祀 智瑜
は覚悟を決めた。
「あ、あの……」
恐る恐る手を挙げると、試験監督の先生が近づいてくる。
「どうした」
智瑜の覚悟が萎えてしまうほど鋭い声だ。
「ぉ……ぉ……が」
「なんだ。質問はハッキリとしなさい」
「えっと……」
智瑜は迷った末に、今度の今度こそ覚悟を決める。
「……ズボンに、穴が……」
開いてます。
「…………!?」
先生は内線電話で他の先生を呼んでから、そそくさと試験会場を後にした。
2月
【満員電車】
橘 千歳
は周りの人に押しつぶされながらつり革に捕まっていた。
そうしていくら踏ん張ってもひどく揺れる電車の中。立っていることさえままならない。
千歳でさえそうなのだから、隣のつり革に上手く捕まることのできない老人は今にも倒れそうだった。
「……どうぞ」
その時目の前の青年がスッと立ち上がる。
彼はただ席を譲るだけでなく、老人の手を取って座るまで腰を支えていた。
3月
【寝子島高校合格発表】
『合格者一覧』
御巫 時子
宮祀 智瑜
綾辻 綾花
大天使 天吏
桃原 空音
邪衣 士
御剣 刀
橘 千歳
・
・
・
常闇 月
・
・
・
小山内 海
本条 小萩
【制服採寸日】
『木漏れ日の中庭』
待ち時間の間、
大天使 天吏
が中庭で鳥と戯れていると後ろから声を掛けられた。
天吏に声を掛けた綺麗な1つおさげの彼女は「ここは温かくて気持ちいいですね」と笑った。
天吏は無言で頷くだけ。それでもおさげの彼女――
御巫 時子
はにこにこ笑顔で天吏の側に立っていた。
【寝子島高校卒業式前日】
星ヶ丘駅前にある落ち着いた喫茶店の中に
月居 歩
と
芽森 菜々緒
はいた。
2人は向かい合い、静かに紅茶を啜る。
そして――歩は、切り出す。
「菜々緒、俺は……」
一瞬、躊躇うような間を開けて、けれど歩は菜々緒に力強い視線を向ける。
その視線を菜々緒は真正面から受け、静かに歩の言葉を待っていた。
「俺はお前が好きだ」
菜々緒は返事の代わりに、彼女の柔らかい唇を歩の唇に押し付けた。
【寝子島高校卒業式】
鬼河内 萌
……木天蓼大学栄養学部(新設)
月居 歩
……東京芸術大学
桜 月
……木天蓼大学美術部デザイン科
北条 冬華
……桜家お屋敷勤務
芽森 菜々緒
……東京芸術大学
野菜原 ユウ
……木天蓼大学薬学部
4月
【寝子島高校入学式】
陽光そそぐ学び舎に
我らを育む 寝子ヶ浜の風
また旅人が耳を澄ませば
波音安らかに聞こえん
自由な日々(ねこじまメモリーズ)寝子島高校 寝子島高校
諸星のぞむ学び舎は
九夜山の尾にて うちたてられん
たとえさざ波起こりても
ともに明日へと歩まん
絆は固く(ねこじまジャスティス)寝子島高校 寝子島高校
『記念撮影』
『しゃしん おねがいします』
スケッチブックに、油性マジックでハッキリとそう書かれていた。
文字をじっくりと眺めてから、
御剣 刀
はスケッチブックの持ち主に視線を移した。
その瞬間、刀の胸がとくんと鳴る。
その一瞬の動揺を悟られないように刀は持ち主から目を逸らして、
「……いいぜ、撮ってやる」
と言う。だがその次の瞬間。
「……あ」
刀は気まずそうに視線を彷徨わせてから、恐恐と口を開いた。
「声、聞こえるか?」
少女――
小山内 海
は気恥ずかしそうに頷いて、刀にカメラを手渡した。
『クマ注意報』
この日、
桃原 空音
は終始笑顔だった。ニコニコというよりはどちらかというとニヤニヤという感じの。
可愛い好みの先生(♂)を見つけたとか、可愛い先生をズコズコしてくれそうな先生(♂)を見つけたとか、おっぱいすごい美少女(勿論♀)を見つけたとか、理由はいくらでもあった。
そうして好みの♂♀を物色していると――なんとクマを見つけた。
空音の脳裏に選択肢が浮かぶ。
1.戦う
2.逃げる
答えは1つしかなかった。
3の
襲いかかる
『抱きつく』。
『パンツ少女注意報』
入学式を終えて、教室に移動中のことだった。
邪衣 士
は突然、名前も知らない女の子に抱きつかれた。
硬直する士。
(こういう時は、どうすれば……)
パニック状態にありながらも、士は視線を抱きついてきた未確認少女へと移した。
「く、クマさ、ぐへ、ふへ、ハァ、ン、ハァハァハァ――」
「…………」
なんだかとっても気持ち悪かったので、容赦なく振り払うことにした。
その後士は寝子高内で迷子になり、先生に怒られた。
【新生活】
『お屋敷にて』
北条 冬華
は今日から
桜 月
のお屋敷で住み込みメイドとして働くことになっていた。荷物は3月の内に運びこんである。あとは冬華が屋敷に入るだけ。
高校時代からの友人に仕えるのは、少し緊張する。
冬華が玄関の前で固まっていると――玄関の扉が開いた。
「北条さん?」
「桜さ――ご主人様! おはようございます」
「ああ、今日からだったな」
「は、はいっ!」
「では私は大学へ行ってくる。留守は頼んだ」
どうやら冬華の最初の仕事は留守番らしい。
『まず最初に』
無事、木天蓼大学に入学した
鬼河内 萌
は入学したその日、真っ先にある場所に向かった。
ある場所とは勿論、学食。
そこで頼んだのは勿論、カレー。
木天蓼大学学食のカレー評価:★★☆☆☆
『古本屋の看板娘』
結局
城山 水樹
の就職活動はうまくいかなかった。
そのため、実家の古本屋を手伝うことになったが……あまり気乗りはしないまま。
『名門私立中学へ』
「入学生代表
鳳翔 皐月
!」
「はい」
スカートが皺にならないように注意をはらって立ち上がる。
勿論、背筋はピンと伸び、誰もが見惚れるような足取りで壇上に上がった。
一礼の後の「ごきげんよう」。
完璧な優等生がここに生まれた。
【委員会決定・
綾辻 綾花
の日記帳】
司書教諭の
早川 珪
先生の身なりに‥‥こんな方が先生だなんてと最初はびっくりしましたが、話してみると思ったよりも優しいお兄さんでした。
1年間、よろしくお願いしますっ!
【九夜山へ遠足・ウグイスの巣】
番のウグイスが、独特の形状の巣で身を寄せ合っていた。
大天使 天吏
は飽きることなくいつまでも眺めていた。
5月
【
嘉島 和穂
の誕生】
ゴールデンウィーク真っ只中。
担当医が不在の中、大きな問題なく赤ちゃんが生まれた。
体重2,770グラム 身長47センチ 頭周り32センチ
【エキストラ】
海外の大学で音楽を勉強中の
篠崎 響也
。
ある日、某有名楽団のヴァイオリンに欠員が出たため、急遽エキストラ出演することになった。
【旅行の中止】
「えー……」
聖籠 あゆか
は頬をぷっくと膨らませて不満をアピールした。
「ごめんね。お父さんが急にお仕事になっちゃって……」
「お父さんの馬鹿!」
あゆかはムッスリ。部屋に閉じこもるのだった。
6月
【食堂】
『出会い』
大混雑の食堂。席を探して
綾辻 綾花
が彷徨っていると、ツインテールの女の子に声を掛けられた。
「よかったらお隣どうぞ」
「あ……ありがとうございます!」
これが同級生・七夜あおいと距離が縮まるきっかけとなる。
【とある事件】
この事件
で
霧生 深雪
は
芽森 菜々緒
という女性に出会った。
7月
【
恵御納 夏朝
の誕生】
そこは本州の自然豊かな某田舎。
キラキラと輝く朝日を受け、やや小柄ながらも元気な赤ちゃんが生まれた。
体重2,520グラム 身長42センチ 頭周り29センチ
【夏休み】
『告白』
高校三年生にとって夏休みとはあってないようなもの……むしろ、より一層勉強するための期間だった。
八神 修
は毎日のように図書館に通い、受験勉強に精を出す。
その上時間や気持ちに余裕があれば、将来必要になるであろうドイツ語や英語――しかも専門的用語まで――を学ぶ日々を過ごしていた。
「修くん、今日も頑張ってるんだね」
「……あおいか」
「お弁当作ってきたから、一緒に休憩しない?」
× × ×
学食であおいのお弁当(まだまだ料理は上手くない)をつついていると、あおいは恐る恐る口を開いた。
「実は私……進路を変えることにしたんだ」
「……そうなのか?」
以前は兄弟が多いこともあり、就職を考えていると言っていたが――
「私、看護師を目指そうと思うの」
「看護師?」
「うん。体力に自信があるし……看護師なら仕事に困らないから、奨学金もすぐに返せると思って……それに……」
あおいは顔を赤らめ、修から目をそらした。
「それは……期待してもいいのか?」
「ううん。期待はしなくていいよ。――だって、もう、好きだから」
「あおい……」
突然の告白に戸惑いながらも、修はすぐに表面上を取り繕う。成すべきことを成す。
「七夜あおいさん、貴女が好きです」
「はい」
「だから、俺と付き合ってください」
「……はい」
8月
【台風上陸!】
この日
、
霧生 深雪
は
芽森 菜々緒
への恋心をハッキリと自覚した。
【ネコミケ】
本条 小萩
は自分を主人公(魔法少女設定)にした漫画「スーパーレジェンド伝説ko-ha-gy」を発表。ついでに手作り主題歌CDも販売した。
売れ行きは‥‥ぼちぼち。
9月
【コンテスト】
来年4月発売のゲーム『虎が如く!』の『主題歌』『キャスト』がオーディションで決まることになった。
『デモテープ事故』
白浜 渚
は友人のすすめでこの主題歌部門に応募することになった。
――が、ここでもドジっ子属性を発揮する羽目になる。
数週間後、渚の元に通知が届いた。
結果は合格。
ただし採用枠は『キャスト』として。
こうして図らずも、渚は某ゲームのモブキャラクター(新人芸者)の声優を務めることになった。
『パーフェクトガール!』
本条 小萩
は主題歌部門、キャスト部門両方を受けることに。
その結果は――残念ながらの不採用だった。
10月
【夜の街】
『出会い』
黄昏時。最も人の認識が難しい時間帯。
常闇 月
は寝子島を走り回っていた。正確には探しまわっていた。
それもこれも彼女と因縁である組織の生き残りがこの島にやってきたという情報を得たからだ。
(……私自らの手で決着をつけましょう。あれは存在してはいけないモノなのですから)
見つけた。
見つかってしまった。
2つの相反する感情がせめぎ合うのに気が付かないふりをして、月は得物を構える。
「ハァッ!」
――と同時に地面を蹴りつけ、相手に斬りかかった。
1人倒し、2人倒し。残り数人から一度距離を取るため、後ろに跳んだ。
「ッ!?」
「うわあッ!?」
迂闊だった。一般人が周りにいないことを確認したつもりだったが……、現に無関係な男性が今月の下敷きになっている。
「くっ」
男性を抱え上げ、一旦組織の面々から離れることにした。
当然のごとく、それを相手は好機と見て追い立ててくる。
「お怪我はありませんか? まずは巻き込んでしまったことに謝罪を。説明は後にいたします」
訳がわからないというようにきょとんとした青年を、近くの影に隠し、月は再び得物を振るった。
× × ×
すべてが終わる頃には、すっかり日が暮れていた。
九条 翔
は影から事の一部始終を見ていた。
(おいおい、こんなデンジャラスな展開は聞いてねぇぞ……)
サバゲー好きだとはいっても、今日もその帰りだとしても血や本物の戦闘に慣れているわけではない。
もともとはそうだ。サバゲーが終わって、けれど興奮が冷めやらないので、適当に女の子をナンパして仲良くなろうと思っていた。
その中で、飛び抜けて可愛い――今、得物を振るっている彼女を見かけたのだ。
これを逃す手はない。そのときはそう思った。
だから後をつけたのだが……まさか、こんなことになるなんて。
「……お待たせいたしました。もう出てきても大丈夫ですよ」
驚いている間に、どうやらすべてが終わったらしい。暗闇でよく見えなかったところまでは聞かないほうがいいだろう。
「……えっと、ありがとな……ってのも変か」
なんと声を掛けるべきか迷い、翔は曖昧に微笑みかける。
けれど綺麗な顔立ちの彼女はにこりともせず、淡々と話し始めた。
「私の名前は月。常闇月といいます。どこから話したほうがよろしいでしょうか?」
「どこからって言われてもな……」
彼女は自分の過去を含め、今の戦闘の経緯をかいつまんで話してくれた。
それは非現実的な話ばかりで、どこまでが事実で、どこまでが主観で、どこまでが嘘なのか、まるで判断ができない。
「そして……今、後始末が終わったところです。今夜のことはできればお内密に……とは参りませんね。いかがしましょうか?」
彼女は困りましたとつぶやいた。
「よし、それじゃまずは俺とデートしないかい?」
『デート』
「よし、それじゃまずは俺とデートしないかい?」
「デート、ですか……?」
「君は可愛いからな、その君を口説くのは男として当然だぜ?」
まさかの展開に月は戸惑いながらも、これで黙っていてくれるならと、翔に従うことにした。
「んじゃ、まずはショッピングモールにでも行くかね。まだ閉店には早いだろうし、月ちゃんにぴったりの可愛い服をプレゼントさせて貰うぜ」
ズルズルと引きずられるようにして人通りの多い通りへ連れて行かれる。
× × ×
「おっ! やっぱ俺の見立て通り月ちゃんにはそういった女の子らしい服がとても似合うぜ!
よし、今日一日はその格好で俺に付き合って貰うぜ。
翔は何もかもが強引だった。けれど不思議と不快感はない。……きっと、月が嫌だといえばすぐにやめてくれるだろう。そんな安心感を覚えさせる何かが翔の言動には見え隠れしていた。
× × ×
「どうだい? ちょっと無理やり引っ張り回しちまったが、今日は楽しかったかい?
俺は月ちゃんと居れてとても楽しかったぜ。同じ気持ちなら嬉しいがな」
ショッピングに、映画のレイトショーに、ディナーに、カラオケ。短い時間ながらも充実した時間を過ごした。
「私も、同じ気持ちです」
気の利いたことは言えない。だからせめても素直に月は自分の気持ちを伝えることにした。
一瞬、翔は驚いたようで声を失う。
「そっか……」
そして今日見たどの笑顔とも違う、不思議な表情を浮かべると――
「月ちゃんさえ良かったら、今後も俺とこうやってまた付き合ってくれないかな?」
翔は月に小さなメモを握らせる。そこに書かれているのはメールアドレスと携帯電話の番号だった。
「……お付き合いですか?」
それはどういう意味だろうか。男女として? それともちょっと遊びに行こうという誘い?
判断がつかぬ月だったが、やがてどちらでもいいという結論に至る。
どちらにしてもやることはさして変わらないはずだから……。
そんな軽い気持ちで、月は慇懃に頭を下げた。
「こんな私でよければ……よろしく、お願いします」
「マジか! ありがとな、月ちゃん」
翔は心底嬉しそうに笑うと――月の滑らかな額に軽い口付けを落とした。
「じゃーな、また会えるのを待ってるぜ」
翔はそれだけ言って、帰っていく。
翔の姿が見えなくなってようやく月は我に返った。
「……キス、されてしまいました」
額を撫でながら、月は今日の出来事をゆっくりゆっくりと思い返すのだった。
11月
【失踪からの疾走】
鬼崎 のばらは双子の姉、
添木 牡丹
とひたすら走っていた。
追いかけっこなのか、駆けっこなのか、2人は走っていた。
暫くするとどちらかともなく、足を折り、地面に身体を投げ出す。
「やっぱりやめた。……なんか、どうでもよくなっちゃった」
牡丹はそう言って、のばらと日が沈むまで笑いあった。
この日、2人にとっての実母が浮気の末に消えてしまった。
牡丹を支えるべき父親もショックが大きく、牡丹を更に追い詰めていく。
――その先の未来を変えるための第一歩は、踏み出せたようだ。
【イロハモミジ】
絵画の世界で天才少年と名高い
高城 律
は、そんなことを気にもせず、今日もただ好きなものを好きなだけ描いていた。
今日の被写体は、燃えるようなイロハモミジ。
何を使って描こうかな?
何を思って描こうかな?
12月
【大晦日】
今宵は雪降る今年最後の晦日の日――
『男女歌合戦』
『国民的アイドル』
「続いて女組は、今年『リクエスト大賞』を始め様々な賞を受賞した国民的アイドルのあの方です。
るるかで『ストロベリー★スイーツスター』。どうぞ!」
司会者の合図と同時に、可愛らしいステージセットが写される。
そしてストロベリーピンク色に染まった煙幕がステージを埋め尽くすと――
「てっぺんとるのはこのあたし! スターダムを駆け上がる!」
決め台詞と共にるるかこと
最上 るるか
が舞台中央に現れ、会場の盛り上がりは最高潮に達した。
『小学生のアイドル』
戌井 創
は一所懸命に画面の向こうの『るるか』を追いかけていた。
小学3年生の大晦日はこうして過ぎていく。
『盛り上がりの外で……』
先月15歳になったばかりの
矢萩 咲
は温かい光が家の窓から漏れ出る温かい光を頼りに、吹雪く旧市街を歩いていた。
咲の足取りは重い。顔も白い肌が透けるほど青くなっていた。
「あんなにしてやったのに……まだ足りない」
握りしめた拳は大きく震えていた。けれどそれよりも目を引くのは黒く固まった血。よく見れば不良ぶった派手な服にもところどころ黒い染みができている。
「……最低だ。あんな男に騙されてたなんて。咲は……うッ!」
小さくうめき声を上げた後、咲の身体は前方に大きく傾く。
「ッ……」
体制を立て直すことも受け身を取ることも出来ず、咲はドスンと音を立てて薄く積もった雪の道に倒れこんだ。
数分後、大晦日の旧市街に、救急車のサイレンが鳴り響くのだった――
2年目に進みます。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月14日
参加申し込みの期限
2015年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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