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変態の軍隊 Reloaded
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【変態達と被害者達・2】
哀坂 零葉
と
北条 冬華
は、夏休みの宿題を一緒にこなすべく図書館へ向かっていた。
酷暑の寝子島で、冷房完備かつ落ち着いた環境で勉強ができる図書館はまさにオアシス。
「冬華さん、今日はよろしくお願いしますね……」
「零葉さん、こちらこそ。零葉さんの白のブラウスかわいいですね。マリンブルーのボーダー柄のスカートも涼しげです」
今年流行のマリーンルック要素を取り入れた夏らしい装いの哀坂。
ブラウスの半袖の縁にも群青のラインが入っており、スカートはハイウエストのベルトで脚長効果を。
足元の黒のサンダルが甘すぎない大人コーデを実現させている。
「冬華さんは、その、大胆……ですね……!」
哀坂は自分の控えめな胸元を押さえながら言葉に詰まる。
北条の格好は、一言で言うと『けしからん』だった。
「もう真夏で暑いですから、タンクトップにホットパンツ姿じゃないと汗で服がベタついてしまって。今でも胸の間に汗が溜まってしまって……」
北条は無造作に自分の胸の谷間にハンカチを突っ込んで汗を拭き取り始めた。
「零葉さんも、胸元の汗、気になりませんか? 私なんてブラを外してしまいたいくらいです」
北条が無邪気に尋ねると、哀坂は物悲しい表情で遠くを見詰めだした。
「私の胸の谷間は、もともと通気性が良いので……」
残念だが、哀坂の胸元は寄せても谷間が出来るかどうかすら怪しい。
故に汗は溜まらずにそのまま真下に流れていく、滝のように。
彼女自身、胸元の平坦さを一番気にしているのだ。
「そ、それより、冬華さんは夏の予定は何かありますか、ってあら、小淋さん……?」
哀坂は
浅山 小淋
が1つ先の角から現れたのを見付けた。
「零葉さんのお友達ですか?」
「ええ、小淋さんはルームメイトなんです……」
「そうだったんですね。あ、どうやら私たちと行き先は同じようですよ?」
北条が浅山の腕に抱えている書籍数冊を指差しながら言った。
「そういえば、そろそろ読み終わった本を図書館へ返却すると言ってましたね……」
これ幸い、と勉強会に誘おうと哀坂が背後から声を掛けようとした、その時だった。
「零葉さん! あれ、何なのでしょうか?」
北条が声を震わした。
目線の先に、色取り取りの7枚のパンティーを覆面のように重ねて被った、筋骨隆々のほぼ全裸の怪人が人外めいた跳躍力で屋根伝いに接近しているではないか!
「パウッパウパパウッ!」
意味不明な擬音を発しながら、筋肉怪人はアスファルトに降り立った。
そして未だ怪人の存在に気が付いていない浅山に向かって突進の構えを見せる!
「させません……!」
哀坂は親友の貞操を守るため、筋肉怪人の背後から渾身の飛び蹴りを喰らわせた!
突進を妨げられた怪人は、ゆっくりと振り返り、哀坂を見下ろす。
局部は生地の面積の少ないレインボーカラーのビキニパンツを穿き、顔面には赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7枚のパンティーを被り、無言で腕を高々とあげてポージング。
大胸筋が交互にピクピクと動いて筋肉をアピール!
その様子に理性の欠片も感じることができない。
怪人――
尾鎌 蛇那伊
の7枚のパンツは、手に取ると思わず頭(むしろ顔)に被りたくなる衝動に突き動かされてしまう魔性の代物だった。
誰が作ったかは不明だが、尾鎌はどんな人物が製作したのかは想像が付いた。
それは、パンツに魂を賭けることができる職人だ、と。
肌に吸い付くようなフィット感が、それを物語る。
「おっぴょぃぴろぴろッ! むふぁーん!」
(意訳:変態はあたしが滅ぼすわ! 必ずね!)
トランス状態で日本語すらまともに喋ることが出来ない尾鎌は、パンツの力でPECを壊滅させるべく行動していた。
行く先々で軒先に吊るされた女性用パンツを拝借し、PECを自称してセクハラを行うことで、PECに全て責任転嫁をしようという腹積もりだ。
だが冷静に考察してみよう。
いくらPECのせいにしたところで、尾鎌自身が変態行為を行っていることに変わりはない。
そしてその歯牙が、目の前の哀坂と北条に向けられるのは当然のことである。
「うじゅるるるる……」
まずは北条のパンツに狙いを定めた尾鎌は、力任せに突進を開始!
「冬華さんには、手を出させません……!」
哀坂はパンチラも厭わずに尾鎌へハイキック、彼の延髄を的確に捉えた。
「や、やりましたか!?」
北条が安堵の声を漏らした、その時。
哀坂の腰元に尾鎌の左手が伸びる!
崩れ落ちると見せかけて、スカートの中に手を突っ込むという高等技術を尾鎌は繰り出した!
「ま、また私の下着を……!?」
彼女の脳裏に
思い出したくない記憶
がフラッシュバックする。
そのまま強引にパンツを引きずり下ろされてしまった……!
「きゃっぁぁぁ!? パ、パンツをまた……取らないで……!」
「ギギギギ……! れ、れいん、ぼう……ぱ、んつ……!」
尾鎌が唯一まともに発した単語、レインボーパンツ。
だが哀坂のパンツは虹色ではなかった。
「ウバッシャァァァァァー!!」
尾鎌は哀坂のパンツを自身のパンツの股間部分に丸めて突っ込むと、塀伝いに民家の屋根へ登って、そのまま忍者めいた身のこなしで姿を消してしまった。
「レインボーパンツ? 何だったのですか……? そもそもそんなパンツを私は穿きませんし、って! またノーパンに……」
スカートを抑えておろおろする哀坂に、北条は頭を下げる。
「わ、私を庇ったばっかりに……、ごめんなさい……」
「き、気にしないで下さい。これが初めてってわけじゃないの、で……はぁ……」
何度も被害に遭っているほうが色々と問題である。
と、そこへ1匹のウェルシュコーギーが哀坂に飛び掛ってきた。
「ひゃぁっ? ちょ、ちょっと!?」
「あら、零葉さん、ワンちゃんに懐かれちゃってますね」
北条の言うとおり、コーギー(♂)は尻尾を千切れんばかりに振り乱し、その顔を哀坂に擦り付けて舐め回している。
だが、哀坂は先程のショックから気が動転しており、コーギーの相手をしている余裕がない様子。
「わ、私、どうすれば……!?」
哀坂が北条に助けを求めた次の瞬間、コーギーの頭が彼女のスカートの中に突入!
彼女の身体が弓なりに痙攣する!
「そ、そんな……」
北条が愕然としている。
コーギーに罪はない。
恐らくコーギーはじゃれているだけなのだ。
その行為に意味はない、断じて。
(太陽が……こんなにも眩しいなんて……)
哀坂はただひたすら天を見上げていた。
コーギーがじゃれついていると、飼い主らしき筋肉質の金髪少年が駆け寄ってきた。
「わぁぁー! こらジョニィ、やめるんだ!」
金髪少年は首輪の綱を強引に引っ張り、哀坂から引き離した。
哀坂は何が起きたのか分からず、ただ立ち尽くしている。
「本当に申し訳ない! 俺は
メイソン・ブリッジス
。ジョニィの飼い主だ」
深々と頭を下げるメイソン。
「今日は暑さのせいか、ジョニィのテンションがおかしくてな。散歩中に脱走して追ってきたら……。マジですまなかった、怪我はないか?」
「え、ええ。怪我はないです……」
尋ねられた哀坂は、唾液でベトベトの太ももを隠しながら答えた。
それに気が付いたメイソンは、持っていたハンドタオルを差し出した。
「これを使ってくれ」
「あ、ありがとうございます……」
哀坂が唾液を拭こうと物陰に隠れた。
「タオルは後で返してくれればいい。俺は桜花寮に住んでるからな」
「あら、でしたら零葉さんと一緒ですね。零葉さんも桜花寮なんですよ」
北条がニコニコと微笑む。
メイソンも、これに目を少し見開いた。
「へぇ、偶然だな。それじゃ、返却はいつでもいいぜ。なんなら後で侘びの品の1つでも、ってうぉ!?」
会話の途中で、再びジョニィが暴れだした!
今度は北条のたわわな胸元にダイブ!
「きゃあ! ちょ、くすぐったいです! あっ、舌がザラザラ……!」
変態ならまだしも、動物を邪険にすることはできない。
だって悪気は無いのだから。
ジョニィは遊んでほしいだけなのだ。
「おい、ジョニィ! いい加減にしろ!」
流石に飼い主のメイソンもこれには堪忍袋の緒が切れた。
彼が1歩踏み出した時、ジョニィは唐突に北条の胸の谷間から飛び退いた。
飛び退いて、メイソンの顔面に着地した。
これではメイソン、前が見えない!
「ジョニィ、離れろ! 前が……!」
ジタバタ暴れるメイソンの両手が、ふいに何かを掴んだ。
「なんだぁ~? この優しい温もり、適度に押し返してくる柔らかい感触、それに一部分だけコリコリしてやがる――」
「あ、あの……!」
北条が消え入りそうな声でメイソンに伝える。
「は、恥ずかしいです――!」
ジョニィがメイソンの顔面から降りる。
彼の視界に入ったのは、北条の両胸をがっしりホールドしている自分の両手であった。
「うわあああああああ!? ち、違うんだ! これは不可抗力! ジョニィをどけようとして、その!」
「ひどいです! ワンちゃんをけしかけて、ブラジャーを奪った挙句に胸を揉みしだくなんて!」
「えっ?」
北条の抗議に、メイソンの背筋は急激に冷え込んでいく。
振り返ると、
得意満面の顔で北条のブラジャーを咥えている愛犬の姿
がそこにあった。
「ジョニィィィィィィィィーッ! お前ッどこでそんな芸当を覚えたァー!?」
逃げるジョニィを鬼の形相で追い掛けるメイソン。
ジョニィは追いかけっこが出来て満足そうだ。
だが、北条はノーブラ、哀坂はノーパンのまま放置されたままだ
「ブ、ブラジャー返して! 追いましょう、零葉さん!」
「え、ええ。どうやらあの飼い主、ちょっととっちめた方が良いようですね……。私を襲った筋肉変態も探し出して蹴り潰さないと……!」
「宿題している場合じゃないですね!」
彼女たちはお互いの拳をぶつけ合って気合を入れる。
乙女ふたりの変態追跡劇が、始まった。
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コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
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シナリオガイド公開日
2014年05月07日
参加申し込みの期限
2014年05月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月14日 11時00分
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