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【一人での店番】
常葉 治
が、着物姿の映える優美な足取りで立ち去った後。
店先でかたんと何かがぶつかる音がした。
宮祀 智瑜
が目を向けると、人にぶつかったベビーカーが店先に軽く衝突したらしい。
映ったのは、乗っていた幼子が、好奇心から手を伸ばした先にあった、赤いトマトに指を突き刺している光景だった。
「すみませんっ。うちの子が……!」
「い、いえっ、大丈夫ですよっ。
それより赤ちゃんのお洋服や指大丈夫ですか?」
智瑜は慌てて奥からウェットティッシュを持ってくる。
自分でトマトから指を引いた赤ちゃんは、智瑜に指を拭いてもらいながらきゃっきゃと笑顔を向けている。
「すみません……商売品なのに……」
「いいんです。後でおばあちゃんに話せば分かってもらえると思います」
智瑜は笑顔でそう答える。事実、智瑜の祖母ならばこの程度の事ならば笑って済ませてくれるはずだと思う。
「ありがとうございます。寝子島は親切な人が多いって本当だったんですね」
父親であろう男性が頭を下げる中、母親の方は感動した様子で感想を告げた。
「じゃあ、寝子島には観光で来られたんですね」
改めて智瑜は笑顔でお辞儀をする。
「おや……?」
看板をしばし目にしていた父親が驚いたように尋ねる。
「ここは、宮祀さんの所の八百屋さんかい?」
「あら! じゃあ、あなたが智瑜さん?」
「え、え…っ。ご存知なんですか?」
「ご存知も何も、今家に孫の誕生のお祝いに来て下さっているからね。
お二人も優しい方だなと思っていたら、お孫さんもこんなに優しい人だとは思わなかったよ」
「ええっ! じゃあ、おじいちゃん……こほんっ、祖父母がお孫さんのお誕生祝いに行ったのは──」
「ああ、俺の実家だよ。今は観光を兼ねて孫と一緒に散歩中さ。
祖父母達は感慨深いと二人で話したいことがあると言ってね」
「そうだったんですか……。観光楽しんできてくださいね!」
「ああ、そうだ。ついでに父にスイカを買って帰ろう。トマトのお詫びには……ならないかも知れないけれども」
「いいんですっ、そんなこと! ありがとうございます!」
智瑜は嬉しそうに、スイカをプレゼント用にラッピングして父親に手渡しをする。
お会計を済ませ笑顔で見送る智瑜に、若夫婦はお辞儀をして、母親に「ほら、お姉ちゃんにバイバイは?」と促され、その手をきゃっきゃと言いながら、じたばた動かした。
「可愛い赤ちゃんだったなぁ……
観光客さんかぁ──よしっ、お仕事頑張ろうっと!!」
智瑜はより一層の元気を増して、いつにも増して積極的にお客さんとコミュニケーションを取った。
お客さんのうち、寝子島の観光客の人はその半数。
その数にびっくりしながらも、その智瑜の接客はお客さんに大変好評だったという。
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月08日
参加申し込みの期限
2014年04月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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