this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ある一夜の夢想い
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
猫の手クッションに飛び込んで、
恵御納 夏朝
は、肉球と同じ色の桃色の飴を見つけた。
「これが……桃の夢飴?」
とりあえず口に入れ、舐めてみる。
変化はすぐに訪れた。
「変なの……体の中が少し熱い、ような……」
そう言いつつ夢の中を散歩していると、遠くに誰かを見かけた。
その誰かを見たときに、なぜかどきどきして、妙に触れたくなって、甘えたくなって。
でもそんなことしちゃいけない気もして、見つかる前に大慌てで物陰に隠れる。
(……あの人を見てると、どきどきする)
……恋、なのだろうか。
近付きたい、近付けない。
隠れてそっと見てるだけ。
これは桃色の夢飴の影響かもしれない。
でも、本当の想いかもしれないけれど、わからない。
ただ、どきどきして……切なく、苦しい。
「あ……」
夏朝の口から我知らず声が漏れた。
あの人が駆けていく。
その先にいたのは、桃色の髪をした、女の子。
相手に想い人がいるなら、諦めないといけない。
(そっか、好きな人が……いるんだね)
好きな人の恋路を、邪魔してはいけない。
……心はとても、痛いけれど。
2人の姿を見るのに耐えられなくて、夏朝はその場から逃げ出した。
路地裏で1人、声を殺して嘆く。
(つらい、苦しい……切ない……)
この感情も、夢から覚めれば忘れてしまうのだろうか。
「忘れたく、ない……」
そう嘆きながら、夏朝は店先の窓硝子に手を伸ばした。
手のひらに丸く固い感触があって、見えない飴に触れていた。
独り、透明な夢飴を舐める。
(僕は……恋心を、感じた)
どきどきも、切なさも。
全て……覚えていたい。
相手が誰かは……きっと、忘れたほうがいい。
透明な夢飴を舐め終えて、僅かな間の後に青の夢飴を舐める。
……さよなら、僕の初恋。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ある一夜の夢想い
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月09日
参加申し込みの期限
2014年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!