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ゆふに立つ雨
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暗がりにいると、落ち着いた。
常闇 月
は、窓の外を眺めていた。三人が走って来るのが見えた。
雨音が大きくなった。騒々しい話し声。天井の蛍光灯が、一斉についた。
「うわ~、急に降ってきたねぇ」
「身を躱す暇もなかったでござるよ」
夏神 零
がぼやいた。
「あはは、逃げ場がなかったね」
千鳥 雅人
は、自分の席にコンビニのビニール袋と包みを置いた。
月が三人にタオルを差し出す。
「月さんは濡れてないの?」
「雲行きが怪しいと思いましたので、早めに。どうぞ」
「ありがとね」
「かたじけない」
「あり──」
零と雅人に続いて
御剣 刀
がタオルを受け取ろうとすると、ひょいとタオルが横にそれた。
もう一度、手を伸ばす。
また、それる。
気のせいではない。間違いなく、タオルに避けられている。
視線を上げると、射るような月の視線とぶつかった。
──!?
「今度あの人に何かあったら──わかってますね?」
ようやく受け取ったタオルは、力一杯握りしめられて、くしゃくしゃになっていた。
「……がとう」
刀は、首を傾げながら、髪を拭いた。
部室のドアが開いた。
ジャケットを頭に被って
鈴野 加代
が入ってきた。零が、タオルで雨粒を払ってやる。
「すいません。夕立が止むまで、雨宿りさせてもらいます」
加代はジャケットを自分の席にかけると、受け取ったタオルで髪を拭いた。
「歓迎するでござるよ。なにせ、今日は猫の手も借りたい──」
零は、かつて自分の机だったものを眺めた。
仔猫が、丸くなっていた。
「拙者の机は、その猫にすっかり占領されてしもうたが」
「でも、随分と慣れた様子ですね」
月が言った。
「慣れ過ぎでござるよ……」
零はいくらか肩を落とした。床のあちこちに、濡れた肉球のハンコが点々と続いている。
「鈴野、何か学校に用事でもあったのか?」
刀が尋ねた。
「ええ。簿記の資格のことで、教務の方と話がありまして。取れるうちに取っておくと良いらしいですから」
下ろした髪をタオルで軽く叩きながら、加代が答えた。
「そっか。偉いんだな」
「それほどでも」
加代は控えめに応えた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
湖水映
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月24日
参加申し込みの期限
2014年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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