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ゆふに立つ雨
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夫が亡くなってから、何を見るともなく、テレビをつけっ放しにすることが増えた気がする。
チャンネルを天気予報に回すと、3時から雨とのことだった。
まだ空は晴れていたが、時計を見ると、そう時間があるわけでもない。
十六夜 霞
は、大儀そうに座布団から立ち上がった。
「雨が降ってこないうちに、あの人のお墓参りに、いかなくっちゃねえ」
今年も、もうそんな季節だった。
自分のことを呼ばれたと思ったのか、ゴールデンレトリバーの桜が居間に入ってきて、裾にまとわりつく。後から之彦もついてきた。
「行きたいねえ。分かった、分かった。待ってなさい、いま片付けちゃうから」
盆に茶碗と急須を乗せて、台所に運んだ。
予め連絡を入れておいた花屋で、仏花を用意した。
「貴方。お墓の、お手入れをしに来ましたよ」
布で夫の墓を丁寧に拭き、墓石の周りを掃除する。前に飾ってあった花を、新しい花と取り替えた。
丸めた新聞紙にマッチで火をつけ、お線香を焚いた。
手を合わせた。
木立のさざめき。甲高い、蝉の音。遠く、子供達の笑いあう声が聞こえている。
そうしている間、桜と之彦は、大人しくお座りをして待っていた。
「私も、桜も之彦も、相変わらず、元気ですよ」
最近あった色々なことを墓前に語り掛けると、生前と変わらぬ佇まいで、夫が聞いているような気がした。
「また、お手入れと、お土産話をしにきますね」
通りに出ると、冷たいものが肩を叩いた。
「あら、天気予報。当たっちゃったわねぇ」
大型犬に理解のある近所のカフェで、少しだけ、一服させてもらうことにした。
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担当ゲームマスター
湖水映
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月24日
参加申し込みの期限
2014年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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