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ゆふに立つ雨
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今日は支援部で、修繕作業の予定を立てていた。部室は所々、ひっかき傷や備品の破損が目立つ為、この機会に思い切って綺麗にしてしまおうというのだ。
加代は窓を開けた。手をかざしてみる。雨は、中に入って来るほどではない。
雅人は箒とバケツと雑巾を準備した。刀と月が外の水道でバケツに水を汲み、睨み合いながら戻ってきた。
絞った雑巾で机の上を拭いていく。
零の手が仔猫のお尻を小突いた。驚いて跳ね起きた猫が、雑巾を素早く攻撃した。爪で手の甲が薄く切れ、血が滲んだ。顔を寄せて、たしなめようとした。
猫の爪が飛んできて、頬を掠めた。机から飛び降り、棚の上にかけ上る。そこから、部室を見下ろしていた。
「零さん、大丈夫!?」
雅人が慌てて駆け寄った。
「拙者の事は気にするな。猫の攻撃は、過去に何度も色んな場で受けている……どうという事はござらん」
零は拭き掃除を続けた。
副部長と猫は、どうしてそんなに相性が悪いのだろう。加代が棚のところにいって、そっと指を伸ばすと、仔猫は目を細めてすり寄ってきた。
「鈴野さんは、猫が好きなんですか?」
月が尋ねた。
「猫は可愛いです」
加代の眼は、輝いていた。
「寝ている猫もいいですが、背伸びをしている猫もごろごろしている猫も素敵です。あと、肉球がたまりませんよね。ぷにぷにしていて」
にくきゅう、にくきゅうと呟きながら、うりうりと構ってやる。猫は、加代の指先を捕まえようと、必死になった。
仔猫がごろんと棚の上で転がった。その足が、備品の箱を蹴飛ばした。
「あっ」
箱が床に落ち、盛大な音をたてた。
束の間の沈黙。
「──とはいえ」
零が、箱を拾い上げながら言葉を継いだ。
「このままだと、部室や備品がもたぬな。部長に会わせる顔がない」
騒がしく机を寄せ、部屋中を掃き、固く絞った雑巾で床を水拭きした。
不要な紙類の処分、必要な備品の整理整頓と補充など、支援部の部室は、ちょっとした大掃除の様相を呈していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
湖水映
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月24日
参加申し込みの期限
2014年03月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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