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<CI@SP>Evergreen≒Deciduous
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●旅立ちの時●
改造を加えたHUDを配られ、ダンジョン突入メンバーは変更部分を設定し直す。
「桜井は剣士か」
「怪人鳥バードの剣技にあやかりてー、って剣士をね。カナリアになってから動体視力は鍛えたつもりだぜ。前衛は任せろ!」
深雪の声に、中世ヨーロッパ風の衣装にマント姿で剣を抜いたラッセルは格好良くポーズを取ってみせる。
修のクラスは、近未来的な力を駆使して戦う電脳の魔術師。
武器として選んだ数機のファンネルが、後方に浮遊している。
「こんな武器もあるんですね」
アーティは圧倒されつつ、深雪の方を見遣った。
「深雪様も剣士なんですか?」
「俺は召喚剣士っつう、色んな召喚獣の力を宿すクラスだ。召喚獣自体も喚べるぜ」
彼がスキルを使用すると、描かれた魔法陣から光が迸り、真っ白で大きな猫のような神獣が現れた。
「サティに似てるな」
「だろ?」
修の声に、深雪は機嫌良さ気に返す。
「サティ?」
「ああ、現実の俺の家で、一緒に暮らしてる子猫なんだ」
瞬きしたアーティに説明すると、彼女はゴロゴロと深雪に懐いている神獣を見上げて驚く。
「こんなに大きな動物さんとお住まいなんですか!」
深雪はサティの大きさについて、誤解を解くのにちょっぴり苦労した。
サイバーな雰囲気に発展したchトラのシーサイドタウン。
ネコジマスクエアに当たる場所に配置されたモニターに、サイドテールの少女の姿が映った。
『あれ、せれねちゃん』
『今日放送の日じゃないよね?』
『ばっか、ラジオは映像ないじゃん』
『さっきのパレードみたいなのといい、何が始まんの?』
周辺にいたアバターたちは、突発イベントに喜びや戸惑いを見せる。
「
はーい、これはN-catさん立ち会いでの拡張モードの公開実験でーす
」
オペレーター席風の場所で、瑠奈はカメラ役のアバターに笑顔を向けていた。
「
現在記念樹公園は立ち入り禁止エリアとなっておりまーす。うまくいったら本格的にするみたいでーす。だから、みんなは仲良く楽しく見守ろうネ☆
」
彼女のアナウンスに合わせて、ぱっとRPG用HUDを着けて装備を手にした者たちの様子を映し出す。
『えー、いつの間にそんな楽しい事が』
『くっそ、乗り遅れたくっそ』
「
募集、一瞬で埋まっちゃったから、入れなかった人はごめんなさい! ……という訳で、このイベントの様子はあたし、せれねが中継するよー。そして、こちらはご存知運営のN-catさんです!
」
「
ど、どうも
」
ブースに戻った映像が軽くパンして、瑠奈の隣に立っていた直樹が緊張気味な顔を見せる。
「
もうすぐダンジョンに突入という事で、N-catさんを交えて簡単に今回の企画の説明をしまーす。まずね、キャットアイランドでこのMMORPG風ゲームを遊ぶHUDを開発した人を紹介しますね。じゃーん!
」
「
ど、どうも……
」
直樹と同じようなノリで地味男子が顔を出した。
『え、なんか普通』
『そりゃ開発者の見た目とツールの内容は関係ないだろ』
『でも番組出るんだからさー、もうちょっとこう服装とか』
お洒落好きな層は辛口だった……。
準備を整えた者たちが、大穴の前に揃う。
ラッセルに深雪、修と一緒に組む【アーティ】には、盗賊となったエスカルゴと剣士の
黒依 アリーセ
、武闘家の
李 小麗
、魔術師の
雪代 伊織
、そして僧侶の悠華……
鮫島 裕也
が操る可愛らしい少女のアバターがいる。
「わたしの名前がPT名なんて、なんだか面映いですね」
アーティはちょっともじもじしている。
「恥ずかしがる事ないわ、あなたが要なんだもの」
黒薔薇に変えたHUDを胸に挿したアリーセが微笑んだ。
今日はクラスに合わせて中世の剣士や騎士の正装を思わせる服に身を包んで、凛とした男装の麗人といった姿だ。
「アリーセ、似合ってるのだ。ベルなんとかとか、ナニカ革命に出てきそうなのだ!」
「この胸の薔薇、散らせるものなら散らしてみなさい……なんてね」
「おおー!」
耽美なマンガの名前を出す小麗の歓声に、アリーセはキリッとした立ち姿で言ってみる。
小麗の方はといえば、腕輪タイプに変えたHUD以外はいつもと同じ雰囲気の中華風の道着姿だ。
「アーティさんは、安心してアナライズに専念して下さいませね」
少し緩んだアーティの表情を見て、辞書の形をしたHUDを片手に伊織は話し掛けた。
「伊織様も一緒に来て下さって、本当にありがとうございます」
「助けを求められれば、助けない訳には参りませんもの」
自分だけでなく、誰もが未知だった場所で助けを求める少女。
本だけが友達の、味気ない白い部屋から離れられなかった頃の事が思い起こされるからだろうか……伊織はその子をどうしても助けなくてはと思うのだ。
『SP沢山上げられたから、皆にこまめに回復掛けるね☆ 補助は能力値アップなり適当にかけちゃうけど、これってのがあったら言ってね~』
「悠華様……」
魔法少女風のデコラティブな杖を手に可愛いポーズを取る悠華だけれど、その姿を見るアーティは何処となく悲しげだ。
『あはっ、レインが壊れちゃったの、悲しんでくれるの?』
悠華のメイド風マヌカノイドもダンジョンに突入して破壊された事を、彼女も聞いたのだろう。
『大丈夫、後でMystiqueさんに直して貰うから! でも、今の状況じゃ復元してもすぐまた突入して、壊されちゃうかも知れないでしょ?』
だから復元は今回の件を解決してからね、と。
これは操り手の裕也の本音でもあったが、悠華としてのロールプレイでは大分柔らかく、優しい言葉に置き換わっている。
『僕、アーティには壊れてほしくない……絶対に守るもん!』
「悠華様……はい。わたし、その分頑張ります!」
アーティは少し涙声のような、でも嬉しそうな声音で強く頷いた。
(なんだか、こういうのも悪くないな)
慣れた手捌きでショートカットキーにスキルを割り当てつつ、裕也は満更でもなさそうだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
前回シナリオ
<CI@SP>マヌカノイドはリアル・ワールドの夢を見るか
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月20日
参加申し込みの期限
2014年03月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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