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【お菓子パーティしましょ?】
神野 マキナ
は、店番をしている間につい居眠りをしてしまったようだった。
いつの間にか背もたれにしていた、樹の合間の日差しは温かく、吹き付ける風は僅かな青葉の匂いを運んでくる。
お陰で店番どころではない。
のんびりしてたら後で親に、堂々と店をサボった旨について、何か言われるかなーとちらっと思うが、たぶん大丈夫だろうとざっくりと一刀両断してみた。
何故なら、もう来てしまったからだ。この良く分からない空間に。
自分の意思と関係ない以上、これは不可抗力だと、軽く……本当に軽く程度思い悟ってから、この状況を全力で楽しむ事にした。
そこに、遠くからあちこちを見渡すようにこちらに歩いてくる少女を見つけた。
「おーい、そこのきみ。迷っているのかい?」
「あ! 樹の下に人がいる! わーいっ」
マキナの声に、小走りに走ってきたのは
夢宮 瑠奈
だった。
「美味しい……かどうか定かじゃないけど。
お菓子があるけど一緒に食べないかい?」
「あっ! 私もクッキーを持ってきていますっ! 是非一緒に食べて下さい!」
そんな木の上に人がいる事にも気付かず、更に、
「まあ、可愛い女の子ばかり。アタシもお邪魔してもいいかしら」
女の子が好きで、昔からその子達とばかり遊んでいた
多岐川 玲栖
が遠くから歩いてくる。
玲栖はそのアルビノ体質だ。
しかし、屋外で眠っていたせいで日常手放せないでいる、帽子もサングラスも手袋も全て置いて来てしまった。
最初は屋内で眠っていた為、目覚めた時には大変な事になっているのではないかと真っ青になったが、この世界の光は優しく穏やかで、まるで太陽の光ではないかのよう。
アルビノの玲栖は、初めてその全身に暖かな光を浴びたのであった。
「ああ、お菓子たくさんあるから良かったらどうぞー」
マキナが両足を投げ出すように座り、玲栖の方へ声を掛ける。
「うん、たまにはこんな日の光なら大歓迎。それに合わせてお菓子だなんて、きっとこれは夢ね。だとしたら、もっと楽しまないと」
そう告げて、軽く片膝を立てて玲栖が座る。
「うわぁ……なんて綺麗な女の人──」
瑠奈が少し憧れを交えた瞳で、玲栖を見やる。
「あら? アタシはれっきとした男よ」
「えっ……えええッ!?」
驚きを隠しきれない瑠奈。玲栖はそれを楽しそうに眺めて小さく笑った。
「確か、ここの裏手にも結界魚が……ん? お菓子パーティかニャ」
「お、最初にいた猫さんだ。
猫さん、『占いキャンディ』って言うのがあるんだけどさ、いる?」
「もらうニャ。頭を使う時には糖分が必須だニャ。
この書いてある『恋愛』ってなんニャ?」
マキナから飴を受け取った袋を不可思議そうに眺める王さま猫。
「まあまあ、開けてみれば分かるよ」
楽しげに笑みを浮かべるマキナの言葉通りに王さまが袋の包みを開けてみると、そこには『×』とだけ書かれていた。
「……………!!」
しかし、王さまはその意味を理解したものの、その不満をぶつける余裕はどこにもなかった。
猫の王さまが食べた味は『パセリオニオンスィートティー』……もうどの様に形容していいか分からない味だったからだ。
その場に思わず笑いが溢れる。
そこには、必死に飴をごくんと飲み込んでぜーぜー息をつく王さまの姿。
「はいっ」
何気なく、瑠奈は自分の大型水筒を王さまに差し出した。
「き、気が利くニャ……
んニャ!? おぬしは我輩の誕生祭の時に、歌を歌って風を巻き起こしてくれた猫じゃないかニャっ!?」
「我輩の……? 王さま、雰囲気変わりましたね」
「わ、我輩の雰囲気は気まぐれで変わるニャ! ニャぜなら王さまだからだニャ!」
──それもそのはず。
王さまの誕生祭のフィナーレの王さまは替え玉で、この猫の王さま本人は、瑠奈の後ろで意気揚々と歌に合わせて太鼓を叩いていたのだから。
「アレはいい歌だったニャ~っ。もう一回歌って欲しいニャ。そこの人2人も聞くと良いんだニャ!」
「へぇ。歌が歌えるんだ?」
マキナが興味体勢に入れば、
「それは楽しみね。是非聞かせてちょうだい」
隣には、しっかりと聞き込む玲栖の姿。
「お、王さまや皆が聴きたいって言うなら、歌ってあげなくもないけどねっ」
若干ツンデレな瑠奈に王さまは即座に頷きました。
樹の下は一気に一曲だけとはいえ見事なリサイタル会場と化したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月17日
参加申し込みの期限
2014年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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