ふと、眠たくなり居眠りをしてしまったようです。
ふと我に返れば、一面の緑の原っぱがありました。
寝子島の建物の面影もありません。
青々とした芝生。それを更に見渡せる一つの丘がありました。
丘には胡桃のような、何かの実を実らせた大樹。
それ以外は何もありません。
しかし、今のところ、何の悪影響もなさそうです。
「うニャ。問題なしだニャ」
しかし、そこには1匹だけ変なナニカがいました。
一見猫ですが、二本足で立っています。
黄茶の色をしています。
一応、ここでもあえて『猫』と呼びましょう。
猫は何かしきりに両手で透明な何かを触って、納得した様にあちこちに移動しています。
「来客かニャ。寛いでいくといいにゃ。
ちなみに、そこの大樹を二人以上でゆすると綺麗な石が落ちてくるニャ。
試してみるといいにゃ」
そう言うと、猫は元の不思議な作業に戻っていきました。
ろっこんの練習をするもよし。
細い雲の散った心地良い空を眺めて過ごすもよし。
複数で樹を揺さぶってみるもよし。
吹き付ける風はどこまでも心地好くあなたの頬を撫でていきます。さあ、あなたはどのように過ごしてみますか?
こんにちは、冬眠と申します。
この度は、参加者の皆様にのんびりのびのびして頂こうというガイドです。
◆概要
現象発生時、居眠りしていた人を対象に、神魂効果で異世界に飛ばされてしまいました。
◆舞台
あるのは、心地の良い野原と丘と一本の樹。それと、心地良い大空だけです。
ひたすらに地平線の端まで歩くと、ループして元の場所に戻されます。
丘の上からは草原の地平線が一望できます。
生えている樹は、二人以上で揺すると、木の実が落ちてきます。
木の実を割ると、中には宝石に匹敵するキラキラとした石が人数分入っています。
記念にお持ち帰りが出来ますので、グループ参加の方はどうぞチャレンジしてみて下さい。
◆NPC
二本足で立つ猫があちこちをうろうろしています。
~にゃんこ西暦222年~ ねこネコ王国祭!!にて出てきた「猫の王さま」ですが、シナリオ参加していなくても、知らなくても全く問題ありません。
何かしているようですが、絡んで頂くのもそうでなくとも、問題ありません。
※上記以外のNPCは出てきませんのでご注意下さい。
◆神魂、ろっこんの効果
ろっこんは自由にご利用頂けます。
神魂の効果は、効果時間は朝~深夜。深夜を過ぎると元の世界に自動的に戻されます。
時間は自由にご指定頂けます。昼は心地良い風が。夜は星が綺麗です。
その他、帰る場合は「猫に言う」「再度の居眠り」などで異世界から脱出できます。
◆その他
居眠りしている所が想像つかない方が、到着したところからのアクション記載でも問題ありません。
日常的に持ち歩いている範囲(お菓子など)でしたら、持ち込み可となっております。
それでは、心地良いのんびりとした時間をお過ごし頂ければ幸いです。