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●喜好君のお食事は
初めての鰻。初めての姿造り。初めての高級ステーキ。
甘 喜好の目も、口元もキラキラと輝いている。
「喜好君、おいしい?」
「うん!」
宮祀 智瑜
に尋ねられるたびに満面の笑みで返事をした。智瑜はそうして見せるたびに嬉しそうに笑顔を返してくれた。
「ママ、こ、これ、ほんとに食べていいんだよね」
貧乏臭いと馬鹿にされるかもしれないが、喜好はたびたびそんな不安に駆られる。
「大丈夫よ……ね? ママ、間違えて、ない……と、思うの、たぶん」
あんまり喜好が尋ねるものだから、甘 祥子も不安になってくる。
だから、最後は智瑜が「大丈夫だよ」と喜好に声をかけて「はい、あーん」と食べさせてあげるのだった。
「っん、ぬぐ……ん、美味しい!」
そうして喜好がとびきりの笑顔を浮かべると、智瑜は写真を撮った。
何度もそんなことを繰り返したところで、喜好のお腹はずいぶんと膨らんでくる。
ちょっと休憩しよう。
近くのソファーに腰掛けた。
「喜好君、いっぱい食べたね?」
「うん! 智瑜おねーちゃんは食べた?」
「私もいっぱい食べたよ」
こうして座ると、意識せずとも改めて智瑜の姿を見ることになる。
(お姉ちゃん……可愛い、な)
ピンク色の膝丈のドレスは、クラスメイトの女の子たちが着ていそうな可愛らしい色合いで、いつものお姉ちゃんとは違って見えた。
胸の下辺りにリボンがついて、そこからふわりとスカートが広がっていて、お花をひっくり返したようで、きゅーと、なんだと思う。
けれどそれ以上に喜好の目が行ったのは、同時に見ちゃいけないような気がして目をそらしたのは、智瑜の胸。
智瑜が今日着ているのはベアトップタイプのワンピースで、つまり胸の膨らみが非常にわかりやすいのだ。
(お、おねーちゃん……お、おっぱい、おっきい)
だから気がついてしまった。智瑜の、その豊満さに。
(ママよりも、おっきい、かも)
昔、母とお風呂に入った時を思い出して、比べてみて――喜好の顔に火がついた。
「喜好君?」
智瑜が顔を覗き込むために体を縮める。胸が更に強調された。
「なななな、なんでもないっ!」
喜好は慌てて立ち上がって、「ちょ、ちょっと飲み物取ってくる!」
と逃げ出した。
飲み物のコーナーまで来て、喜好は(落ち着け、落ち着け)と自分に言い聞かせる。
とそこでよく知った声が降ってきた。
「喜好君?」
「荒井せんせーっ!……と、柳霞おねーさんこんにちは」
喜好がお手伝いをしているお店の店長・
荒井 景貴
と、その店の常連の
紅林 柳霞
だった。
智瑜を女性として意識した後だ。
柳霞を見ても、喜好の頬は熱くなった。
「こんにちは」
柳霞が微笑んで喜好の頭を撫でる。
細い、やさしい指が髪に絡む。
「わっ、」
喜好は思わず飛び退いてしまった。
けれどそのことに驚く間もなく、柳霞は自分の皿の上のケーキを切り分けて、景貴に「あーん」としてしまった。
ふたりの間に一瞬だけ、喜好の頬と同じような熱が生まれる。
「今日はお母さんと?」
その熱を振り払うように、景貴が喜好に向かい直った。
「うん、あと智瑜おねーちゃんと。あっちに居るよ」
「そっか。そろそろ休もうと思っていたところだし、挨拶してきませんと」
景貴がそう喜好に伝えると、柳霞が慌てて景貴の言葉を遮った。
「景貴さん、食べ足りないんじゃない?
もっと食べてきてもいいよ?」
せっかく振り払ったのに、またじんわりと熱が生まれたのを、喜好は感じる。
「一緒に食べたいから、いいんですよ」
見ているだけの喜好の頬が、また熱くなった。アテラレタんだと理解した。
離れていくふたりを見送って、喜好は自分の頬を両の手で包み込んだ。
喜好が
八神 修
たちを見かけたのはそのすぐ後のこと。
「お、修おにーちゃん」
「ああ、君も来ていたのか。こんにちは」
「う、うん」
修は
椿 美咲紀
をはじめ、
野々 ののこ
と
剣崎 エレナ
をエスコートしている。
「どうかしたのか?」
修を見て、喜好は確信した。
「どうしたら、おにーちゃんみたいに、オトナになれる?」
彼は立派なオトナだと。
「……急にどうしたんだ?」
ただならぬ喜好の剣幕に、思わず修はたじろぐ。
「う、え、っと、」
やっぱりやめとこう。
そう思って逃げ出そうとすると、
「走ったら危ないよ?」
美咲紀にやさしく止められるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月19日
参加申し込みの期限
2014年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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