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●お食事を観察して
ひょこひょこと不安そうに揺れるアホ毛を見て、
椿 美咲紀
と
八神 修
は顔を合わせて笑い合った。
隣では巻き毛の彼女が苦笑いを浮かべている。
「八神ぶちょー……」
「そうだな」
声をかけよう。
ふたりの意見はぴたりと嵌まった。
「野々、剣崎先輩、こんにちは」
「野々さん、剣崎先輩、こんにちは!」
「あら……こんにちは」
「わ、修君、美咲紀ちゃんも! こんにちは!」
声をかけた瞬間、
剣崎 エレナ
はあからさまに安堵の表情を浮かべ、
野々 ののこ
はまた違う意味で安堵したようだった。
「おふたりとも懸賞に応募したんですか?」
美咲紀がおずおずとエレナに尋ねてみると「私は、野々さんに誘われて……」とエレナの表情の中の苦味成分が濃くなった。
それを見て美咲紀と修は(ああ、なるほど)と納得する。
こういった場に不慣れであろうののこが、彼女に助けを求めたのだろうと。
「ぶちょー、もし良かったら」
「そうだな。
野々、剣崎先輩、宜しければご一緒させてもらえませんか?」
そんな提案に対する答えは言わずもがなである。
自他ともに認める野菜好きの美咲紀。
「どの野菜が良さそうだ?」
という修にアドバイスしながら、まずは野菜中心にお皿に取っていった。
「どれも新鮮なものだから良さそうなんだけど……」
うーんと美咲紀は人差し指を顎の先にあてて考えて「剣崎先輩には、ナスなんてどうでしょう!」と提案する。
「鉄分とカルシウムが比較的豊富でカロリーが低いので、オススメなのですよ!」
「あら、そうなの? ありがとう」
「きゅうりは栄養価は低いんですけど、その分カロリーも低いので、満腹感が欲しければいいかもしれません!」
「参考にさせてもらうわ」
「ですです!」
エレナの品のいい笑顔の中に混じった本心に、美咲紀は安堵して、今度はののこに向き直る。
「野々さんは野菜は……」
「なんでも好き!」
「一緒だぁ!」
美咲紀と同じくらい元気いっぱいの笑顔。
「じゃあ、いっぱい食べようね」
「うん!」
ということで、お野菜をたっぷり堪能するのであった。
それから暫く後。
彼女たちの目の前で、パチパチと肉の脂が跳ねて、鉄板の上で踊っていた。
そこに酒をふると、グラン・プリエさながらの弾けようへと変貌する。
見ているだけで食欲を刺激し、満たしてくれるパフォーマンス。
美咲紀はそれに対する周りの反応を観察していた。
「おぉ! 流石やな……じゃなくて、えっと」
お上品に見える人――そう見えた彼女は
マリベル・ロイス
――がはしゃいでいたり、興味深そうに前のめりになっていたり――。
(やっぱり、パフォーマンスも大事なのね)
美咲紀は素早くメモを取る。
隣で修がぽつりと漏らした。
「……天ぷらと刺し身もその場で調理してくれればいいのだがな」
どうして、と問いかけるまでもなく、修は続ける。
「作り置きは、ちょっとな……」
「えーどうして?」
ののこは首を傾げているが、美咲紀は言われてみるとそうかもしれないと納得していた。
お弁当は仕方ないとして、空気に晒されて不特定多数の人間が触れたものはすこし抵抗があるという意見にも頷ける。
「冷めた油と生ものは……な」
「ふーん?」
いまひとつ理解していないののこと違い、エレナは「たしかにそうかもしれないわね」と頷いている。
「それに天ぷらと刺し身もパフォーマンスの効果も期待できると思うんだ」
「パフォーマンス?」
刺し身はわかるが、天ぷらがパフォーマンスに?
「刺し身は、わかるだろ?」
「うん! お魚をさばくのってかっこいいよね」
「天ぷらも食材ごとに揚げ方が違うんだよ」
修はののこの、美咲紀の思考などお見通しと言わんばかりに説明を加える。
さすが八神ぶちょーです、と感心して、今度は美咲紀が続きを促した。
「そうなのです?」
「花揚げなんて、名前のごとく華やかでいいと思うぞ」
「花!」
花と聞いて今までの取材気分を忘れて美咲紀が身を乗り出した。と、修はくく、と喉を鳴らす。
照れくさくて笑って誤魔化しておいた。
「といっても、本物の花を揚げるわけではないんだがな」
「あ、勘違い……?」
「美咲紀ちゃんは花が好きなの?」
「うん、お花だけじゃなくて、植物全般が好きなのー」
「へぇ!」
こうして美咲紀はののこと話しながら、けれど修の話をしっかりと手帳に書き込み、書き終えたところでちょうど肉が焼きあがったようだ。
「俺はその伊勢海老を貰おうかな」
「わ! すっごく海老が大きいッ!」
「私は……ホタテとアスパラをいただこうかしら」
皆が次々と注文していく。
「椿はどうする?」
「あ、私は――」
美咲紀は野菜が好きだけれど、タンパク質な魚介類よりもお肉派。
季節のお野菜と、ステーキを頂くことにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月19日
参加申し込みの期限
2014年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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