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白いマスクの女性の真実
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民谷 鋭二
は人通りの少ない路地に入った。黒いシャツの胸ポケットから速やかにケータイを取り出す。
『口が裂けた本物の口裂け女を見た』
ネット上に情報を流したあと、引っ掛かるかな? と口の端で笑って表通りに出た。
迷いのない足取りで参道商店街の方向に歩いていく。ちらほらと白いマスクを付けた女性の姿が見られるようになった。
「ここでもいいか」
鋭二は大型の自動販売機の横に身を寄せた。人の流れが途切れた瞬間、暗褐色のカーゴパンツのポケットから手鏡を選び出す。
「どんな幻覚が見えるかな」
鏡の中の鋭二が片目を閉じる。自分を対象にして、ろっこんの『巷談写』を発動させた。噂の内容が幻覚として徐々に浮き上がってくる。
「ショートの髪は黒か。顔は……少しぼんやりしているが、垂れ目なのか? ワンピースは白系で」
そこで時間切れとなり、幻覚は瞬く間に霧散した。
「実物を見れば、どうにかなるか」
幻覚の印象が薄れるのを嫌って鋭二は小走りになった。目的地は近い。自然とマスクを付けた人物に目がいく。
そこで夏朝に出くわした。蛇行しながら歩いてくる。不規則な動きに鋭二の反応が鈍って、ぶつかる寸前で夏朝を受け止めた。両腕を掴まれた本人は、きょとんとした表情を見せる。
人の目もあるので鋭二はすぐに手を離した。
「こんなところでふらふらしてると、ん、同じクラスの恵御納か?」
「あれ、民谷君。その掌は、なに?」
「この犬の字か。おまじないみたいなもんで、口裂け女に見せると逃げるそうだ」
「僕は、逃げないよ。ほら、口も裂けてないでしょ」
先程の中学生に見せたようにマスクを外した。少し頬が赤くなっていて吸い込んだ空気で軽く咳が出た。
「風邪なのか?」
少し考える間を空けて鋭二は夏朝に鼈甲飴を渡した。
「のど飴くらいにはなるだろ」
「……ありがとう。なんか、民谷君、忙しそう」
「口裂け女の正体が気になってな。三が好みの上に『参』道商店街には目撃情報もあるんだ。民話マニアを自負する俺が、このチャンスを見逃す訳にはいかない」
力説する鋭二に夏朝は小首を傾げて言った。
「……僕は、風邪を引いて、困ってる女の人だと思うから……薬局でお薬を買って、渡してあげるの」
「そうなのか。俺は商店街に向かう。恵御納は薬局に行くのか」
強い目をして頷いた。目的の違う二人は、その場で別れることになった。
「どちらが風邪だか。妙なことを口走るのも熱のせいかもな」
軽口を叩いた鋭二は人の中に紛れていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月01日
参加申し込みの期限
2014年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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