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白いマスクの女性の真実
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太陽が西に傾いた頃、寝子島駅から水玉のワンピースを着た
恵御納 夏朝
がふらりと現れた。茶色の瞳は涙で潤んでいる。緩慢な動きで周囲に目をやり、ここは? と声にした途端に咳き込んだ。大きな白いマスクが流行の夏風邪を思わせた。
「……薬局は、どこなの?」
見えない手に引かれるように夏朝は歩き始めた。
参道商店街には若者の姿がちらほらと見られた。店に立ち寄る様子はなく、用心深い目を周囲に向ける。そのような若者と夏朝は頻繁に目が合った。相手は何も言わず、それとなく視線を外した。
「……なんか、ヘンな感じ……」
「あのぉ、少しいいですか」
弱々しい声に夏朝は立ち止まった。正面に中学生くらいの男子がいた。臆病な態度に好奇心が見え隠れする。
「もしかして噂になっている、そのぉ、口裂け女さんですか?」
突然の言葉に夏朝は激しく咳き込んだ。手と頭を同時に振って否定する。
「ほら、これで、わかるよね。口は裂けてないでしょ……」
マスクの片側を外して口を見せた。うん、まあ、と歯切れの悪い言葉に夏朝は思い切った行動に出る。
通りの直線を全速力で走ったのだ。高校生の女子の平均を思わせる速さで五十メートルを折り返し、男子のところに戻ってきた。
「ほら、そんなに、速くない、ごほ、でしょ……」
「ご、ごめんなさい」
男子は謝ると逃げるように走り出した。
「……ああ、なんか頭が、涼しいかも……」
見えない手に左右から押されながら夏朝は通りを歩く。
「……口裂け女……なんだろう、今頃。ここに、いるのかな……」
首が座らない赤子のように夏朝の頭が微かに回る。頭の中も疑問が渦巻いているようで、譫言のような言葉が漏れた。
「どうしてマスクで、きれいとか聞くの? 外さないと……わからないよね……」
一歩、二歩と歩いている間に夏朝は大きな声を出した。
「僕と同じで、風邪を引いてるんだ! 助けてあげないと」
潤んだ瞳に活力が宿る。ふらつく身体を強引に動かして通りを突き進むのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月01日
参加申し込みの期限
2014年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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