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暑中お見舞い申し上げます。
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【皆の画材屋さん】
シーサイドタウンを歩いていた
灰鐘 ショウジ
の足が、画材店の前で止まった。
「んー、この辺りに来るの、久しぶりだからなぁ。……あ、ここかなー?」
『トランプ堂』の店内に足を踏み入れたショウジは、色鉛筆のコーナーを探した。
「えーっと、どこかなー?」
いつも星空をスケッチするのに使用していた色鉛筆が、ずいぶんと短くなってしまったのだ。
「あったあった。わぁ、いっぱいある。んーとー、どれにしようかなぁ」
色鉛筆といっても、色数からメーカーまで様々だ。
「わ、これなんて100色かぁ……。すごいなぁ」
立派なケースに入っている色鉛筆は、存在感もあって圧倒されてしまう。
「……でもやっぱり、12色のセットかなー」
24色入りのセットにも憧れるのだが、値段の都合上、12色が妥当なところだ。
「うん。これにしよう。我慢しよう」
色鉛筆を手に取ったショウジは、ふらりと暑中見舞いのコーナーへ向かった。
「フェアが開催されてるんだねぇ。僕も買おうかなぁ……」
しばらく迷って、ショウジは夏の青空と風鈴の写真が印刷されているハガキを選び、レジへと向かった。
「では、バスケットごとこちらで預かっておきましょうか」
レジでショウジは、飼い猫の入ったバスケットを挟んで、店員となにやら相談している
八神 修
とでくわした。
「あれぇ、修くん……?」
「ん? やあ、灰鐘か」
クラスメイトの修が持つバスケットから、愛らしい銀猫が顔をのぞかせている。
「猫、どうしたのー」
「ああ、実は、暑中見舞いハガキを作っている間、ここのカウンターでこの子を預かっていてくれるというから、お願いしようと思ってな」
「そうなんだぁ」
「あれれ? そこにいるのは、八神ぶちょー?」
そこへ来店したばかりの
椿 美咲紀
も現れて、小走りに寄ってきた。
「わっ、かわいいー!」
バスケットに顔を近づけて相好を崩していた美咲紀だったが、すぐにショウジの持つハガキに気づいたらしく、「あ!」と、声をあげた。
「そのハガキ! さては暑中見舞いね、私もなの」
「あー、うん。両親に送ろうと思ってねぇ」
ショウジの返事に、両手を合わせて美咲紀も笑顔でうなずいた。
「私も一緒! ほら、普段家族には何でもメールで済ませちゃうから、突然実家に暑中見舞いハガキが届いたら、サプライズになるかもって思ったの」
「あぁ、そうだよねー。僕もたまにはメール以外のものをって思ったんだよねぇ」
「やっぱり! そうよねー! 時節の挨拶もちゃんとできるってところ、見せてあげないとねっ」
胸を張る美咲紀に、修が問いかける。
「椿の実家はどこなんだ?」
「東海地方! それじゃあ私も、良さそうなの買ってくるわね」
修とショウジに手を振って、美咲紀は店の奥へと入っていった。
『トランプ堂』の一画で、家業の備品となるマジックやノートを買いに来ていた
宮祀 智瑜
は、用を済ませると真剣な顔になって、暑中見舞い用のハガキを吟味しだした。
ハガキを送りたいのは、いつもお世話になっている学校の先生だ。
(どんなハガキがいいんでしょう……)
送り先である
桐島 義弘
の顔を思い浮かべながら、智瑜はああでもないこうでもないと悩んでいる。
「これは……っ」
智瑜の目が釘付けになったのは、水着美女の写真を使ったインパクトのあるハガキだ。
(これはダメ! これだけは絶対ダメです!)
先生のことだ。こんなハガキをもらってしまったら、絶対に胸に目がいくだろう。
そう確信した智瑜は、そっぽを向いてもっと素敵なハガキを探すことにした。
「この花火のハガキもきれいだけれど……、あっ」
智瑜は目を輝かせて手に取ったのは、夏野菜と果物のカラフルなイラストが描かれている、可愛らしい一枚だった。
「これなら私っぽいかも。うん、これにしましょう」
智瑜の家は、青果店を営んでいる。
自分にぴったりなハガキを見つけることができた智瑜は、さっそくハガキを購入して、店員に声をかけた。
「あの、すみません。暑中見舞いについて教えていただきたいことがあのですが……」
「はい。どういったことでしょう?」
「実は私、暑中見舞いのハガキって初めて書くので、勝手がわからないんです。アドバイスをいただけませんか?」
人の良さそうな笑みを浮かべた店員は、安心させるように智瑜にうなずきかけた。
「もちろんです。サンプルをいくつかご用意しますね。どういった方へ宛てたハガキですか?」
「学校の先生なんです。失礼のないようにしたくて……」
「きっとお喜びになりますよ。気持ちのこもったメッセージが添えてあれば、失礼だなどと思うはずがありません」
「そういうものでしょうか」
智瑜は内容についていくつか店員に相談したあと、特設コーナーでハガキと向き合った。
智瑜と同じようにサンプルをチェックしたり、実際にハガキを作成している人々の様子を見学して、修はどういったハガキを作るのか、考えをまとめた。
「よし。俺なりのハガキをさっそく作ろう」
修は店に預けていた飼い猫のミストの写真をスマートフォンで何枚か撮影し、店のプリンターを使って、ハガキに工夫を凝らして印刷をした。
厳選したミストの写真が五枚ほど重なるように手を加えられた、コラージュ印刷だ。
「気まぐれなミストの魅力がよく表現されているな。……喜んでもらえるだろうか」
修がハガキを送ろうとしている相手は、
七夜 あおい
だ。
あおいのころころと変わる表情を思い出し、修はふっと口元をゆるめた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年03月15日
参加申し込みの期限
2014年03月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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