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『跪いて、崇めよ』
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【渇望ス】
平積みになった本の隣に、ブランドのロゴが入ったショッピングバッグが几帳面に寄り添っていた。
鵙海 甫
は、ひっそりとお茶の準備をしている
千堂 結
の横顔とそのショッピングバッグとを見比べた。
「家まで運んで貰っちゃってごめんね。でもありがとう。いっぱい買っちゃったからすごく助かったよ」
そう言って結は甫に微笑みかけてきた。不意に交わった視線を誤魔化すように、甫は注がれたばかりのお茶に手を伸ばした。
温かいお茶が全身に染み渡る。結の用意したものだと思うと、カップまで可愛らしく思えて、余計に掌に熱がこもった。
――この日、甫は結と共に彼女の春物の服を買うためにショッピングに付き添った。
女性の買い物についていくのを嫌がる男性も多いが、好きな子の服を選ぶなんてこんな楽しいことはそうない。
そう思ったはいいものの、実際に彼女から「どの服がいいだろうか」という相談されると甫は答えに窮した。
(……んなもん、全部に決まってるだろ)
もちろん甫にも好みはあるが、結が手に取ったもので彼女に似合わない物などあるはずもなかった。
結局荷物は膨れ上がり、その荷物を運んだついでに彼女の自宅で午後のティータイムに与った。
一人暮らしの部屋はよく掃除が行き届いている上に、どことなく可愛らしい。
「そんなの気にしなくていいよ。俺も調子に乗って色々勧めちゃったしさ」
今度は堂々とショッピングバッグの方を見た。甫に釣られて結もバッグを見遣る。
改めて見ると、先程は気にならなかった本の方に妙に目が行く。
(……はぁ、やっぱ意識しちゃうよな)
テストの点数、俺の方が良かったらキスをしよう。
それは借りていたノートを返す時に書き込んだ、一方通行の約束だ。
いまだに返事はなく、そもそも約束が成立しているのかさえ定かではないが、それでも彼女がどれほどテスト勉強に力を入れているのかを気にせずにはいられなかった。
「で、でもこれ、ほんとに、私に似合ってるかな……」
結の不安そうな声で、甫は思考から現実へ呼び戻された。ハッとして彼女の様子を窺うと、声色通りに表情を曇らせている。上辺だけではなく、本当に自信がないようだった。
「ねね、なら早速着てみてよ、俺あっち向いてるからさ」
反射的に提案すると、眼前の黄水晶の瞳が不思議そうに瞬いた。次第に瞳に明るい光が満ちていく。
「……そっか! そうだよね」
「え?」
「う、ううん。あの……じゃあ、着て、みるね?」
結は恥ずかしそうに顔を伏せながら、席を立った。甫はその小さな背をしばらく視線で追ってから、慌てて彼女に背を向けた。
どれにしようかなと悩む結に、答えるべきかと悩む甫。
思案の後に口を開こうとしたちょうどその時、背後から衣擦れの音が聞こえてきた。
甫は硬く手を握りしめ、それよりも硬く――眉間に深い皺が刻まれるほどきつく目を閉じた。
後ろを向いているのだから見えるはずはないが、念には念を。甫なりの誠意だ。
そうして『お楽しみ』に向けて、胸を膨らませるつもりだった。
けれどそれが裏目に出た。
目を閉じることで、聴覚が研ぎ澄まされたのだろう。
衣擦れの音が、身動ぎが、不安げで悩ましい吐息が、くっきりと形を持って甫の鼓膜を刺激する。
生々しい妄想が甫の脳裏に横たわる。
心臓が騒ぎ出し、そこから噴出したかのように口の中に大量の唾液が溜まっていく。
この静寂な空間で唾液を飲み下せば、恐らく結にも聞こえてしまうだろう。
そう思うと安々と飲み込むこともできなかった。
「着替えたよ」
瞬間、解放されたとでもいうように甫は肩の力を抜いた。解いた掌にはびっしょりと汗をかいていて、思わず甫は苦笑する。
汗を軽く拭ってから、甫は意気揚々と振り返った。
結は手を背中の後ろで組んで、照れくさそうに微笑んでいた。
「どう、かな。これ……にっ、似合ってる……?」
結が感想を尋ねているのにも気が付かないほど、甫はその姿に見入ってしまう。
春らしい淡黄色のラッフルブラウスにミニ丈の白いチュールスカートを合わせた結は、普段より少しばかり大人びて見える。
彼女のかすかな動きに合わせて、スカートの裾が緩やかに揺れる。
薄白いスカートから透けて見える結の膝がやけに眩しく見えて、甫は思わず溜まった生唾を飲み込んでしまった。
(次に会うまで待てない、不思議なくらい興奮してる……! ああ……めっちゃ可愛いッ!)
甫は口元を手で覆って必死に興奮を堪えるが、とても収まりそうにない。
妄想なんか目じゃない。現実の彼女が、たまらなく可愛い。
「わ、私の足……どう? あんまり自信はないんだけど、綺麗、かな……?」
ようやく結の言葉が耳に入ってきたかと思うと、心臓が大きく脈打った。
「甫、くん……?」
結が小首を傾げると、再びスカートの裾が揺れる。その揺らめきが、甫を誘う。
甫は無意識のうちに立ち上がり、吸い寄せられるように結に近づいていった。
「え、えっと、似合わない……かな?」
結は甫の様子がおかしいと思ったのか、不安そうに二・三後退った。
それでも甫は歩みを止めず、結はまだ後ろに下がり続け――積んで合った本にぶつかってしまう。
結はその場に尻もちをつく。スカートがめくれ上がる。靴が脱げる。
また心臓が跳ねる。まるで別の生き物のように胸がざわめく。
気が付いた時には、甫は座り込む結に覆いかぶさっていた。
「――ッ!?」
誰かの悲鳴が聞こえたような気がした。けれどそれはきっと気のせいだろうとも思った。
今はただ、目の前の美しいものにXXしたい。甫の頭の中で、その思いばかりが膨らんでいく。
ほっそりと華奢な足。そっと五指で触れてみれば、見た目の頼りなさに反した驚くほど柔らかな皮膚が指の腹を包み込んでしまう。
甫が触れたところから、結の肌は見る見る桜色に染まっていく。瞬く間に容易く折れてしまいそうな足首までも、羞恥が広がった。
(ああ、本当に……こんなん、我慢なんかできるわけねぇよ)
甫は乾きを癒すかのように、結の足に唇を寄せる。
「……これならキスに入らないよな?」
そしてめくれ上がったスカートのすぐ下、太腿に吸い付いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月13日
参加申し込みの期限
2017年01月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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