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\ オーバータイム!/
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「さあ、ヒーローが倒すべきお手頃な敵はどこですか?」
すちゃっとポーズを決めて、きらっと瞳を輝かせ、クロセルはアリサを見下ろす。
「えっと、ヒーローさんね?」
「はいっ!」
若干引き気味のアリサに、にっこり笑顔のクロセル。
さっきのドン引きの人々に比べると、アリサはフレンドリー。
というより、大人の魅力で動じていない。
「敵というのは、どんなものでもかまわないわよね?」
「もちろんです! ヒーローですから!」
「そう。なら、丁度よかったわ。道案内をお願いしたいのよ」
「迷っていらしたんですか?」
「そうなの。少し嫌な予感がしていたのだけれど、協力者が現れてよかったわ」
「ところで、ここからはどうやったら帰れるのですか?」
「あら、ヒーローさんも迷っているの?」
「はい!」
「元気があってよろしい」
「褒められて嬉しいです」
「ふふっ。それじゃあ、早速手伝ってもうわね。まず、地域猫を二匹捕まえてもらえるかしら」
「任せてください。このヒーローにお任せあれ!」
「期待しているわ」
アリサの笑顔に元気いっぱいに走り出すクロセル。
――数分後。
「……満身創痍ね」
「俺は任務をやり遂げました」
ふしゃーふしゃーふしゃー!
クロセルの腕のなかには、「殺ったるで!」といわんばかりに威嚇する野良猫二匹。
いまもクロセルの腕をガシガシ噛み、もう一匹は情け容赦なく爪をクロセルの首筋に食い込ませている。
「血が出てるわよ」
「ひ、ヒーローですから!」
「とりあえず手当てしましょう」
アリサが鞄から絆創膏を取り出して、クロセルの顔にペタリ。
「あっ、仮面は!」
「大丈夫よ、とったりしないわ。ほら、手も出して」
「手を出すと、猫が逃げそうですっ……あっ、マントで包ませて頂きます」
クロセルは肩にかけていたマントをどうにかこうにか取り外し、器用にマントで猫をつつむ。
「それだと逃げないし、引っかかれないわね。はい、手の平もこれでよし。あとは首元ね」
「あ、は、はいっ」
クロセルの首元に、アリサの吐息がかかる。
軽い普段着だというのに、アリサの全身から漂うよい香りに、クロセルは思わず息を飲む。
「どうかした?」
「い、いえっ、なんでもないです」
慌ててアリサから目を逸らすクロセル。
「そ、それで、この猫達をどうしたらいいんでしょう」
「撫でるといいらしいわ。ただし、ここから出るには、撫でながらじゃないと駄目らしくてね。一緒に数分は歩いてくれるんだけど、ほら、猫って気まぐれでしょ? 途中でどこかへいってしまうから少し困っていたのよ」
「なるほど! そこでヒーローの出番だったんですね」
「そうなの。助かるわ」
「ヒーローは、困っている人の味方です!」
びしっ☆
勝利のポーズ、決めっ☆
クロセルの捕まえた猫を二人で撫でながら、路地裏の迷路を抜け出した。
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担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月10日
参加申し込みの期限
2016年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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