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\ オーバータイム!/
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お嬢ちゃん、たこ焼きにしちゃうよ?
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○たこ焼きタイム!
ムクムクと動き出したタコは、中からはちきれそうに大きくなっている。
ブチッ。
タコをぶち破り、2mもありそうな大男が飛び出してきた。
「な、何? 中の人がいただと?!」
だが大男はみるみるうちに縮み、食われたはずの老婆の姿に変わった。
ろっこん『怒張する魂』による変身だった。
梅は何事もなかったように、
「わたいの杖どこ行ったやろー。タコ穴開いとるな。皆ようやったわ」
と皆を労う。
「ファンタスティック」
すばるがウインクする。
「おばあちゃん、どこも何ともないのだ?」
真央が心配そうに梅の体をあちこちチェックする。ケガはないようだ。
「おおきんな。わたいは大丈夫や。タコ切るの手伝うで。たこ焼きようけ食べれそうやな」
「ありがとう皆さん。これからは私たちの出番だ。約束通りタコ焼きおごるよ!」
厨房から出てきた乙女が頭を下げる。
(弱肉強食か……わかりあうことはできなかったが、感謝していただくことにするよ)
もうタコにしか見えない女の子だったものをを見下ろしながら、忍は胸の内でつぶやく。
「やったな ヴァン 食べよう たこ焼き」
「タコ焼き……食べてもええんやろか?」
ぐったりしていたマリベルもようやく気を取り直したようだ。
「大丈夫や、悪い夢を見てただけや。みんなで美味しいたこ焼き食べような。
店長さん、料理道具借りてもええ? 良かったら自分でもたこ焼き焼くわ」
蘭月の言葉に乙女も言う。
「ああ、この大ダコを二人で調理するのは大変だと思ってたよ。手伝ってもらえたら助かります」
OKをもらい、予備のリボンを結びなおした蘭月が厨房に向かう。
「店長さん、真央ちゃんが切り落とした足でたこ焼き作ってほしいのだ~」
「正確には足じゃなく腕なんだよ。それ」
真央の言葉に、修がツッコミを入れる。
「あ、頭から直接腕が八本なのだ?」
目が点になる真央。
「頭と呼んでるそこ、実は胴体だよ」
「さすが修ちゃんなのだタコ謎すぎなのだ~」
「お兄さん、詳しいねえ」
修の博識に乙女も頷く。
忍と共にタコを調理場へ運ぼうとした乙女は。
「クシュン」
クシャミが出そうになり慌てて口を覆った。
「ああ、もしかして猫……」
忍が修の連れているブルーのほうを見る。
ブルーは視線を感じると、察したように店から出て、窓の近くに座った。
「猫アレルギーなのか? すまなかったな」
修の言葉に乙女は鼻を押えながら、
「こちらこそすみませんね。普段は入店の際にお願いしてるんですがさっきの騒ぎでそれどころじゃなくて」
「あの猫、まさか察したのか? たまたまだよな?」
驚く忍に、
「ブルーは賢いからな」
と答える修。
ちなみに梅の杖はタコの中から無事見つかった。
やがてタコ焼きのいい匂いが漂ってきた。
「お待たせしました」
「できたで~」
化けタコは無事たこ焼きに生まれ変わった。
蘭月のタコ焼きもうまくできあがったようだ。
「さ、たこ焼きいただこうか?」
やっとすばるとシダはたこ焼きにありつけた。
他の皆も、おごりと聞いては遠慮しない。
「やったな ヴァン 食べよう たこ焼き いいにおい いただきます
いっばい種類 全部 ンゴーン うまい おいしい」
巨大なタコは冷凍しようかと考えていた乙女だったが、シダの食欲を見ていると残るか疑問だ。
「うちのも食べてや、我ながらなかなかの出来やわ~」
蘭月に勧められ、マリベルもたこ焼きを食べ始める。
「おいしい! そうや、罰が怖くてたこ焼きが食えるか! タコ焼きマイスターの名が泣くわ」
「おかわり おかわり 材料 たくさん いっぱい焼こう
ンゴーン ンゴーン しあわせ シダ♪」
「真央、口の端にソースが付いてるぞ」
ハンカチでちょい、とぬぐってやって修が笑う。
「女の子だし……さ」
「ありがとなのだでもまだ食べるのだ、修ちゃんのハンカチ汚れちゃうのだ~」
ちょっと照れた真央のその言葉に修はまた笑う。
帰ったら使用人に「修様、ソースの香りがしますよ」と突っ込まれるかもしれない。
(何舟か土産に買っておくか)
だがタコ焼きを土産に出したら出したで、「そんな物をお食べになるなんて」とか嘆かれそうだ。
(美味いのにな)
窓の外では、ブルーが満足そうに毛づくろいをしていた。
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あとがき
担当マスター:
天村花海
/
鳴海木霊
ファンレターはマスターページから!
大変お待たせして申し訳ございませんでした。
リアクションを代筆させて頂きました天村花海です。
鳴海マスターのご意向に沿っているかはわかりませんが、私なりに書かせていただきました。
少しでもお楽しみいただければ幸いです。
執筆の参考と称してマヨたこ焼きを食べてみましたが美味しかったです!
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
鳴海木霊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月08日
参加申し込みの期限
2014年02月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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