this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
お嬢ちゃん、たこ焼きにしちゃうよ?
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
○化けタコ、正体を現す
「今日も九番屋さんのおいしいたこ焼きいただこかなー」
腰を曲げ杖をつきながら
竹松 梅
が入ってきた。
「? なんやらおかしな雰囲気やな」
「おばあちゃん、化けタコがいるんだ、離れて!」
乙女が声をかける。
「化けタコやて?! お気に入りの九番屋さんと若い子らを守らなあかん」
腰を抜かすかと思った梅は、意外な速さで厨房へ向かう。
「お姉ちゃん包丁借りるで。はじから切ってったるわ」
「非常事態だからね、店にある物なら何でも使ってよ。普通のタコの常識がどこまで通用するかは分からないけど、タコの生態に関しては何でも聞いてちょうだいな。
あ、でもおばあちゃん、無理しないで!」
乙女の静止もどこ吹く風で、梅は右手に包丁、左手に杖を持って構える。
後木 真央
は、頭の中をたこ焼き一色に染めて九番屋の前にやってきた。
そして、見慣れた友人の姿を見つける。
「修ちゃん! こんにちはなのだー! ブルーちゃんもこんにちはなのだ」
八神 修
は飼い仔猫のロシアンブルーのブルーを連れて店に入るところだった。
「こんにちは。真央もこの店に来たのか。『珍しい憧れの食べ物』を食べに来たんだ」
「浜のたこ焼き屋さんは鳶が多くてのんびり食べられないのだこっちなら椅子あるしバリエーション色々なのだ♪ モチ入りたこ焼きのさんま餡かけも食べてみたいのだ~」
「そうだな、ここのは特に珍しいと聞いた」
「たこ焼きに上下の別はないのだたこも一口牛肉もささ身チーズもえびマヨも旨いのだ、ネギポン酢もおろしダレもトマトチーズも旨いのだ揚げも明石焼きをわざわざソースカツブシで食べるのも旨いのだ噂のお店で食べるのだ♪ ……って何事なのだ~!?」
一歩足を踏み入れて、店内の異様な空気に固まる真央。
「……あの子に絡みついているのは、触手か?」
修が眉を顰める。
「お嬢ちゃん、化けタコがいるんだよ。2mもある人食いダコだって。気をつけないと食われるよ」
梅が説明する。
「2m級だとミズダコかなぁと思うのだ。初めて見た時はもうドラム缶サイズの中で赤い酢だこになってて吊り上げられて大きさ見てビックリしたのだ。
神奈川だと獲れないというか東京以北の蛸だと……違くて!」
真央は軽くパニックを起こす。
「その理屈だとこの蛸もう人間食べてるのだ、食べるとカニバリズムになっちゃうのだ~!?」
「落ち着け、真央。食物連鎖とはそういうものだ。森林や海で死んだ人間は、食べられたり土に還ることで動植物の命になる」
修が冷静に指摘する。
「それはわかるけど、無理なのだ人間の姿をしてるの殴れないのだ海水なら蛸に戻るとかないのだ~!?」
真央はまず携帯でタコ娘の写真を撮った。
修は店内掃除用の箒を両手に構えた。
異様に動物に好かれる修だが、幸い化けダコは例外だったようだ。
「とにかく人型以外にするのだ」
真央は厨房に入り、ボウルに水をくみ塩を入れてかき混ぜる。
「これで海水濃度のはずなのだ!」
そのままタコ娘にぶちまける!
続けて梅が杖でタコをひっぱたいた。
タコ娘の姿が崩れ、マリベルが触手から解放された……が、タコは墨を吐き出す!
危うく避けて見ると、そこには腰の曲がった梅の姿が……二人になっていた。
「お、おばあちゃんが二人なのだ?!」
「にせもんやー!」
大きな声で、左の梅が叫ぶ。
「タコは擬態する事ができるのか、でも完璧じゃない。おばあさん、名前は?」
相手の名前を聞いてよく観察をして正体を見極めようと刀が尋ねる。
今まで、相手の肩やつま先の動き、重心移動などから動きを読み取り、それより先んじて動けるよう間合いや構えを調整していた。
決して大きな胸とか触手に絡みつかれるマリベルに見とれていたわけではない。たぶん。
「あいあい。
竹松 梅
、90才やで。お姉ちゃん怪我しとらへんか?
わたいが倒したるでな。危なないとこにおりい」
左の梅が元気よく答えるが、右の梅は黙ったままだ。もごもご口を動かしている。
「同じカッコの人が二人いたら、どっちかがニセモンに決まってるやん?
で、自分と同じカッコの人が目の前にいるのにびっくりせんで声も出さへん人がいたら、そっちが怪しいわな」
くたっ、とへたりこんだマリベルを支えながら、蘭月が、声に出して自分の考えを話す。
「ちゅうことは、怪しいのはこっちや!」
蘭月は、右の黙っている梅を指差した。
「この状況で無言の人は逆に浮いて見えるやろ。声に出してみんなに言うとけば、タコが自分に変身しても本物やってアピールできるからな」
蘭月が髪を結んでいるリボンをほどき、右の梅に投げつける!
リボンに絡みつかれ、口を開けた梅から飛び出したのは入れ歯ではなく触手だ。
(変なのがろっこんやちゅうんは最近わかってきたわ)
蘭月のろっこん『カラミツク』はリボンをほどいて相手に投げつけることで発動する。
だがタコは梅の姿を崩し、リボンをすり抜けながら部屋の隅へ滑り込む。
「逃げ切れんで。ツインテールやから2回まで使える」
蘭月は手をもう一方のリボンにかけ、タコが現れるのを待つ。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
お嬢ちゃん、たこ焼きにしちゃうよ?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
鳴海木霊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月08日
参加申し込みの期限
2014年02月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!