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●浮島をつくろう(2)●
【寝子ヶ浜海岸・沖】
(海開きなので来てみましたけど……やっぱり水着は恥ずかしいですね……)
こうやって、泳いで遊ぶことのなかった
御巫 時子
は、今日の水着も学校指定のもの。
ちゃぷちゃぷと、身を隠すように、腰のあたりまで水に浸かりながら。心細げに海を見回していた時子は、水遊びする沢山の人の向こうに、よく知る人の姿を見つけて、ホッとした。眼鏡代わりのゴーグル姿で、イルカの浮き輪にまたがっている、あの先輩は──
「茂さん……!」
寝子島高校生徒会長、
海原 茂
だ。思いきって声を掛けてみるが、ここからでは聞こえていないみたい。おや、それに……
(あら、イルカさんの機嫌が……?)
見ているとそのイルカフロートが、海水浴客の人混みから外れて、だんだん沖へ沖へと流されていく。ゴーグルで表情はうかがえないのだが、そのイルカの進行方向を何とか変えようと、彼が躍起になっているのが、ここからでも分かった。
「茂さん、まだ泳げないんですね……」
ちゃぷん、と水面に身を投げ出し、時子は急いでそちらの方に向かって泳いでゆく。
◇
「茂さん、大丈夫ですか……?」
「うわっ……!?」
突然水面から声を掛けられ、
海原 茂
は(イルカから)跳び上がった。
慌ててそのビニールの背ビレをつかみ、声のした方を見下ろせば、
「何だ、御巫か……」
しかしすぐに、困ったようにうつむき、彼女から目を逸らす海原。
「いや……これは……恥ずかしい所を見られてしまったな。
よりにもよって、君に見つかるとは……」
不思議そうに、時子が首をかしげる。泳げず陸に戻れなくて立ち往生していたことを、「恥ずかしい」と言っているのだろうか。けれど、時子は彼が泳げないことを既に知っているし、海原もまた、それを時子に知られていることを知っている。
何しろ、彼女は海原に、
泳ぎを教えたこともある
間柄なのだ。そう時子が戸惑っていると、
「いや……だからだよ。せっかく君にコーチしてもらったのに、
まだ泳げない自分が……その、情けなくてな。
だからこそ、今日は自分で特訓しようと、海にやって来たんだが……」
イルカから海に跳び込む勇気が、どうしても絞り出せず、そうこうしているうちに、あれよあれよとここまで流されてしまったらしい。
「そうだったんですか……。教え方が不慣れで、
余計に苦手になったのではと心配していたのですが……」
「いや、そんなことはない。むしろ──初めて泳げるようになりたいと思った。
その……コーチしてくれた君に、いつまでも恥をかかせるわけにはいかないからな」
「そんなことは……」
お互いちょっぴり気まずくなって、そのまま黙り込んでしまうのだが、はっと時子が思い出したように、
「ともかく茂さん、足が付くところまで、戻りましょう……?
私がイルカを引っ張って、陸まで泳いでいきますから……、えっ……?」
改めて見る陸地が、しかしいつの間にか、ずいぶん遠くなっている。海原と話しているうちに、さらに沖へと流されてしまったらしい。
「どうしましょう……。私たち、戻れるでしょうか……?」
「御巫、ともかく一旦このイルカに乗って、休め。
2人分乗れるスペースはある。それから、戻る方法を考えよう」
◇
さて一方こちらは、シャチ&イルカの2頭の浮き輪を休息所代わりに、あいかわらず宝探しごっこを続けている、
夏神 零
、
雨寺 凛
、
天馬 ひびき
の3人娘である。
「まてまて、拙者はオト……」
3人娘だ。
「あっ! あの貝殻なんか綺麗かも! よーし、一気に潜って……取れたっ!
みてみてー! これ、綺麗でしょー?」
雨寺 凛
がその宝物を見せて自慢すると、
「お宝ゲットだなのっ」
と
天馬 ひびき
がぴょんぴょん喜び、触発された
夏神 零
も、
「よし、ならば拙者も……」
またがったシャチから、じっと海面を集中して見詰めて……シぱんっ!
「とったどー!(びちびち)」
「わわっ、すごいよ零ちゃん! お魚さんをつかみ取りしちゃった!?」
「こういうのは得意じゃがな……動きを読めば何とか」
そう言って、凛に獲物をあげようとする零。すると突然そこに、元気な女の子の声が響いて、
「お待ちなさい! その魚……すごく美味しそうね。
我ら海賊が、戦利品として略奪させてもらうわ!」
ぴゅー。水鉄砲片手に颯爽とそこに現れたのは、あの
神薙 焔
だ。彼女が乗っているのは、浮島の一部をパージして作ったイカダ。その上にはすでに、略奪と称して浜辺から焔がもらってきた、おすそわけハントの成果(=食料品や飲み物)が、山と積まれている。そのイカダを水上バイクで牽引しているのは、
霧桐 舞衣
だ。
「のわっ!? な、何をするのじゃ、おのれっ!」
その焔の水鉄砲を顔に浴びて、まじめに怒る零だったが、一方のひびきの方は、この焔が海賊行為と称して、ただ遊びたがっているだけだと、すぐに分かった。腰に吊っておいた防水の小袋から、じゃらじゃらとキャンディをお椀の手に開けると、
「海賊さん、海賊さん。この宝石をあげますから、
どうか私たちを見逃してよぅ!」
「(ぱくっ)うん、このキャン……宝石は本物ね!
気に入ったわ! あなたたち、よかったら、
私たちの秘密基地で、海賊生活をエンジョイしてみない?」
焔の言葉に、顔を見合わせる凛とひびき、
(これ、何て言ってるんだろ?)
(にょっ、よく分かんないけど……私たち、どこかに招待されてるみたい?)
とりあえず、こくこくと頷いておく彼女たち。それを見て焔はいかにも満足げに、
「うん、お宝と仲間をゲットして凱旋なんて、すごく海賊っぽいわね。
あと正統派の海賊といえば、海で難儀してるワケありのお姫様に、
助けを求められたりもするわよね……さあ、そんなイベントはないかしら?」
そこにイルカフロートに乗って、どんぶらこと流されてきたのはもちろん、
海原 茂
と
御巫 時子
の2人だ。
「おや、あれは生徒会長……じゃなくて、お姫様発見よ!」
色めき立つその焔よりも早く、イルカのチャッピーにまたがって、ちゃぷちゃぷ「おーい」と近寄っていくひびき。
「こんにちは! なんてお名前?」
顔を見合わせる海原と時子、
「海原茂と言う者だ」
「時子です……」
「あはは、海原さんは知ってるよ。
このイルカさんのお名前っ」
「イルカの? 浮き輪に名は付けていなかったな……(困惑)」
「えーっ、つけてないの?
名無しは可哀想……んーと、じゃ、セドナちゃん!
うんっ、女の子だよ♪」
にぱっと笑ったひびき、続いて助ける気満々の焔の方を指さし、
「あのね、あそこにいる海賊さんが、秘密基地に招待してくれるんだって。
よかったら、海原さんと御巫さんも、一緒にどうかなぁ?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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