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●ふれあいタッチングガール(1)●
【寝子ヶ浜海岸・沖】
「ぷはっ……うん、けっこう遠くまで来れたかな」
エカテリーナ・クロキ
は、水面で息を継ぐと、陸地の方を振り返った。浜辺の喧騒は、はるかに遠く、彼女の周囲で泳ぐ人の姿は見えない。
波間からしばらくこっそり、浜辺の様子をうかがってみたけれど。騒ぎになって監視員が連れ戻しに来るようなことは、どうやら無いようだった。
「ほんとはこういうの、いけないんだけどね」
監視の目をごまかすために、あの
七峯 亨
も使った離岸流に身を委ねて。エカテリーナは潜水で一気に、この沖まで出てきたのだ。
「でも……待ちに待った海開き。
久しぶりの海の遠泳、とことん楽しみたいものね」
寝子高水泳部所属の彼女は、
トライアスロンでオリンピックに出場する
ことが夢という、プロ志向。でも、日々のプールトレーニングと、こうして実際に海で泳ぐのとでは、まるで違う。
(うん、気持ちいい……)
その鍛えられた見事な肢体を、長々と波間に伸ばして。自分が海の一部になったような感覚を、存分に楽しむエカテリーナだ。
(おっと、でもこれ以上はさすがにまずいかな)
潮の流れには逆らわず、斜めに泳いで離岸流から外れ。そのままUターンして、浜へと戻るコースを取る。
「……あら? あれ、何やってるのかしら」
途中、浮輪やゴムボートを繋いだ物を、水上バイクで牽引しているウェットスーツの女性(=
霧桐 舞衣
)──なんてものを見かけたりもしたけれど。
遊泳区域からは外れていたので、気にせずそのまま、ぐいぐいと泳ぎ続ける彼女だ。
(あと少しだけど……さすがに疲れてきたかな?)
その頃になると、周囲には同じように泳いでいる人や、ゴムボートで遊ぶ人の数も増えてきた。後は無理せずゆっくり進もうと、平泳ぎに切り変えて。
「うっかりぶつからないように……っと、あら? あのボートの彼は……」
そこで、ゴムボートの1つに、知り合いの姿を見つけたのだった。
「せっかくの海開きだから、少しは……
って思ったけど、やっぱり人が多いなー。
うん、今日はこうやって、のんびり過ごそうっと」
借りたゴムボートで沖に出て寝転び、ゆったり読書を楽しんでいるのは、
松谷 洋志
だ。
「こういう時、電子書籍って便利だよね。
飲み物も多めに持ってきたし、タオルで日除けして……」
うっかり流されないように、それだけ気を付けながら。あとは防水携帯で、海上の読書をのんびり満喫していたら……
「よかった、洋志。ちょっと休ませてもらえないかしら?」
「わっ!?」
いきなり自分の名前を呼ばれ、びっくりした。お手玉した携帯を、危うく落っことしそうになるのをキャッチして、そちらを見れば。ゴムボートの縁から、顔だけ出してこちらを見ているのは、2年の
エカテリーナ・クロキ
先輩だ。
「エカテリーナさん!? どっ、どうしてこんな所に?」
「どうしてって……泳いでたのよ。ちょっと沖まで遠泳してきたの。
海で泳ぐのは、やっぱり結構疲れるわね。上がって休んでも良いかしら?」
「え、ええっと……」
知り合いとは言え、女性と話すのはまだ苦手な松谷だ。ちょっと躊躇ったが、けれどここは海の上。何も密室で2人きりになるわけではないのだし……そう思って、
「ええ、プールとは違いますしね。どうぞ」
と短く答えて、彼女をボートに迎え入れる。上がってきたエカテリーナの健康美に松谷が、
(わぁ、綺麗な身体……)
と目を奪われている間にも、彼女は借りたタオルで全身の水分を拭き、座りながら軽くストレッチをして筋肉をほぐす。
「? 何か珍しい?」
「あいえっ!? あああ、あのこれスポーツドリンクですけど、よかったら」
松谷が慌てて勧めたドリンクを受け取って、
「ありがと。水泳って水分補給も大事なのよね。
水がいっぱいあるから、軽視されがちだけど」
気持ち良さそうにごくごくとボトルを飲み干すその白い喉に、やっぱり目がいってしまう松谷だ。
「思ってたより疲れてるのかな……。
ちょっと横にならせてもらうわね」
内心動揺する松谷に断って、エカテリーナはボートに寝そべる。
「ああ、本当に気持ちいいな……」
ゴムボートの底ごしに感じる水の冷たさに、目を細めて微笑んで。心地良い揺れと疲れが、やがて彼女を眠りの世界へと誘い……
「……あれ? エカテリーナさん? って、ね、寝ちゃったんですか……?」
気が付けば、くーすーと眠る年上の先輩と、2人きり。
そんな状況になってしまって、「ど、どうしよう……」と困惑するしかないシャイボーイだ。
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
手間のかかる愛犬ジョニィはサロンに預けて、着替えた水着で準備運動を終え。
いざ泳ぎに……と海に向かっていた
メイソン・ブリッジス
は、そこで我が物顔で砂浜に立つ、凄い水着の美少女と出くわした。
「うむ、海だな! じつに良い天気である。そして我を褒め称えに集まった人々!
我のこの至高の芸術と言える身体を見せ付ける、良いチャンスというものだ!」
彼女を褒めに海に来たわけではないだろうけど、それでもその銀髪の少女が、ビーチ中の注目を集めているのは確かなのだ。
「へえ……」
その人ごみを押し分け、さっそくその美人に声を掛けるメイソン。
「君も1人で海水浴? 確かに良い天気だけど、1人じゃ寂しくない?」
普段なら、こんなナンパチックなことはしないメイソンだけれど、今日は貴重な海開き。美人の水着姿を眺めて過ごすだけじゃ、時間がもったいないしね。
「うむ? 1人ではないぞ? (周囲を見回し)ほれこの通り、
どこに行っても我は、この美貌を賞賛する人々に、囲まれてしまうからのう!」
もっとも、彼女が注目を集めている1番の理由は、その際どすぎる水着にあるのだが。しかしこれをチャンスと見たメイソン、畳み掛けるようにその水着を褒めていく。
「うん、確かに君によく似合ってるよね、その赤い水着。
それ、スリングショットって言うんだろう?」
「うむ、詳しいのう、お主。これが私の一張羅、
別名・ブラジル水着であるぞ!」
そのぱっつんぱっつんのV字水着の豊かな胸を、これみよがしに見せつける美少女だ。
「ほとんど紐じゃないか、いやサスペンダーだ! もう裸にしか見えないよ!」
これ、褒めてるのかな……しかし当人はますます上機嫌になり、
「うむ! 我のこの身体は、至高の芸術品であるからのう!
美しいものを隠すなど愚か、やはり美しい作品は見せてこそ、である!」
「銀色の髪と白い肌も、その水着姿によく映えて、とっても綺麗だ」
「良いぞ良いぞ、もっとだ! もっと我を褒め称えよ」
「何よりその美しい、青と緑の瞳! 君の言う通り、本当に至高の芸術品さ。
こんな世界一の美人と遊べるなんて、今日の僕はツイてるなあ!」
まだ一緒に遊ぶなんて一言も言ってないのだけれど、これはイケると畳み込むメイソン。案の定、褒めそやされた少女は上機嫌で、
「うむ、よかろう、気に入った!
そなた、名は何と言う?」
「僕はメイソンだ」
「我の名は、
ルーシー・R・マクミラン
である。
今日1日、共にそなたと遊んでつかわそうぞ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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