this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ようこそ、海開き!
<< もどる
1
…
27
28
29
30
31
…
57
つぎへ >>
●メイド海の家にて(7)●
【海の家・マーメイド】
「たくさん遊んだから、おなかすいちゃったな!
深雪、さっきのアイスだけじゃ足りないだろう?」
ここで
霧生 渚砂
と
霧生 深雪
の2人もまた、マーメイドを訪れて、お昼ご飯タイムだ。
「あ、サティ……猫なんだけど、連れて入れる?」
抱いてきた白い仔猫を見せる深雪に、
「大丈夫ですよ。だって、わ、私も猫ですから……にゃあ」
入り口にいた猫耳メイド、
哀坂 零葉
はそう鳴き真似をするなり、
「すっ、すみません! 今のは! 今のは聞かなかったことにして下さいぃー!」
真っ赤に沸騰した顔をお盆で隠し、調理場に逃げ込んでいく零葉をポカンと見送りながら、
「……あれ、なんでメイドさんの格好なんだろう?
しかも、耳と尻尾を付けてたぞ? 流行りなんだろうか」
萌えというものはイマイチよくわかってない、渚砂お兄さんだ。
「とにかく、お腹すいたから沢山食べるぞー!」
鳴くサティには、
持ってきた猫クッキー
を食べさせながら、深雪も端からメニューを物色する。
「さて何食べようかな。渚砂、お前はどうする?」
「海の家の定番はよくわからないが、カレーとか焼きそばが定番なのかな?
変わり種も食べてみたいな!」
「とりあえず一通り頼めばいいか。店員さん!」
そして出てきたのは、ミニスカ巫女メイドの
千鳥 雅人
だ。
「……何やってんだお前。その格好」
「ヒィ、今度は霧生先輩!? あうぅ、み、見ないでぇ……(アホ毛もふるふる)」
「オイどうなってんだこの店は……。
まぁいいや、メニューこっからここまで全部な。あと、何かオススメある?」
「オススメ……あっ、さっきスイカが大量に入荷したから。
小淋ちゃんたちがそれを使って、新しいデザートを作成中だよー」
「浅山たちまでいるのか……じゃあそれも追加な」
(やっぱ甘い物は外せないしな……!)
そうして出てきたカレーに焼きそば、焼きイカ、お好み焼きなどを、色々食べ比べしてみる2人だ。
「海の家の料理も馬鹿に出来ないよな、
こういうジャンキーな飯もたまにはいいもんだ。
……まあ俺は渚砂の作る飯が一番好きだけど」
「んっ? 深雪、何か言ったかな?」
「な、なんでもない! ほら、デザートが来たぞ」
先ほどのメイド千鳥が戻って来て、
「お待たせしました、スイカのくずきりだよー」
フレッシュなジュースが目に鮮やかな、ガラスの器を2人の前に置く。
「スイカをミキサーにかけて、冷やしたくずきりに注ぎました」
「(つるん)へえ、喉ごしいいな。レモンで酸味を足してるのか」
「うん、お兄さん、これ好きだな! いくらでも食べられそうだ。
星型にくり抜いた飾りのスイカも、玩具みたいで楽しいぞ!」
「もう1品、こっちはスイカのかき氷だよー。
キューブで凍らせたスイカをかき氷機で削った、カンタンかき氷!」
「そのまんまだな。でも……うまそうな色(ごくり)」
「深雪、
この前のプールのお返し
だな、ほら!」
「あーんしろって……調子のんなよ!」
渚砂が掬って差し出すその1口を、しばらくためらった後、
「し、仕方ねぇな!」
とスプーンごと口にくわえて、そっぽを向く深雪。
「ふふふ、ちょっとこっ恥ずかしいが深雪は可愛いなぁ」
「……渚砂も口の端、氷付いてんぞ?」
「んー?(きょとん)」
「ほら、早くしないと溶けて垂れるから……んっ……」
パーカーをつかんで渚砂を引き寄せると、その氷をすばやく舌先で舐め取り、
「さ、さっきのお返し!」
真っ赤になった顔を見られまいと、それから全力でうつむいて。
(何やってんだろ俺……馬鹿じゃねぇの)
◇
その海の家でアイスをテイクアウトすると、
日向 カノン
もまた、砂浜へと戻っていく。スイカ割りでお疲れの
吾妻 優
を、そこで待たせているのだ。
「……疲れた。何か、色んな意味で疲れた……。
あー、だりぃ……」
「ユウ、アイス買ってきた」
パラソルの日陰で、グロッキーになっている今日の相方に、ほらとアイスを差し出すカノンだ。
「あ? 何だよ日向。今日のお礼?
……あー、何だ、礼とか侘びって事なら、まぁ貰ってやるが」
エヘン、と咳払いをして、目を泳がせながらも、
「まぁ、何だかんだで俺も楽しかっ……
ってうぉい!? 何だこのデケェアイスはよ!?」
カノンが買ってきた特大の……いわゆるバケツアイスに、突っ込まざるをえない吾妻である。
「大きいかな? 僕には丁度いいと思って。うん、美味しい(もぐもぐ)」
「美味しい? いや味の問題じゃねぇんだよ!」
「でも、ほら、美味しいよ?」
とスプーンを差し出すカノンに、ぐ……と目を白黒させる吾妻。
「ちょ、おま、こんなとこ人に見られたら、どうすんだ!」
「え? 僕が食べさせてるように見える? そうかな」
あくまでマイペースなカノンに、やがて吾妻も観念して、どっかとパラソルの下に座る。バケツアイスを2人の間に置いて、
「……礼ったって、こんな量、1人じゃ食いきれねぇだろ。
ほら、さっさとお前も手伝えよ……ったく」
そうして海を眺めながら、しばらく黙々と並んでアイスを食べる2人だ。
やがてカノンがぽつりと、
「ねえユウ、聞いて」
「……あん?」
「ユウとこうしてると、僕は……楽しい。とても、楽しい。
今日は、僕のお願いに応えてくれてDanke(ありがとう)」
素直にそう礼を述べる少女に、ぽかんとスプーンを取り落とし、やがて、
「お、おう」
ようやくそれだけを言う少年だ。
「ねえユウ、いっしょに泳ぎに行こうか」
「って……いやでも、どうすんだよこのアイス?」
「大丈夫、保冷バッグと大量の氷は貰って来た」
そうして2人は、次の思い出を作りに、また眩しい海に向かって駆け出していく。
<< もどる
1
…
27
28
29
30
31
…
57
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ようこそ、海開き!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!