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●泳ぐなら、寝子島!(3)●
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
「じゃあ、私はここから別行動するわ」
遊び疲れて、海の家で休もうと言うメンバーたちと、ここで別れる
ブリジット・アーチャー
が、
「あ、でもちょっとその前に。海、それに千歳?」
小山内 海
と
橘 千歳
の2人だけを呼び止め、こっそり耳打ちする。
「お互い、フェアプレイでね」
「「!!?」」
「フェ、フェアプレイって……何のことかしら!?」
真っ赤になって立ちすくむ千歳たちに、
「そういう誤魔化しはいいのよ、私の前では。じゃあ頑張ってね〜」
ひらひらと手を振り去るブリジットを、呆然と見送り……そして困ったように、互いの顔をチラ見する海と千歳なのだった。
【海の家・マーメイド】
「追加のオーダー、入ります。ええと、カレーと焼きそばとラーメンと……」
慌ただしく調理場に駆け込んできた
高梨 彩葉
に、
「何だか急に、忙しくなってきましたね。団体のお客さんですか?」
そう調理担当の
白咲 琴音
が訊ねると、
「ええ。特に1人だけものすごい勢いで食べている、お客様がいらっしゃいまして……」
その調理場を覗いた
氷華・クルバトフ
が、スタッフに声を掛ける。
「ここまで忙しいと大変だな。ヘルプに入ろうか?」
その申し出に、
橘 勇
と
鹿嶋 洋美
の2人が、ちらっと目線を交わすが、すぐに、
「いや、まだ大丈夫だ」
「私たち、これぐらいならまだ、他の店のバイトでも慣れてるし」
「そうか……心強いな。よろしく頼むぞ」
◇
「こうなったら、海の家でやけ食いですよ!
カレーでも焼きそばでも、どんどん持ってきてください!」
テーブルに山と並べられたその皿を前に、ぷんすか怒っているのは、もちろん
稲場 舞
だ。
「あー酷い目にあったな……」
首を回しながら、まだぼやいている
御剣 刀
に、
「酷い目に遭ったのはこっちですよ!」
「だから、その件は悪かったって……お詫びにご飯奢ってるじゃないか」
「おごってくれたって許してあげないんですからね!(もぐもぐ)」
一方、何だかきまり悪げに座っているのは、こちら
橘 千歳
と
小山内 海
との2人だ。
「あれ? どうした、千歳も小山内も、食べないのか?
……もしかして、おまえたちまで不機嫌?(おろおろ)」
「へー、ふーん……」
と
笠原 ひびき
がその様子を、冷ややかな目で見ている。
北条 冬華
の方は全然気にもせず、美味しそうにアイスクリームなんかを食べているけど。
「ああ、美味しかった。じゃあ御剣君、お会計はお願いしますね!」
「とほほ、結局全員分かよ……」
支払いを済ませる御剣を置いて、一足先に店の外へと出る女子5人。
「ヒュー、可愛い女のコがいるじゃ〜ん」
「俺らとこれから、いっしょに遊ばね?」
数人の男たちに声を掛けられたのは、そんな時だった。
「え、これから……ですか? 私はちょっと友人達と用事があるので」
馴れ馴れしく肩に手を掛けられ、困惑して後ずさりする冬華。いかにも軽薄そうな男たちに、素早くひびきと舞が、目で会話する。
(もしかして、これってナンパってやつか?)
(まぁ、女子5人は目立ちますからね。
大方、北条さんの胸に釣られて来たんでしょうけど……。
目つきもなんだかイヤらしいし、この手のは本当に嫌ですねぇ)
「すいません、そういうの結構ですので他を当たってくれませんか?」
小さな身体で冬華との間に割って入り、稲場舞が男たちに毅然と対応する。
「ええ〜? そんなつれないこと言わずにさ〜」
笠原ひびきもまた、この手のナンパな男子には、イヤな思い出があった。
「ちょっとあんたら、いい加減に……」
舞に加勢しようとするひびきだったが、その時、海の家から御剣が出てくるのに気が付き、
(ここは任せるか……)
「俺の連れに何か用ですか?
ナンパ? ……他を当たれ」
何か言いかけようとする男たちをひと睨みで黙らせ、たちまち彼らを追い払うと、
「大丈夫だったか、みんな?」
「助かりました、刀さん」
ほっと安堵の表情を浮かべた冬華が、御剣に礼を述べる。
「私、ああいうのはちょっと苦手で……」
「どういたしまして、何事もなくて良かったよ」
「ふーん、普段からそうやって真面目にしてくれると、こちらも楽なんですけどね」
皮肉っぽく言いはするものの、舞だって感謝はしているようで、
「とりあえず、ありがとうございました。
下手に問題を起こして学校に知られると面倒ですからね」
「ごほん、……まあ今の功績に免じて、さっきの不埒な行為は不問にしてあげるわ」
と橘千歳も、満更でもない様子。そんな彼女たちを見ながら、ひびきは、
(何で御剣が一緒なんだよって、正直思ってたけど。
……ま、あれはあれで役には立つのか。
わざわざ連れてくるってことは、ああいうのをしてもらうのを
期待してる奴もいたんだろうし、あたしの出る幕じゃなかったってことだな)
◇
そんなちょっとしたハプニングこそあったものの、浜辺に戻った彼女たちは、それからも楽しい時間を過ごした。にゃーくんと遊びそびれた
小山内 海
は、昼寝中の
桜庭 円
の所に行って、ちょっと待ってみたけど、どうやら飼い主ともども、ぐっすり眠ってしまった様子。
(起こしちゃうのもあれだし、静かにしてよう。
可愛いしスケッチスケッチっと……)
それにしても、とナンパを追い払ってくれた
御剣 刀
の姿を、改めて海は思い出す。
(やっぱり男の人は頼りになるなぁ)
あの男たちに、自分が声を掛けられもしなかったという事実には、実は少しばかり複雑な気持ちもあるのだけれど……。
(冬華ちゃんとかひびきちゃんとか、もてそうだもんね、スタイルいいし。
……うん、わかってる。自分がそういうのの対象外ってことくらい。
声をかけられるのは迷惑だけれど、はなから眼中にないっていうのも……)
ちょっぴり落ち込む海だったけれど。
こんなつまらないことで、今日の思い出を台無しにするのはよそうと決め、また皆の遊びの輪に、彼女も小走りで加わっていくのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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