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●寝子ヶ浜ライフガード(2)●
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
見回りから帰ってきた
伊藤 佳奈
、
冴木 竜司
、
矢萩 咲
の3人と交代して、今度は
風雲児 轟
、
佐々 寿美礼
、
雨崎 荒太郎
のメンバーが、浜辺のパトロールに出た。
民谷 鋭二
はそのまま引き続き、サンマさんと海の監視。
「こっちでもよろしくね、サンマさん」
挨拶して監視に入る佳奈たちを、
「よっ、お嬢ちゃんたち! 活躍の話は聞いたぜっ」
とサンマさんも誇らしげに迎えてくれる。
「サンマさんは元気してる?
ライフガードの仕事、変わろうか?」
そして、佳奈たちといっしょに付いてきた
音海 なぎさ
も、何故かその場に留まって、サンマさんに挨拶。どうやら彼のことが心配な様子で、
「あんまり無理しちゃだめだよ、焼きサンマになっちゃうから。
ところで本当に海のピンチ見えてるの、それで?」
「な〜に、心配には及ばないぜ、お嬢ちゃん。
俺はやる時はやる魚さ!」
「そうかなあ……心配だからやっぱ一緒にいようかな。
って、あとボクはお嬢ちゃんじゃない、男の子だってば!」
サンマさんといっしょの海を眺めながら、それからもぽつりぽつりと、他愛もない話をするなぎさ。しばらく経ってから、やがて遠慮がちにこんな質問を投げかけてみた。
「ね、サンマさん、前から聞きたかったんだけれど……
君は何匹いるの?」
「んっ? 俺はいつだって1匹だぜ?
魚類界のオンリーワンにしてナンバーワン、
それがこの俺、サンマさんさっ!」
「だって。1回に見かけるのは1匹だけれど、
気がついたら別のところで見るんだもの。
ワープとか超スピードとかそんなものじゃない何かを感じるんだ」
そう言ってなぎさは、サンマさんの着ぐるみのあちこちを、点検し始める。
「ボクは知りたいんだよ、サンマさん。
君は一体種族的には何に分類されているのかを。
背中にファスナーとかないかなって(→付いてた。)
おしりにタグとかついてないかなって(→付いてた。)」
「ははは、よせやいお嬢ちゃん、くすぐったいぜ」
種族的には「何」って言うか、まあ、着ぐるみだからね……。サンマさん本人はそれを認めないので、ややこしいんだけど。
それでも、なぎさはどうにも納得できないようで、ガクガクと着ぐるみを揺さぶり、しまいにはサンマさんをよじ登って、そのテッペンから頭を突っ込んでみたりと実に好奇心旺盛だ。
「おっと、乱暴なお嬢ちゃんだな!
そこから先は、絶対入っちゃいけねーぜ?」
「いいや、入るね! だってボクは『知りたがり』だから!」
両足を逆さにバタつかせて、そのまま口からサンマさんの中に入っていっちゃうなぎさ、
「探してみたいと思う好奇心は、止められないんだ。
その気持ちにまっすぐ従って、ボクはサンマさんの秘密をしりたいんだ!
ねえ、教えてよ! かっこいいサンマさん!(バタバタ)」
【寝子ヶ浜海岸・マリンスポーツエリア】
「ヒャッホォォォォウ、海だァ!!!」
ファイヤーパターンのいかすパーカーも脱ぎ捨て、ぱぱっと水着に着替えて海へと飛び出したのは、
七峯 亨
だ。待ちに待った海開き、ロングボードを抱えて、いざ海へ!
寝子ヶ浜は遠浅の海だが、どんな海底でもまっ平らではない。浅い場所もあれば深い所もある。いったん陸側に打ち寄せた海水は、こうした深い場所に流れて、また沖へと還っていくのだ。
この流れを離岸流、サーフィンではチャンネルと呼ぶ。
そのチャンネルに乗って沖へ出て、プカプカ波間に浮きながら、イイ波を待つ七峯。サーフィンではワンマンワンウェイブが暗黙のルールだから、先に波に乗っているサーファーがいれば、もちろんその波は避ける。
誰も乗ろうとしていない波の切れ目を見つけたら、パドリングで一気に加速し、波が巻き始める前にテイクオフ!
「うおおおおおおおおっ!」
ボードに立ち上がった瞬間、素晴らしいラインが目の前に開け、思わず七峯は歓声を上げる。サーフィンは、波の横方向に進む時、最大の推進力を得る。素晴らしいスピードで、そのままライディングゾーンを波の外まで悠々と流して、
「あーやっぱサーフィンって……面白!
よっしゃ、もういっちょ!(ニカッ)」
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
「ん? ちょっと沖に行きすぎな奴がいるな……」
双眼鏡で海の監視を続けていた
民谷 鋭二
は、1人、陸から離れすぎのサーファーがいることに気が付いた。海底の地形の関係で、その場所にリーフブレイク(特定のポイントに立つ波)ができるのだろう。先ほどからロングライディングを楽しんでいるようだが、
「ちょっと危険そうだな……よし、あれを試してみるか」
【マリンスポーツエリア】
「ヒャッホォォォォウ! 海さいっこーだぜェ!」
リーフブレイクの波を満喫していた
七峯 亨
は、
「って、……なっ!?」
前方にヌッと出現した障害物に、仰天した。
「!!? やべっ!」
後ろ足におもいっきり体重を掛けて、ボードのテールを沈め、浮き上がったノーズをつかんで咄嗟にプルアウト(波から降りること)する。
「今のっ……?」
今見た化け物の姿が信じられずに、そちらを振り返る七峯だったが、けれどもそこにはもう、何もいなかった。しかし、彼は確かに見たのだ。波間に浮かぶ、黒々としたその巨大な頭を。
「何だったんだ、ありゃ……
まさか、あれが……海坊主ってヤツか?」
【寝子ヶ浜海岸・砂浜】
「おっと、すぐに消えちまったか」
その沖の様子を観察していた
民谷 鋭二
は、双眼鏡を外して、ちょっと残念顔。
「幻覚をコントロールして追い回せば、
あのサーファーも浜まで戻ってくると思ったんだがな……。
まあでも、何しろこの距離だ。ろっこんが発動しただけでも、良しとするか」
そう、ろっこんだ。今しがた七峯が見たのは、この民谷がろっこん【巷談写】で見せた、海坊主の幻覚。寝子島の古老から、この近くの海には海坊主が出る……という言い伝えを聞いた、この民谷。その噂話を仕事に利用してやろうと思い付いたのである。
そのためにあらかじめ、浜に遊びに来た小さい子供たちを中心に、「沖に出ると海坊主に襲われるぞ」という噂を流しておいた。
「噂が新鮮なほど、幻覚の精度も高くなるからな。
あとは無茶する奴に、海坊主の幻覚を見せるだけ。
幻覚を見た奴が噂を広めてくれれば、より幻覚の精度は高くなるし、
わざわざ沖に出る奴だっていなくなる。
まぁ、いわば海の中に監視員を置くようなものだな」
見れば、ちゃんと効果はあったようで。先ほどのサーファーは沖のポイントをあきらめ、もっと浜に近い場所の波で、遊びはじめたようだ。
「あの辺りだったら、安全面に問題はなさそうだな」
あくまで海の安全の為と言いつつ、民谷には、ちょっと面白がる気持ちもあったのだけど。
「だがまあ、人の楽しみを削ぐような、野暮な真似はしないつもりだ」
そう言って民谷は再び、海の監視業務に戻るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年02月23日
参加申し込みの期限
2014年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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