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寝子島★トマト祭り
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●祭りの後
トマト競技終了後、選手達は農家さん達が準備したシャワー場という名の、戦場に追いやられた。
「おーし、放水いくぞー!」
ウサミーズが蛇口を捻れば、頭上に設置されたスプリンクラーから、一斉に水が噴出した。
「ぶわわああああーっ!! つ、つめてぇえええ!!!」
「心臓にくるぞ、これ!」
競技が終わったら、シャワーとか浴びれるかな? なんて考えていた、
御剣 刀
が がくぶるしている。
「次回の祭では、タオルや海の家にあるようなシャワー室がほしいかな」
と、助言しようとしていた
八神 修
も同様。
そう言えば、急に参加が決まった彼は着替えがない。すぐに使用人に連絡して、手配する必要があった。
「タオルは、こっちじゃ! 回収して洗うのもメンドイし、置く場所もないから、各自記念に持って帰るとええ」
ふぉふぉふぉ、と笑う老爺。
「しかしやっぱトマトくせーな……この匂いちゃんととれるかな?」
桐野 正也
もひとりごちる。
君のは、どっちかというと血液じゃないのかな~?
「ふゆちゃん、よう頑張ったな!」
弟分の
七葵 冬馬
の頭を、くしゃりと撫でながら、
服部 剛
は白い歯を見せた。
競技では激しい戦いを見せた彼だが、今はすっかり気のいいお兄さんである。
「へへ。剛にぃと一緒で、今日は本当に楽しかった!」
今日一番の、飛び切りの笑顔を見せる冬馬に、剛も目を細めた。
――はは、ほんまに弟みたい。
「よし、何か食いもん奢ったろ!」
「マジで? やったぁ!」
花厳 望春
の出店に行くと、コンポートを注文する。
「うん、これも美味いぜ! トマトって、案外美味しいもんなんだ、俺覚えた!」
「すっかりお気に入りやな!」
冬馬の嬉しそうに頬張る顔は、やり取りを見ている望春も、何だかくすぐったい。
「あー、あたしもください~♪」
「私もくださいな、ですぅ~♪」
水着姿のまま
鴇波 羽衣
もトマトゼリーを受け取って、口にする。
椿 美咲紀
も髪から雫を滴らせたまま、ゼリーにスプーンを差し入れた。
「毎度ー、今ので完売だ! 皆、ありがとうな!」
「わ、最後の一個だったの?」
「ラッキー!」
「完売おめっとさん!」
「ありがと~!」
祝福され、望春は照れ笑い。
「美味しい~。大変だったけど、トマト投げも、ももんがになるのも楽しかったなー!」
「あのももんがは、意表突かれたぜ!」
「へへー。好評なら、またやっちゃおうかな?」
「あれー、もうスイーツ売り切れかよ?」
剣崎 灯子
は、すっかり綺麗に片付いた台に、ふにゃあと泣きそうな顔をした。
「あー、ごめん……盛況だったから何も残ってないんだ。農家さんの出店、まだ少し残ってるみたいだからさ。あっちもスイーツあったし、行ってみたらどうかな?」
望春に示されたのは、畑家と納家の出店。
「マシュマロアイスのトマトジャム添え? すごいな、すごくおいしそうだ!! これくださいっ!」
「いらっしゃい、ジャムは好きなだけ掛けるとええ」
ジャムの詰まった瓶を、手前に出されて灯子は瞳を輝かせた。
「ホントに!? とーこはトマト大好きだからな!! すっごくうれしい」
勿論、たっぷりとジャムを盛る。
ふわふわのアイスと、真っ赤なジャム。
体を動かした後だから、余計に美味しい。
「そーだ、ご主人にもお土産買って行こう!」
トマトは参加賞でもらったから、何か他のもの。
後で直売所を、覗いてみるのもいいかもしれない。
「私にも、スムージ貰えるかい?」
ピーター・ビアズリー
も冷たいスムージーに舌鼓を打ちながら、改めて会場を見回した。
「本場に比べれば、かなり小規模ではあるけど……最初だもんねえ」
預かり所から返してもらったカメラを構えて、ピーターはシャッターを押す動作をした。
「ずっと、続いていくといいね」
「はぁー、冷たくて美味しいね。黒子お姉ちゃん!」
「そりゃ、良かった。お腹を痛くしないように、ゆっくり飲むんだよ」
ピンクのスムージーを美味しそうに飲む さとみに、
吉祥寺 黒子
はふっと真顔になって尋ねた。
「さとみちゃん……、今日は楽しかったか?」
「うん!」
「そっか」
弾ける笑顔に、黒子も安堵して微笑み返す。
彼女が楽しめたなら、誘ったかいがあった。そう想う。
「黒子お姉ちゃんは、楽しかった?」
無邪気に尋ねてくる、さとみに黒子は頷いた。
「ああ、勿論だ! また一緒に、どこか遊びに行こうな」
それから黒子は、小さなさとみの体力を考えて、会場を後にした。
ロリコンが跋扈していたような気がするから、しっかりと手を繋いで……。
「そらお食べ、たくさんエネルギーを使ったろう?」
旅鴉 月詠
は猫鳴館の欠食児達を中心に、祭り参加者に余ったトマト鍋をリゾットに仕立てて、振舞っていた。
「ありがとう」
「いただきますなのだ~!」
濡れそぼった毛皮は、早くも乾き始めている。
邪衣 士
と
後木 真央
は、並んで皿を受け取った。
「旅鴉、俺も貰っていいかな……動いたら、腹減っちゃって」
「いいよ、皆も遠慮せず手を伸ばすといい」
「やった!」
刀も無邪気に、リゾットをかき込もうとして……これがこの祭り最後の料理と気付いて、皿の前で手を合わせた。
「いただきます」
「召し上がれ」
改めてお礼を言う彼らに、月詠は「撤収までに空にしたいからね」と、微笑んだ。
そんな鷹揚とした態度は、見た目の愛らしさとは裏腹に、どこかお母さんを連想させた。
「農家のみなさま、美味しいトマトをありがとうございます!」
トマト豊作に感謝しつつ、
藤堂 月乃
も手を合わせた。
その横では、食べ歩きに興じていた美咲紀が「美味しいー!! 運動の後のトマト料理サイコーなのですっ!」と満面の笑みを浮かべる。
「ヒーローもお疲れ様」
新井 米太郎
にも皿を手渡して、月詠は労う。
「あ、ありがとう……でも、ヒーローは僕じゃないよ……?」
「そうかい? 気晴らしは出来たかい?」
問い掛けに、米太郎は空を見上げた。
「そうですねぇ……」
体を動かした分、少なくとも気持ちはどこかスッキリした。それだけは確か。
(参加賞のトマト、喜んでくれるといいな)
家で待つ弟の事を想いながら、米太郎はリゾットを口に運んだ。
「後片付けは、私もお手伝いさせてください……」
御巫 時子
の申し出に、今度は月詠が礼を言う番だった。
「ああ、すまないね。助かるよ」
「そう言えば、俺も。御巫、カメラ預かってくれてありがとう」
「どういたしまして……うまく撮れているといいのですが……」
「十分だよ」
データを確認しながら、修は記事の内容について考えていた。
「皆、お疲れじゃったのう」
大会スタッフとして立候補した三人には、
畑 耕作
から僅かな謝礼金と共に、たっぷりの野菜が現物支給された。
「ちょっと、重いかもしれんが……君らが手伝ってくれたお陰で、本当に助かった。ワシからも、礼を言わせて貰うよ、ありがとう。受け取ってくれ」
「ありがとうございます……」
「うい~っす! いただきまーす!!」
恵御納 夏朝
と
宇佐見 望月
は貰った食材を協力して持ち帰った。
確かに重いけれど、農家さんが助かったと喜んでくれた。それが嬉しい。
宇佐美 実
は貰った食材を食べきるまで、農作業を手伝いながら畑家に滞在し、それが無くなった夜、きっちりと姿を消した。
今頃はどこか街の片隅で、月でも眺めているのだろう。
また何かあったら、ひょっこり顔を出してくれるのに期待するとしよう。
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2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月06日
参加申し込みの期限
2014年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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