- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
寝子島★トマト祭り
| 参加キャラクター一覧 | コメントページ | ダイアリー一覧 |  |
●トマト畑でつかまえて（物理）
「うおーい、納さーん！」
８月、夏真っ盛り。深い森の奥から、九夜山の麓で農家を営む、畑 耕作は声を張り上げた。
中学生の孫の、そふとも一緒だ。
耕作は、縁側にこの森の農園・納農園の主、納 利悟の姿を見つけると、帽士を摘んで手を振った。
「おぉ～、耕作さんか。毎日暑いのぅ」
利悟も答える。
プルプル小刻みに震えているものの、もごもごと答えた御年87歳のご老人は、まだまだ現役の農夫だ。
「耕作さん、コンニチハー！ そふとも、元気にやってっかー？」
ひょこりと顔を出したのは、利悟の高校生の孫の納 十一。
似たような家庭環境にある両家は、ご近所のよしみもあって仲が良かった。
「十一くん、うり坊 捕まえたから持って来たよ！」
「おー、サンキュ！ 今日は肉たっぷりだね、どうやって食おっかな～」
十一が そふとから、おすそ分けのイノシシの子を受け取る。罠に掛かっていた彼等はすでに処理済、立派に肉であり食材である。
知らない人から見たらショッキングな場面かもしれないが、農家からすれば作物を食い荒らす害獣を始末しているだけだ。
喉を潤そうと、スイカの解体を始めた孫達に目を細めながら、老人達の話題は “トマト祭り ”へ移行した。
「なんやら今年、不思議と豊作だったトマトのぴーあーる？ ……とやらで、トマトを投げ合って遊ぶらしいのう。近隣の農家にも、協力要請がいっとるようじゃが。耕作さんとこは、参加するんかの？」
「勿論じゃ！ 寝子島の農家として、黙って見ているわけにはいかんわい。それはそうと、最近、若者に……六次産業？ とかっちゅうのを勧められてな」
「六次産業……ハァ、そりゃアレか？ 野菜をそのまんま売るんじゃのうて、加工して……アー、付加価値をつけて売りさばくとかってぇやつかのぅ？」
「ウム、そんなわけでトマトを使った料理の出店を考えておるんじゃが。納さんとこも、どうじゃ？」
当日は九夜山の麓の、開けた場所を確保して、お祭り騒ぎをするらしい。
「やろうよ、じいちゃん！ お祭りとか、なんか楽しそーだしさっ」
誘いに反応した十一がぱっと顔をあげ、利悟は立派なお髭をたくわえた首を傾けた。
「そうじゃのう……」
夏も本番を迎えた今、畑は青々と茂り、実りは豊かだ。
賑やかなその日を想い、農夫は髭を撫でた。
「うおーい、納さーん！」
８月、夏真っ盛り。深い森の奥から、九夜山の麓で農家を営む、畑 耕作は声を張り上げた。
中学生の孫の、そふとも一緒だ。
耕作は、縁側にこの森の農園・納農園の主、納 利悟の姿を見つけると、帽士を摘んで手を振った。
利悟も答える。
プルプル小刻みに震えているものの、もごもごと答えた御年87歳のご老人は、まだまだ現役の農夫だ。
ひょこりと顔を出したのは、利悟の高校生の孫の納 十一。
似たような家庭環境にある両家は、ご近所のよしみもあって仲が良かった。
「十一くん、うり坊 捕まえたから持って来たよ！」
「おー、サンキュ！ 今日は肉たっぷりだね、どうやって食おっかな～」
十一が そふとから、おすそ分けのイノシシの子を受け取る。罠に掛かっていた彼等はすでに処理済、立派に肉であり食材である。
知らない人から見たらショッキングな場面かもしれないが、農家からすれば作物を食い荒らす害獣を始末しているだけだ。
喉を潤そうと、スイカの解体を始めた孫達に目を細めながら、老人達の話題は “トマト祭り ”へ移行した。
「なんやら今年、不思議と豊作だったトマトのぴーあーる？ ……とやらで、トマトを投げ合って遊ぶらしいのう。近隣の農家にも、協力要請がいっとるようじゃが。耕作さんとこは、参加するんかの？」
「勿論じゃ！ 寝子島の農家として、黙って見ているわけにはいかんわい。それはそうと、最近、若者に……六次産業？ とかっちゅうのを勧められてな」
「六次産業……ハァ、そりゃアレか？ 野菜をそのまんま売るんじゃのうて、加工して……アー、付加価値をつけて売りさばくとかってぇやつかのぅ？」
「ウム、そんなわけでトマトを使った料理の出店を考えておるんじゃが。納さんとこも、どうじゃ？」
当日は九夜山の麓の、開けた場所を確保して、お祭り騒ぎをするらしい。
「やろうよ、じいちゃん！ お祭りとか、なんか楽しそーだしさっ」
誘いに反応した十一がぱっと顔をあげ、利悟は立派なお髭をたくわえた首を傾けた。
「そうじゃのう……」
夏も本番を迎えた今、畑は青々と茂り、実りは豊かだ。
賑やかなその日を想い、農夫は髭を撫でた。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2014年05月06日
- 参加申し込みの期限
-
- 2014年05月13日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年05月13日 11時00分
トマトが好きです、メシータです。
寝子島の農家さんの提案で、九夜山の麓でトマト祭りを開催する事になりました。
ゆる～いお祭りですので、基本的にゆる～く楽しむ気分でご参加くださいませ。
尚、強制ではありませんが、トマト競技に参加されるＰＣ様は、トマトで衣服が汚れる事が予想されますので、女性の皆さんは、水着とかお召しになって来られると、宜しいんじゃないかなっ！（チラッチラッ！）
ちなみに男性は、全裸じゃなきゃ何でもいいです。
葉っぱ一枚でも、裸ネクタイでも、謎の力の働き（比喩表現）で見えませんので、ご安心を。
でもその後の社会生活に、どんな影響を与えても知りませんよ？
以下、行動概要です。
■行動選択肢 /メインとなる行動をどれか一つお選びください
【１】お祭りを見学する
（トマト競技参加者の応援や、出店回りなどが出来ます）
【２】トマト競技(後述)に参加する
【３】出店で働く
（農家と関わりなく、ご自身の店を出して構いませんが、少なくとも一品、トマトを使った料理をご用意ください）
【４】その他 例：トマト祭りのスタッフとして働く、トマト競技の勝利者を予測し賭けをするetc
（余りにも個人的でシナリオの趣旨から逸脱した内容や、悪意ある妨害は描写を絞らせていただきます）
■トマト祭り競技について
★トマト競技ルール★
トマトを使って競技が行われます
完熟トマトは農家さんが提供してくれています、それ以外の物は持ち込み禁止です
・全員が一堂に会し、同じフィールドで行います。（個人戦です）最後まで戦う意志を持って、立ち続けた人が勝者です
・仲間と協力行動を取っても構いませんが、最後に勝つのは一人だけです
・トマトをぶつけ合います。投げなくても構いませんが、トマトを持っていない手で殴るなどしてはいけません。原型を留めていないトマトは、つぶれたら最後、持っていないとみなされます。当然の事ながら、トマトを凍らせるなどは反則です
・トマトに凶器などを仕込んではいけません。ルールに違反した人は、見つかった時点で即失格です
参加者全員に、トマト１箱がプレゼントされます
優勝者にはトマトロフィー＋【真っ赤なヒーロー】の称号を進呈します
■参加NPC（必要がなければ描写をしません）
・畑 耕作 ＆ そふと
九夜山の麓の農家。トマト料理の出店にいます。
【メニュー】
・マシュマロアイスのトマトジャム添え
・トマトスムージー
マシュマロアイス部分は、マシュマロと牛乳で出来ています。
スムージーは凍らせたフルーツトマトに、豆乳を加えて作っているので、肉を食べれない人でも大丈夫です。
お祭り運営スタッフに立候補する方が居なかった場合は、そちらに回る可能性があります。
・その他
必要に応じて登場します。
ある程度は、ご希望に副って融通しますが、健康上の問題を抱えたキャラクターや、都合で顔出しが困難なキャラクターは参加出来ませんので、ご注意を。
以上です。この夏、トマトに沈んでみませんか？