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「たまにはトマトまみれも悪くないな……アハッハハハハッハハハハ!」
血……ではなく、トマト塗れになって立ち塞がるのは、士だ。
ももんが羽衣と対峙して、何か絵的に凄い。
月詠が面白そうに唇を歪めた。
きっと彼女の手はユニークなキャラクターを、生き生きと描いているのだろう。
「あはっ、超かわいー」
「ほんとだ、漫画みたいだー」
毬藻仔と十一もスケッチブックを覗き込んで、実物と見比べて含み笑いをした。
「親近感を感じなくもないけど……今度こそ、頑張るよー!」
拾ったトマトを、羽衣はやたらめったら投げる。
「わー、歯ごたえのありそうなクマさんね。よーし、私も思い切りいっちゃうよ~?」
「あはははは。美味しそうなトマトの香りが、充満なのです!」
月乃や美咲紀も加わって、士に向けて次々とトマトを爆撃する。
多勢に無勢。
だが、士はそんな状況にも関わらず、ふ、と笑った。
「わ、笑った……!!」
「何か策があるの!?」
「凄い迫力、なのですっ……」
「猫鳴館、新鮮野菜直売やってまーす!!」
士が猛々しく吼えて、美咲紀は思わず ずっこけた。
「くくく、反則はしないが販促はするぞ!」
「誰ウマなのですーっ!」
「隙あり!」
「きゃあ!」
隙を狙って、士が羽衣にトマトをぶつける。
更に、士が深呼吸してから指を三回打ち直せば、【天の救い】で不自然じゃない程度に追い風が吹く。
彼はこれで、自分の目をトマト果汁から守っているのだ。何という頭脳プレイ。
「あ! あれはなんだ?! 嘘だよ……」
かつ付着したトマト果汁を、他の選手達の目を狙って飛ばす。
「さすが自治会長、やる~」
だが月乃だけは、本日、強運によって守られていた。
「負けないよー、最後まで戦意を保ち、倒れずにいてこそ勝者となれる! たとえ顔見知りでも、容赦はしないんだから★」
気合十分の刀も、ノーガード戦法でひたすら、激しくトマトをぶつけ合っていた。
「トマトを握れ! 相手を見据えて全力でぶつけろ!」
「わわ、なになに?」
小動物よろしく、右往左往する羽衣に、刀は遠慮なくトマトを投げる。
「気をしっかり持て、大地を踏みしめろ! 俺は負けない絶対に勝つ!」
刀の乱入で、戦いの均衡は一気に崩れた。
「あいたたた!」
納農園の影薄夏野菜セットも優勝賞品に追加された事で、刀の勝利へのモチベーションは高くなっていた。
「気持ちでは絶対に負けない! くらえ、刀トマト!」
「きゃわわわ~~!!」
そうして。しばらくしてトマトまみれで、ももんがが放り出された。
「うう~、体力が尽きたよ……着ぐるみだと、こんなに消耗するんだ……」
あっちで楽しそうに吼えてるクマは、どんだけ凄まじい体力があるんだろう。
「逃がさーん!」
「って、追撃がどんどん来る!?」
これには羽衣、溜まらず着ぐるみを脱ぎ捨てて逃走した。
「あ、あたしはもう満身創痍だよ! 狙ってこないで~!」
ちなみに下は、キュートな水着姿。
「やっぱり、機能的なのが一番だね……」
すっかり女の子らしさを取り戻した姿で、羽衣は救護テントに駆け込んだ。
「だいぶヤラレてたなー」
「おっつかれ~」
「暑かったろ?」
すでにトマトジュースで乾杯していた陸上部の先輩たちは、羽衣に優しく冷たいトマトジュースを手渡してくれた。
「ふぇーん、いただきます~!」
「ももんがさん、戦意喪失! 失格」
夏朝が告げる。
「私も降参だ、おじさんは若い人ほど体力がないもんだからねえ」
あの蛇那伊と、案外いい勝負を見せてくれたピーターも、飄々と袖に引き込んだ。
「ありがとう、いい勝負だったわ」
「そうかい? 嬉しいねえ。まあ私としては、美味しいトマトも貰えるし、万々歳だね」
「またチャンスがあったら、勝負して頂けるかしら?」
「いやいや、勘弁しておくれよ」
両手を上げて、ピーターは去って行く。
「あら、残念……いいわ。さぁ、アタシに勝てる猛者は居るかしら?」
「私もお願いしまーす!」
月乃が果敢に、蛇那伊に挑む。
「ふふ、かわいい子。いらっしゃい」
蛇那伊の自信満々の挑発に、月乃は笑顔で応じた。
「体育科専攻、かつ
弓道部
は伊達じゃないよ」
会話を交わしながら、月乃は手の中のトマトを、更に柔らかくした。
「当たったら、痛いからね」
「優しいのね、好きだわ。そういう子」
「でも、目指すは優勝だよ!」
「ますます気に入ったわ」
月乃と蛇那伊のトマト投げの応戦は、激しさを増していった。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月06日
参加申し込みの期限
2014年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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