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\ オーバータイム!/
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ある雨上がりの戯れ
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今日も今日とて、退屈な学校が終わり、
雪 莉沙
はさっさと帰途についた。
スマホを弄りながら、というのもいつものこと。
そこに水溜まりがあったのはいつものこと、ではない。
授業を受けていたときに雨が降っていたことなんてとうに失念していたため、スマホに気を取られた莉沙は、盛大に足を突っ込んだ。
「ああもう! 何よ一体……」
苛立ちを隠せずに、そう口にする。が、違和感に気付いた。
辺りの景色がいつもとは違う。目の前には、どう見ても、海。
「え……何? ここ何処?」
急いでGPSを起動させる。電波は圏外だったが、GPSは電波が届いていなくても使うことができるから便利だ。
GPSに表示された場所は……寝子島の南側。
「エノコロ岬……?」
何故そこにいるのか信じられない気持ちで、莉沙は声に出して呟いた。
寝子高への入学のため、莉沙は4月に寝子島に来た。けれども、ここ、エノコロ岬へ来たのは初めてだ。
(……そりゃそうよね)
心の内で、呟く。
学校が終わったら寄り道しないで帰る、休みの日は大抵寮に閉じこもる。
だから、エノコロ岬なんていう場所に出掛けることなんて無かった。
(……私、この島のことをなんにも知らないのね)
なんにも知らない。なんにも知らなかった。今日の今のときまでは。
エノコロ岬の端から海を眺める。夕焼けの陽が海面に反射して光っていて、とても綺麗だ。
ここは静かだし、誰も居ない。また、気が向いたら来てもいいかもしれない。
ひとつ、良い場所を知ることができた。
綺麗な海に見入っていた莉沙は、はたと、我に返る。
(それはいいんだけど、ここからどうやって帰ればいいの? 道とか知らないんだけど……)
そう心の内で疑問を投げかけ、莉沙は周りを見渡す。戻り道があればいいのだけれど、と心配する矢先に、また水溜りを踏んだ。
足元から跳ねる水飛沫に、あっと思う間もなく、再び景色が変化する。
「……教会?」
教会らしき建物を前にして、またGPSを起動した。
星ヶ丘教会……そういえば、通学中にチラッと見たことがあった気がする。
教会と、空にかかる虹。何と言うか、雰囲気がある場所だ。
(……ここも、嫌いじゃないかも)
ふたつ、良い場所を知ることができた。
ともかく、ここからなら寮まで近い。
(早く帰りましょう)
少しだけ晴れやかな気持ちで、莉沙は足を速めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月31日
参加申し込みの期限
2014年02月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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