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短夜のsparkler
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○待ち合わせたり、偶然会ったり
◆
花火大会があると聞いて来たみたけれど、これからどうしようか。
桐生 計都
が辺りを見渡していると、見知った人影。
「お、計都や!」
浅沼 柳司
だ。
「浅沼くん」
柳司は持っていた花火セットを顔の横に掲げ、
「今から花火するんやけど、せっかくやし計都も一緒にどう?」
ニカッと笑ってみせた。
想像もしていなかった――というと少々大げさかもしれないが――言葉に、計都は少し驚いて。
でも、やがて心がぽかぽかとし始める。とても嬉しくて、断るなんて考えは頭の片隅にも浮かばない。
ちょっとぎこちないながらも、
「うん」
と、はにかむように頷いた。
友達と一緒に遊ぶなんて、一体いつぶりだろうか。
◆
浴衣に身を包み、
御巫 時子
は公園へとやってきた。手には袋、中に入っているのは持参した花火。
花火を始める前にちょっと辺りの様子をうかがって、ろっこん『鳥の囀り』を発動。
公園に居る、夜活動する鳥たちに、
「これから、音がしたり明るくなったりすると思います……」
と小さく呼びかけ。そうしないと、びっくりさせてしまいそうだから。
「あまり近いと危険ですが、少し離れると綺麗に見えますよ……」
と、時子は優しく微笑みかける。
鳥たちにも、花火を楽しんでほしいから。
◆
「花火大会、か」
もうそんな季節になったんだなと、
八神 修
はぼんやりと考える。
「花火大会って、風情があるよなあ」
後ろのほうでそんな声がして、振り返るとそこに居たのは
貞広 護堂
。
手には大きめのバケツを持っているが、持っている側が大柄なだけにちょっとアンバランスにも見える。
「夏の風物詩、だしな」
と修。護堂は彼の持っているデジカメに気がついて、
「写真、撮るのかい?」
「ああ、そのつもりだ。いい写真が撮れるといいんだが」
「撮るのに夢中になって、火傷したりしないよう気をつけろよ」
しちまったらその時は手当してやるよと護堂が笑い、
「そうだな、気をつけるとしよう」
修もつられて、笑みをこぼした。
◆
パーカーの裾を翻し、ベンチの辺りに陣取る
旅鴉 月詠
。
かばんを下ろし、花火のバラエティパックとスケッチブックを取り出していると、
「おや、旅鴉はんも来とったんですなぁ」
と
骨削 瓢
が向こうから。
「骨削か。今日は何をするつもりなのかな」
ごろん、とベンチの上にスイカが突然現れる。月詠のろっこん、『絵空事』によって絵の姿で運ばれてきたものだ。
よく冷えた麦茶のボトルと神コップも並べ、最後に取り出しましたる包丁でせっせとスイカを切り分ける。
「あっしはただ、花火大会を満喫しにきただけでさぁ」
芝居がかかった動作で言う瓢。その満喫の仕方が如何様なものか、それは彼のみぞ知るところ。
そうか、と月詠。
切り分けたスイカを皿に綺麗にならべ、包丁は『絵空事』でしまいこむ。
「このスイカはここに置いておくから、好きなように持っていってくれ」
「じゃあ早速一つ。ところで、旅鴉はん」
「何だい」
「雨の予報なんざ、でとりましたかね?」
スイカをしゃくしゃくする瓢が指さしたのは、ベンチの背にかかったビニール傘。
「ああ、それはこっちに使うんだ」
そう言って、月詠はデジカメを手に取った。
◆
「澪乃センパーイ!」
待ち人の姿を発見し、
六月一日宮 檸檬
はぶんぶんと手を振り駆け寄る。
「あ、檸檬くん!」
待ち人――
澪乃 澄佳
も彼に気付いた様子。
鮮やかな緑色に、花の模様があしらわれた浴衣姿が目に眩しい。
(やばい……可愛いっ)
思わず頬が熱くなるのを、とっさに腕で顔を覆ってガード。彼も今日は浴衣なのだが、こんな時着物袖って便利である。
「ふへ? どうしたの?」
きょとんと首を傾げる澄佳。その動きに合わせて、サイドテールに結わえられた髪が揺れた。
それに気付いて、檸檬は思わずじっと見つめる。その視線の先に気付いたのだろう、澄佳はサイドテールの先を軽く握って、
「……ど、どうかなあ?」
と、どこか緊張した様子で。
「普段と違うセンパイが見れて新鮮な気持ちっす、よく……」
「……よく?」
似合ってるっす、と照れつつはにかみながら檸檬。ありがとう、と答える澄佳もちょっと照れた様子。
なんだかこそばゆくて、どこか心地の良い沈黙が二人の間を流れていく。
やがて先に口を開いたのは澄佳の方で、
「そ、そうだ。檸檬くんは花火何持ってきたのかなあ?」
あたしはと澄佳が見せたのは、よくお店で売っている大きな袋のものと線香花火だけのもの。
「俺は、家庭用花火に王道の線香花火と打ち上げ花火っす!」
檸檬の掲げたビニール袋には、どっさりの花火。打ち上げ花火も一本だけじゃなく、何本か入っている。
この分なら、そうそう無くなりはしないだろう。
「のんびり楽しめそうだねえ」
ふわりと笑う澄佳。
また二人でお出かけできて嬉しいし、せっかくだから楽しまないと。
◆
大きな花火を一人で見るのはちょっと寂しいけど、
(こういう花火は、一人で見てもいいですよね)
エリューシア・セリアン
は持参した家庭用花火のセットを開封。
どれからやろうかと手を迷子にさせていると、
「よかったら、僕と一緒に花火しませんかー?」
声をかける影が一つ。エリューシアが顔を上げると、そこに居るのは
桧垣 万里
(中身は相変わらず千里)だ。
ちょっとだけ驚いた様子を見せた後、
「はい」
とエリューシアは柔らかく微笑んだ。
一人で見るてもいいけれど、誰かと見ればきっともっといい。
「よかったー、ありがと!」
来たはいいけど、やり方がわからず困っていたところだと千里。
それを聞き、エリューシアも実は自分もあんまりと。
だったら、
「他に花火のやり方わかる人もつかまえてみよっか」
エリューシアもそれに頷いて、
「そうですね、大勢の方がもっと楽しいでしょうし」
さて誰か混ざれそうな人は居ないかと、辺りをうかがう二人。すると目に留まったのは、ススキ花火を楽しんでいる
御巫 時子
。
「そこのお嬢さーん」
たったか駆け寄った千里が声をかけると、時子はススキ花火から視線を上げた。
「なんでしょう……?」
「よかったら一緒にやりませんかー?」
にこーっと笑う千里に、
「はい、いいですよ……」
と時子も微笑み返す。
「ありがと、実は僕らあんまり花火わかんなくてさ。ね?」
「そうなんです。ありがとうございます」
いそいそとエリューシアは自分の花火セットを持ってくる。そうだバケツも、と取りに行った千里は、
「あ、そこのお兄さんも一緒にやらない?」
通りがかった少年――
本田 誠也
にも声をかけた。
「え、自分っすか」
確認するように自身を指差す誠也に、千里はそうだよと頷く。すると誠也は、ほんのすこしだけ考えた後、
「うす、よろしくっす」
と千里たちの輪に加わった。
積極的な方じゃないけど、せっかく誘われたのだから楽しみたい。
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風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月23日
参加申し込みの期限
2014年01月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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