――夏と言えば?
セミの声、入道雲、お祭り、高校野球、海水浴。
それから――花火。
夏の短い夜を彩る、風物詩。
秋ノ宮 こまちは夜空を見上げ、遠くの花火の音を聞いていた。
そして、近く行われる小さなイベントのことを思い出した――
夜空に広がる打ち上げ花火はとても綺麗だけど。
もう一つ、忘れちゃいけないのは玩具花火。
線香花火やねずみ花火をはじめとした、いわゆる家庭用花火の類だ。
その、家庭用花火を使った花火大会が開かれることになった。
場所は、寝子ヶ浜海浜公園の一角にある噴水広場。
それなりに広いし、噴水で水場もあるしで安全性は心配ない。
そこで家庭用花火を持ち込んでもらって、夏の短い夜をめいっぱい楽しんでもらおうというのがこの花火大会の趣旨だ。
線香花火はもちろん、ねずみ花火や噴出花火、ロケット花火等々持ち込む家庭用花火は各人のご自由に。
楽しみ方も、もちろん自由。
線香花火を囲んで眺めるのもいいし、ねずみ花火で大騒ぎするのだっていい。
ロケット花火合戦なんていうのも面白いかもしれない。
さあこの一晩、君はどう楽しむ?
あけましておめでとうございます、風雅宿です。
新年初のシナリオガイドは、ちょっと変わった花火大会のお誘いとなります。
舞台はガイドにもありますように寝子ヶ浜海浜公園の一角にある噴水広場です。
時間は、当然と言えば当然ですが夜。
持ち込める花火は、いわゆる家庭用の花火に限ります。
逆に言えば、家庭用花火であれば何でもオッケー。
その花火で何をするかは皆さんのご自由です。
お誘い合わせで参加の場合、できるだけアクション冒頭に「GA【グループ名】」をお書きください。
フィクションですし、安全性など細かいことはあまり気にせず楽しんで頂ければと。
とはいえ、はじめから人を怪我させるつもりのアクションなんかは厳禁ですよ!
それでは、ご参加をお待ちしております。