this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
グラマラス・ライフ
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
14
つぎへ >>
寝子島ビーチで開催される本日の撮影会は、複数の芸能事務所による合同イベントだった。理緒と紗月の所属事務所のほか、逢瀬の事務所を含めて三社が参加し、合計七名のグラドルが顔をそろえている。したがって事務所別のバスも大小四台が乗り付けてくるわけでなかなかの壮観だった。
これだけの規模となると事務所間の調整も大変だが、それでも万障やりくりのうえで定期的に開催されていた。単独事務所のイベントよりも合同開催のほうが集客力が見込める。ファンにとっても『推し』以外のグラドルを知るきっかけになるし、事務所側としても新規顧客を獲得しやすい。そういう持ちつ持たれつの世界でもあるのだ。
参加者はベテランから新人までさまざまだ。理緒と紗月のように写真集を出している中堅クラスもいれば、今日が初舞台となるみうのような新人もいる。逢瀬のように、独自のキャラクターで固定ファンをつかんでいるタイプもいる。
撮影スケジュールは、一部あたり一時間。これが四回繰り返される。
具体的には以下の通りだ。
一部:十四時~十五時
二部:十五時十五分~十六時十五分
三部:十六時半~十七時半
四部:十八時~十九時
各部のあいだに設けられた十五分の休憩時間は、グラドルにとっては水分補給と着替え、メイク直しのための貴重な時間になる。炎天下での連続撮影は、見た目以上に体力を奪う。
カメラを持ち込むのは、もちろん一般の参加者だ。スマホで気軽に撮る人もいれば、明らかに趣味の域を超えた一眼レフやレンズを構えている人もいる。レンズだけで数十万はくだらないだろう、という機材を肩から提げている常連客もちらほら見られた。彼らは皆、チケットを購入し、決められた時間内で自由に撮影する権利を得てこの場に立っている。なかには全部参加するという豪のものもあるようだが、大抵はどこか特定の時間帯だけの参加者だ。
七名のグラドルがそれぞれ持ち場を移動しながら、個別撮影、グループ撮影、そしてリクエストに応じたポーズ撮影へと、めまぐるしく一時間をこなしていく。
時間はタイト、しかし求められるものはシビア、決して楽な仕事ではない。
それでも理緒は、この仕事が嫌いではなかった。
ファンと直接交流できる撮影会は、グラビアアイドルにとって重要な収入源だ。売れっ子になると日に数十万円を稼ぐこともあり、月収の大きな柱になる。この規模となるとあっても年に一、二回とはいえ、単体ないし紗月とのペア仕事であれば、月に二回程度はこなすようにしていた。だから慣れたものだ。どんどん進めていく。
一方紗月はまだ慣れず、ついていくのが精一杯だった。幸い、理緒と一緒の撮影を求められることが多かったので、大きなミスはなかったと思う。
第一部が終わり、休憩時間に入る。
やっぱり、ハードだ──。
紗月は日傘の下で水分を補給しながら息をついた。一時間も被写体を取りつづけるというのは、見た目以上に体力を使う。とくに今日のような炎天下では、笑顔を保つことそのものが一種の運動だった。
まだ夢の中にいるような気がする。これは現実なのだろうか、紗月には、自信がない。
去年、なりゆきでデビューしたときは本当に何もかもが大変だった。
運良く成功して、とんとん拍子に理緒ちゃんと同じ世界でデビューすることになったけど、まさかこんなに、ファンイベントの撮影会が頻繁に行われているなんて。正直に言えば、引っ込み思案の私にはそれがこなせるなんて思えなかった。
それが一年経ったいま、私個人にもそれなりに人気が出て、こうして熱心に通ってくれる人がいることも、こうして自分が人前で水着姿でポーズを撮ったりしていることにも、にわかには信じられない思いがある……。
でもここまで来れたのは、理緒ちゃんが側にいてくれたから。彼女がいなければ絶対にこんなことはしていなかった。
そういえば、と紗月は顔を上げた。理緒ちゃんは……?
理緒はすぐ見つかった。別のグラドルと談笑している。彼女とも面識はないはずだ。誰とでもすぐに打ち解けるところは、自分にはない才能だと紗月は思う。
バスに戻って水着を着替え、メイクを直す。慌ただしいけれど、プロ意識からか体が勝手に動く。最初の頃は、こんな手順すら覚えられなかったのに。
バスを出たところで理緒の姿を見つけた。今度はみうと話している。
「みうちゃん、さっきの構図よかったよ。あれ、自分で考えたの?」
「は、はい! スタッフさんに相談しながらですけど……」
「センスあるじゃん。次もその調子でいきな」
みうは頬を赤くして、嬉しそうにうなずいていた。理緒の手が、励ますように彼女の頭にぽんと乗る。みうはそれだけで、世界が輝いたみたいな顔をした。
紗月は、その光景をじっと見ていた。
別に、何もおかしなことはない。理緒は優しい。それだけのことだ。特に、困っている人には。まだ高校に慣れなかった頃の自分にも、同じように接してくれた。あのときの理緒の優しさにどれだけ救われたか、紗月はよく覚えている。
なのに、いまは。
胸の奥に、小さな棘のようなものが刺さっている感覚があった。
なんだろう、これ。
みうは可愛い。素直で、一生懸命で、誰が見ても好感を持つタイプだ。理緒が構ってあげたくなる気持ちもわかる。わかるのに。
でも、なんていうか、あざとい、って感じの可愛らしさかも──。
紗月は自分の頬に手を当てた。熱い。日差しのせいだと思いたかった。
「紗月ー、こっちおいでー。そろそろ第二部だよー」
遠くから理緒に呼ばれて、紗月は我に返った。
「うん、いま行く」
声を出して、表情を作る。いつものように。
慌てて頭を振った。こんな気持ち、誰にも気づかれてはいけない。せっかく会いに来てくれたファンの人たちに対しても、失礼にあたる。
紗月は内心のもやもやを振り払うように、努めて明るい笑顔を浮かべて理緒のもとへと駆けていった。
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
グラマラス・ライフ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年06月01日
参加申し込みの期限
2026年06月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年06月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!